【Diary(2002年3月)】


(3/31)

今日は、昼から先生のところへお伺いした後、又大丸に寄って来ました。
やはりちょっと今までの京都にない感じになってます。
梅田大丸は前からこんな感じではありましたが。
紳士服売り場に「ウィーンの森」と言うカフェが新しく出来たのですが、人が多すぎて今日は入れませんでしたが、ウィーンの音楽会に行ったみたいな雰囲気のお店になっていました。
素敵なクラシックが演奏されていました。
ウィーンは新婚旅行で行ったので、とても懐かしいです。

明日から4月。
早いものです。
山桜はこれからですが、見渡す限り桜は今が真っ盛りです。

(3/30)

今日は昼から主人と新しくなった京都大丸へ行って来ました。
新しく栗原はるみさんのカフェがオープンしたと言う事で、そこでお食事をして来ました。
食器売り場の奥に出来たのですが、モダンな内装のお店でした。
でもそのプレート皿は、自然派の和食(家庭料理)を盛り付けた感じでとってもヘルシー。
いいお店が出来たものです。
デパート内も、改装した所はとても都会的なセンスに溢れていて、昔ながらの改装していないスペースとの格差が楽しかったです。
土地柄から言って、そう言う昔ながらの場所も必要なのでしょう。
でも、全体に高級感を持ちながら、サロン風にくつろげるのがいい感じです。

昨日、きものを着たところを先生にお見せしたら、さぞ喜んで下さるだろうと思って病院に行ったのですが、その時車椅子を押していたら誰もが「お嬢さんですか」と後から聞いて下さったみたい(笑)。
着物姿で車椅子を押す人をはじめてみた、との事(笑)。
リハビリ病棟だし、やっぱり楽しく明るい方がいいよね。
4月5日の日には病院からバスを出して貰ってお花見に行くそうです。



(3/29)

今日は、15年来仲良くさせて頂いているご近所の奥様の招待で、漢検認定10周年記念のパーティに出席してきました。
漢検は京都の財団法人主催のものなのですが、その創始者であり理事長さんが、そこのご主人なのです。
華やかな事が大好きな奥様のご要望にも応えて、総絞りの訪問着で行きました。
帯も美容院で変わり結びをして貰って華やかに。
髪には生の白いカトレアをつけて。
漢字が日本の文化ならば、きものも日本の文化だものね。
奥様も、本当は総絞りの着物を着たかったのに主催者側なので地味になってしまった、と言っておられたのですが、青鼠色というのか藍鼠というのか、紫にも見えるきものに白の花菱の紋で、帯は白。
髪も高く結い上げて、たいそう格調高くお綺麗でした。
色留袖ではないらしいのですが、そんな風情。
満開の桜の花を想わせる雰囲気でした。
私も、せっかく着物を着たので、奥様との待ち合わせの時間の前に病院の先生のところにお伺いして来ました。
たいそう喜んでくださるからです。
パーティは流石に錚々たる方々が来ておられ、立派なものでした。

(3/28)

今日から、奈良の方で私のハーブの先生のパートナーの先生が講義をしておられるそのハーブ教室に、私も参加させていただくことになりました。
薔薇園が傍にある奈良の古いお寺の一角で行われる授業で、今日はアトピー性皮膚炎のことやグレープフルーツの事などについてお習いして来ました。
今日は、早く着きすぎたので、お寺の本堂などを見学し、それから薬草風呂にも先に入ってきました。
実習で作らせて頂いたのは、お顔につけても良いクリーム。
ローズヒップのオイルなども使いました。
カレンデュラ(マリーゴールド)オイルの効能についてのお話も興味深かったです。
奈良の帰りは、リニューアルしてグランドオープンしたばかりの京都大丸にも寄りました。
地下や1階のスペースのリニューアルは2年後と言う事ですが、2階から8階まで、かなりゴージャスで都会的になっていて驚きました。
京都大丸は、今までは土地に根ざしたデパートという感じが売りではあったのですが、それが一新して梅田大丸みたいにすっかり垢抜けた感じになっていました。
デパートも、これから色々と変わりそうです。

(3/27)

今日は昼から友人と先生のお見舞に出かけました。
先生のお元気そうなお姿に、友人も喜んでいました。

「ひとつ溜息をつくたびに幸せは逃げていく」
不景気不景気と言われる世の中だけれど、前向きに顔を上げることで、新しい幸せに気付く事が出来る。
常に希望を失わず、幸福の女神が目の前を通り過ぎる事のないよう、常に心を開いていたいなと思うこの頃です。

(3/26)

今日は昼から中学校の地域委員会がありました。
学区が3つに分かれているのですが、なんとくじ引きで委員長に選ばれてしまいました。
基本はパトロールと自転車整理、そして行事の雑用のようなのですが、委員長となると実行委員会に出て連絡なども中心になってやらなければなりません。
宝くじとかはなかなか当たらないけれど、こう言うくじに限って当たったりするのよねなんて思っていたら、まさにその通りでした(大汗)。

花ちりめんで作るおくるみ人形のキットを買って来ました。
とても可愛い赤ちゃんのお人形です。
これを基本形として、桜の花のイメージで何かつくってみようと思います。

(3/25)

今日は比較的暖かい一日でした。

今日は、烏丸五条にある手芸クラフトの問屋さんに行って来ました。
一般でも買えるし、1000円払って会員になればさらに15%引きになると言うお店で、こう言うお店が京都や大阪には結構あるのです。
アートフラワーのウエディングのリボンや小物などもあるので、とても重宝しています。
桜の花もそろそろ満開です。
桜の花をモチーフにして、何か考えなくっては。

(3/24)

今日も変なお天気でした。
でも、明日からは又暖かくなるようです。

今日で「知ってるつもり」と言う番組が最終回でした。
先週は人間ブッダがテーマでしたが、今日の最終回では「イエス・キリスト」。
イエスの人間としての苦悩、そして弟子たちの苦悩と人間の業。
そういうものがテーマとなった番組になっていました。
私自身は、家が法華宗で幼稚園がシスターが先生であるカトリック、弟が浄土宗の幼稚園、そして大学が共にプロテスタントと言う極めて日本的な八百万の神に取り囲まれた環境にいます。
私自身は何宗というのではないのですが、その環境の中で大自然の大元である神様は信じています。
その中で、イエス様については物語とかが大好きだったので、幼稚園の頃から聖書の物語に触れていました。
お話が大好きな子供だったので、幼稚園のシスターから聞くキリストにまつわるお説教も大好きでした。
月曜日になると必ず全園児が講堂に集められて聖書のくだりをシスターに聞かされるのですが、旧約聖書もとても面白かったですし、出エジプト記のあたりなどはドキドキしながら聞いていました。
幼稚園が終わった後、信者さんたちが幼稚園のお部屋を使って説話を聞いておられたことがあって、そんな時大人の中に混じってお話を聞いたことがあります。
確か、クリスマスにまつわるお話のくだりだったと思うのですが。
大学では、文学におけるキリスト教という意味で授業も受けました。
そんな訳でキリスト教徒というわけではない私にも関わらず、かなりこの「聖書」は私にとって思い出の多い冊子です。
そんな私が、今日この特集を見て、イエスの「山上の教え」と言うのを改めて聞きました。
前回のブッダのときも、お釈迦様の慈愛の心に目頭が熱くなったものでしたが、今回も思わずイエスの慈愛の心に目が潤んでしまいました。
「貧しきものは幸いである」「悲しんでいるものは幸いである。神が慰めをその人達に与えてくれる」
こうした考え方――医者は健康な人のためではなく、病めるもののためにこそ必要なのと同じで、神の教えは弱き者病める者のためにこそあるーーと言う弱きものへの愛。
イエスの愛は、常に弱者に向けられている。
本当に悲しみ、苦しんでいる人間があの言葉をもし聞いたなら、その人達こそがおそらくあの言葉に含まれた慈愛を感じ取れるんだろうな、その事こそがキリストの説いた愛なのかもしれないなと、おもったことでした。
それが、イエスが癒しの神であると言われる所以なのでしょう。
同時に感じることは、聖書と言うのは人間の業をあまりにも深く深く見つめている事。
12人の弟子の全てが、一度は我が身可愛さに「そんな人知らない」とイエスのことを言った。
裏切ったのはユダだけではなかったのです。
ユダにも又苦悩があり、ユダなりにイエスを慕っていた。
漁師や大工たちの集まりであった弟子たちの中で、ユダだけが軍人であり、どちらかと言えばインテリだったのでしょう。
イエスに対して、おそらく俗世的なユダヤの王、奇跡をなすものとしての華やかな姿を夢見ていたのでしょう。
だから、ゲッセマネの園で追いつめられたその時こそ、イエスはその真の姿をあらわしてくれるに違いない、と思っていたようなのです。
けれど、あるがままを受け容れ、人間の業を背負って十字架についたイエス。
旧約聖書にも、メシア(キリスト)は人間の業を背負って十字架につくと既に書いてあります。
イエスはその予言を実践し、受け容れたのでしょう。
そうしてはじめて、弟子たちもまた自分たちの業の深さー原罪を思い知る。
イエスの愛の教えは、自らの罪を悟った罪深き人間の心にこそより深く染み入る。
イエスの赦しを受け容れられるだけの頭の低い人間だけが救われるのかもしれません。
これは、仏教で言う所の「悟り」「成仏」にも通じるでしょうか。

我が家にも聖書がありますが、前に本屋さんで探して買ったものは現代訳だけでした。
でもやっぱり聖書は文語訳が好き・・・・・だって言葉の美しさが全然違うもの。
そこでふと思い立ってAmazonで検索。
そしたらありました!完全文語版が。
聖書にまつわる植物の本もあったので一緒に注文。
2、3日中に来るようなので楽しみです。

(3/23)

今日は朝から美容院へ行って髪を切ってきました。
大分伸びていたのでスッキリ。
来週ある漢検のパーティには、たらした髪に生のカトレアか何かをつけてきものを着て行く事にしました。

今日も、日本海側の気候がなだれ込んでいるせいか、時折雨がぱらつき、花冷えの一日でした。
桜はでも、大分咲き始めています。
今年の桜は早いようで、あたりがすっかりピンク色に染まる日が近づいているようです。

(3/22)

昨夜は雲も晴れていたのですが、今日は又時々雨がぱらつく日でした。

今日は、組紐が安く手に入る問屋さんのような店があると言う事で、そこに行って赤の細組紐を買って来ました。
江戸打組紐だとか唐打組紐だとかがあったのですが、私の探していたのは江戸打(八津組)の細いものだったようです。
これは、組紐が日本へ伝来した飛鳥時代から組まれていたと言われる実用紐であるとか。
作品に高級感が出るので良く使うのですが、紐の世界も奥深いですね。

(3/21)

今日は、雨がぱらつきがちな一日だったのですが、人形浄瑠璃
「仮名手本忠臣蔵」を見終わって京都造形芸術大学にある京都芸術劇場から出た時には、もう晴れていました。
大学の構内と言う所にも久しぶりに入りましたが、パソコンも設備されているカフェがなかなか素敵でした。
忠臣蔵は、私はNHKの大河ドラマで見たのが初めてなのですが、今時の子は「忠臣蔵」を知らない子の方が多いみたい。
なので、この「仮名手本忠臣蔵」と言った忠臣蔵モノの一番最初のものとも言うべき芝居を、文楽の人形浄瑠璃で子供にも見せる事が出来る機会に恵まれてよかったです。
三味線の音と共に進められる物語。
三味線や琴の音を聞くと眠くなると言う主人と子供ではありましたが、それでも主人は元々忠臣蔵の話が好きなので、松の廊下の舞台背景が出てきた時などは大喜び。
子供は、歌舞伎は何度も見ているので、そういう感覚で見てくれました。
あと、やはり人形浄瑠璃という技術―まるで生き物のように人形を操ると言う事に対して、たいそう興味を持ってくれました。
最初に、文楽の人形の使い方の簡単な判りやすい説明と実演がありました。
私も、文楽を見たのは初めてです。
本当に生きているかのような細かい動きと、そして表情。
笑った時泣いた時怒った時。
判りやすいように、かなりその表情の変化が大げさに表現されるのも楽しかったです。
本当は、もっと前の席で見ることができていたら、もっとその表情の変化がわかって楽しかったのですが、チケット購入した時はもう僅かしか席が残っていなかったので残念でした。

(3/20)

今日はとても暖かな一日でした。

今日はお花屋さんで、
タッジーマッジー(バラの花を中心にしてその他の花、ハーブ、葉などを回りに添えてこしらえた小さな香りの花束)が売っていたので、先生のところへ持っていきました。
オレンジ色の花のそばに白い花、黄色の小花、姫ユーカリなどをあしらった優しい花束でした。
これから、庭のハーブもどんどん咲き出します。
そうしたら、私も作ってみようかしら。

(3/19)

今日は晴れでした。
沈丁花の花や白木蓮が咲き誇る毎日です。

年々花粉症の人が増えているようです。
私や家族には花粉症の人がいないのですが、「かゆい」ということは神経に直接くるから辛いですね。
アロマテラピーでは、ユーカリの精油を鼻から吸い込む事でその症状を軽くする事が出来ますが。
この一番いい季節に花粉症に苦しまずに春の匂いを味わえると言うことは、有難い事です。

子供も、お弁当が要らなくなってもう直ぐ春休みです。
もう中3になるなんて早いものです。

(3/18)

今日は晴れで暖かかったのですが、昼から雲が出て、時々雨がぱらついたので少し寒くなりました。

河原町通りに出てみれば、三月半ばまでお雛様を飾っていた所でも、もう半分片付けられて、五月人形が並び始めています。
五月人形のお飾りの思い出といえば、弟の兜を毎年飾っていたのですが、一緒に飾られていた作り物の粽や柏餅が美味しそうだった事。
ままごと遊びみたいで楽しかったです。

お喋りには2種類ある。
子供のお喋りと大人のお喋り(年齢にあらず)。
子供のお喋りは、自分の楽しかったことを一杯嬉しそうに喋り続けるだけ。
大人のそれは、人のいらぬ事や陰口、悪口、そして愚痴。
そして、そう言う人に限って自分のそう言うお喋りはイイコトだと思っていて、子供のそれを鬱陶しいだの疲れるだの言って批判したりする。
さて、どちらが本当のお喋りでしょう(笑)。
どちらにしても「人の話を聞く耳を持つ」と言うのは、一番大事なことなんでしょうね。

(3/17)

昨夜は朝までかかって、千草工房からの季節だよりの封筒を仕上げ、今日ポストに全部入れました。
千草工房も3年目に入りました。
毎月の四季折々のおたよりを、これからだしていこうかなと考えています。

昼からはいつもの温泉へ。
露天風呂では素肌に早春の風が気持ち良かったです。

今日、「知ってるつもり」と言うTV番組で、お釈迦様の人間としてのその生涯についてのテーマを扱っていました。
とても心打たれ、目頭が熱くなりました。
お釈迦様の生涯については、まだ小さな子供だった時にお寺さんかどこかが発行した子供向けの本が家にあったので、それを読んだのが最初です。
白い象が胎内に入ってくる夢を見られたマーヤ様が、花咲き乱れるルンビニーの園で、小さな赤ちゃんをお産みになった話など、幼かった私にもとても魅力的なものでした。
やがて出家されて苦行をされるのですが、思い悩んだ挙句「私の求めるものに到達する方法は苦行にあらず」と悟られる。
その言葉もまたとても印象に残っていました。
「中道」ということ。
そして、さらにあるがままを受け容れる曇りのない心。
とらわれない心。
「空」ということ。
これは、簡単そうで一番難しい事かも知れません。
そして又、思ったことは、お釈迦様の弟子などを諭す時のお言葉の奥深さ。
お釈迦様は決して教えをおしつけない。
その本人の心に問いかけ、自ら悟らせる。
そこに又、慈愛の心を感じたことでした。

(3/16)

今日は晴れて、とても暖かでした。
今日は、父の誕生日だったので、電話をしました。
68歳になったのに、母に78歳と言い間違えられたらしく、少々ショックを受けたようです(笑)。
遅くなりましたが、今日プレゼントを買って来ました。
京都の寺町通りに、アジアの品々を現地で直接買い付けて来て、店頭に並べているお店があります。
そこで前から見ていたヴェトナムのコーヒー茶碗と菓子皿のセットをペアーで買って来ました。
草花紋(そうかもん)と漢字紋の藍地の古色のものを買いました。
直接買い付けてきているものらしく、かなりお安いので、自分のものも買いました。
又、漢字検定のパーティに招待していただいたので、いつもお家にお伺いしているそこの奥様にも、お誕生日祝いを兼ねて漢字紋と赤絵の草花紋の抹茶椀を買いました。
とても繊細で、手に取ったり口に付けたりするととても優しい感じが伝わってくるお茶碗です。

今日は、東福寺の涅槃図を、主人と一緒に見に行ってきました。
こちらの涅槃図にも、天龍寺のものと同じく猫がいます。
天龍寺のものは刺繍のものとしては国内最大級のものでしたが、こちらは手描きの絵でした。
たいそう大きく、極彩色。
色がとても綺麗で、しかもお坊さんが丁寧に説明してくださる上に写真も自由に撮ってよいとのことでした。
天井の龍も見事でした。
実は15時半頃行ったのですが、最終日(3/14〜16のみ公開)だったせいか15時にはもう終了していたようです。
けれど、参拝客が多いので、15時45分まで開いていて本当に良かったです。
無事、お釈迦様とその弟子、そして動物たちを拝む事が出来ました。
「まあ、お釈迦様の涅槃に遅れて来たけど間に合ったここの猫みたいですね」
とお坊さんに言ったら、なるほどと笑っておられました。

その東福寺の帰り道、駅の傍の「ここはな」と言うアジアの美術品なども室内に色々コレクションした、小さいけれどお洒落なお店に入ってお茶を頂きました。
なんと、明日そこでは先着80名と言うことでX-JAPANのToshiのライブが行われるとのこと。
インターネットで調べてみたら、Toshiは今、「詩旅」として毎日、こういったお店を巡っている様子。
素敵ですね。

今日は、室生犀星の詩集が届いたので、先生のところへ持っていきました。
私もこの北陸の詩人の歌集を、同じものを注文して買いました。
特にこの犀星の春の歌が好きです。
それが、まさに故郷の春だからです。
その詩の中に「ながし雛」と言うのがあって、先生が「流し雛は鳥取がいいのよ。結局行けていないんだけど」と仰っていたので、来月の15日の10時から行われるこの行事を、是非この機会に体験してこようと思っています。
友人に連絡を取ったら、その日はスケジュールが空いているとのこと。
その日、晴れたらいいな。

 東福寺本堂・天井

(3/15)

今日は、昼ちょっと過ぎに京都に戻りました。
先生から真っ赤なカーマインレッドの口紅を買ってきて欲しいと頼まれていたので、これはもう先生ならシャネルしかないと思い、シャネルの22番を買いました。
「スタールージュ」の名を持つこの22番。
先生にも喜んでいただけて嬉しかったです。

ホワイトデーのプレゼントは、今日宅急便屋さんに連絡して受け取りました。
タイやカンボジアに旅行された時買われた品を、お土産がてら頂いたりなどしたのですが、ドラゴンの形のガラスのマドラーや象を掘り込んだ木のブックマークが素敵でした。

鳥取では流し雛を買って来ました。
以前、河原町のお店で鳥取の流し雛として買ったものは藁が古くなっていたので、丁度良かったです。
素朴で味わい深い流し雛。
鳥取では旧暦の三月三日(今年は4月15日)の10時からこの流し雛の行事が行われるようです。
昨夜泊まったホテルがとても綺麗で、ヨーロピアンルネッサンス調の内装で、シングル1泊7000円で天然温泉に入り放題というとても素敵なところだったので、是非又行きたいなと思ってはいるのですが。
朝の10時じゃ日帰りは無理だよね・・・・・

(3/14)

今、鳥取に来ています。
因幡の白兎の里でもあります。
今日は、鳥取の大砂丘に行ってきました。
靴を脱いで、素足で砂丘の砂に触れました。
地球を感じる。
砂の暖かさと優しさに、癒される素足の感覚。
そこから見えた青い日本海にも、本当にj感動しました。
本物のラクダに乗せてもらえると言うことで、乗ってきました。
本当に素敵な体験でした。

(3/13)

今日は、青色申告の提出に行って来ました。
何とか提出できて、ホッとしています。

今日もとても暖か。
明日は、鳥取の砂丘を見に行く予定なのですが、晴れるかな?

(3/12)

今日も暖かかったです。

今日はベランダの植木鉢のお手入れ。
芽を吹き始めた草木の古い枝葉を整理して、球根なども植えかえました。

今日はミモザを買って来ました。
ウッディーな優しい香りのレモンイエローの、春を告げる花。
リースにして玄関にかけています。

(3/11)

今日は又、暖かないいお天気になりました。
青空が眩しいです。

青色申告。
もう、明後日くらいまでに出さなければいけないのに、何にもしていません。
昨日、去年の資料を取り出してきました。
頑張って書かなくちゃ。

今日も先生のところへお寄りしたのですが、行く道すがらの家々の早咲きの桜が綺麗です。
沈丁花の香りもほのかに香る今日この頃です。

(3/10)

今日は、午前中はいいお天気でしたが、昼からは雨のぱらつくお天気でした。
又少し寒くなったようです。

今日、ビアスの「悪魔の辞典・角川文庫」、玉村豊男さんの「パンとワインとおしゃべりと・中公文庫」、辻邦生著の「西行花伝・新潮文庫」そして北川悦吏子の「最後の恋・ノベライズ版」などいくつか本を買ってきました。
子供は、「悪魔の辞典」を、妖精モノか何かだと思って興味を持ったようですが、まだ内容は彼にはちょっぴり早いみたいでした(笑)。
パタリロと言う漫画で、パタリロ流悪魔の辞典と言うのがありました。
それは、大人が見てもかなり気の利いたものでしたが、子供にも判りやすく、楽しんでいたようですが。
ビアスの「悪魔の辞典」には、かなり当時の時代背景を感じられるものも中にはありますが、でもこれから興味を持って読んでくれるようになるかな?
でも、まずは芥川の「侏儒の言葉」を与えるのが良いかしら。

(3/9)

今日は、とてもいいお天気でした。
もう春満開かと思うほどの暖かさ。
今日は、先生のお顔を見てから、それから是非見に行くようにと言われていた涅槃図を見に、嵐山の天龍寺に主人と行って来ました。
在家信者が寄進したと言う頭髪を用いた中央の釈迦如来の螺髪が印象的でした。
その為、この刺繍涅槃図はその在家信者によって寄進されたものと思われているそうです。
下部の動物たちの中には、涅槃図としては珍しい猫がいました。
そして、この刺繍涅槃図がまつってある法堂の天井には、天龍寺の新しいシンボルとして『平成の雲龍画』が雄々しく描かれており、目を見張った事です。
それから、
天龍寺の庭園へ。
早春の芽吹きの写真を、デジカメに収めてきました。
いろんなものの芽が、どんどんこれから芽吹く春。
心がときめく春です。

今日の「世界ふしぎ発見」は宮本武蔵。
その武蔵との関わりで有名な吉岡一門が、剣術指南の他にやっていた京都らしい仕事とは何かという問題がありました。
その答えとは「染色」。
そこで、私もお習いしている吉岡先生の染司よしおかが出て、先生のお姿がそこに映し出されました。
最近、染色を習いに行けていないのですが、先生のHPには会員として登録しています。
又、時間を見て習いに行きたいです。

 

(3/8)

今日はいいお天気でした。
プリーツプリーズのこの春の新作の明るいシャツを着て先生の所にお伺いしたら、春らしい色ねと喜んでくださいました。

このシャツを買う時に試着したのですが、その時、かけていた眼鏡を取ったら、「顔が全然変わりますね」と思わず言われてしまいました(笑)。
やっぱり眼鏡をかけると顔の表情が硬くなっちゃうのかな。
元々遠視なので、必要な時だけかけるようにしていたのですが、最近楽なのでかけっぱなしなんだけど。

(3/7)

今日はまだ雨が残るお天気だったものの、お日様が出てきて明るくいいお天気でした。
今日は、先生が病棟を移られる日でした。
明るく広い病室になり、ご自分でも車椅子からベッドに、そしてベッドから車椅子に移動できるような環境になりました。
早く、車椅子の上でもアロマテラピーによってこんなにも素敵に楽しく日々が過ごせるものなのかと言う、そう言う形で復帰される日を待ち望んでいます。
私が丁度お見舞いした時に移動があったので、微力ながらお手伝いできてよかったです。
ご主人も来ておられて、とても仲の良いご夫婦のご様子でした。

(3/6)

今日は、啓蟄。
雨が振ったり止んだりの、微妙なお天気でした。
私が外に出た時は、幸いいつも晴れていたのですが。
昼からいつもの温泉へ。
露天風呂が気持ち良かったです。
夕方は、お買い物のあと、先生の所へ行きました。
北野天満宮の梅の写真やらをプリントアウトしたので、それを持っていきました。
先生に教えていただいた蝋梅の写真も一緒に。
藻塩のお勉強を昨日はさせて頂いたのですが、今日は万葉集の中の「橘」について調べてご覧と言われました。
万葉集の花(植物)と言えば、これまで私にとっては「早蕨」「かたくり」「菫」。
私の故郷富山と万葉集はとても関わり深いものですが、その富山と関わり深い植物でもあります。
素朴な花が、やはり好きだったのかな。
「梅」はまた、万葉集とかではなく、それ自体で好きでしたが・・・
海の男を歌ったますらおの歌や、防人の歌、そして山上憶良の詠む子供の歌も懐かしい。
富山も万葉の里ですが、今は奈良からも近いです。
又、新しい今の自分のイメージで、もう一度読んでみたくなりました。
万葉集の中の「香り」を中心に。

(3/5)

今日は昼から雨でした。
でも、暖かいです。
明日はもう啓蟄です。

今日も先生の所にお顔を見に行ったのですが、万葉集の中の「藻塩やく」と言う歌を探すよう頼まれました。
藻塩焼きとは万葉集などの和歌に詠まれる古代の製法による塩のことで、
「名寸隅(なきすみ)の 船瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に 朝なぎに 玉藻刈りつつ 夕なぎに 塩藻焼きつつ 海(あま)をとめ」(万葉集・巻六935)
と歌われていました。
アロマテラピーとも関連深いタラソテラピーを学ぶ上で、とても大切なもののようでした。
色々とこの「藻塩」でネットで検索もかけてみたのですが、たいそう興味深いものでした。

(3/4)

今日も暖かでした。。
明日からはお天気が崩れそうですが、もう春。
今日も先生の所に行って来たのですが、今の季節は是非「涅槃図」を見ていらっしゃい、とお勧めを受けました。
お釈迦様が菩提樹の木の下で永遠の眠りにつかれた時に沢山の動物たちがやってきて、そのお別れに涙した姿が描かれているのですが、先生はあちこちに見に行かれたそうです。
動物たち一匹一匹の姿が描かれていて、とても興味深いし心温まるものなので、私も是非ホンモノを見たいものだと思いました。
家に帰ったらインターネットで「涅槃図」で検索してみなさいと言われ、早速調べてみました。
真如堂や東福寺、泉湧寺、そして嵯峨釈迦堂にある涅槃図も良さそうですが、極彩色の「刺繍八相大涅槃図」 天龍寺で初公開と言う事で、こちらが我が家から一番近いので、是非行って来ようと思います。
公開は2日から17日まで。
八相大涅槃図は17世紀後半の江戸時代の作と見られ、縦4、3メートル、横3、4メートルの大きさの、絹地に20数色の極彩色の絹糸を用いた刺繍が施してあるそうです。
釈迦の頭髪は信者の寄進とみられる人毛が用いられているとか。
真如堂の方も31日まで公開してあるそうなので、行こうと思います。

先生からは、ベッドの上で読むための単行本の「万葉集」「西行法師歌集」「室生犀星詩集」を頼まれました。
いずれも心優しき歌集なので、私も改めて読みたいと思いました。

(3/3)

今日はお雛祭り。
我が家では、3月の行事として、お雛様は3月一杯祝います。
旧のお雛様は今年は4月15日だそうで、それまではいいかなと思っています。
私にとっては、春を寿ぐお祭だから。
今日はお天気も暖かで、快晴でした。
1日から、入院しておられたハーブの先生が、家の近所の病院に転院して来られたので、毎日顔を覗かせています。
大分お元気になってこられたので、嬉しいです。

夜は、博多練酒と言うのを、お白酒として、夕食と共に頂きました。
初めて飲んだのですが、とても柔らかくて甘くて美味しかったです。
練酒(ねりざけ)の存在は、文献では室町中期からその名を見せているようです。
戦国時代には出陣の契機付けに飲まれ、その後もおめでたい三々九度や正月をはじめとした五節句などに用いられた祝い酒であるとか。
上質の米、もち米を乳酸醗酵させ、その乳酸液に、米・こうじ・水を入れて再び醗酵させてうすで挽き、絹布でこしたものだとか。
日本酒の原点とも言われるもののようで、白酒は練酒を簡略した製法で作られるようです。
アルコール度数も4〜6度と低めなので、飲みやすかったです。

(3/2)

今日はお料理教室の日でした。
季節の日本料理 ということで、筍料理の他、胡麻豆腐も手作りで作りました。

すっかり暖かくなりました。
このまま春になるのかしら?
明日はお雛祭り。
お雛様ももう一対作らなくては。
節句料理は何のお料理にしようかな・・・・・

(3/1)

今日から3月。
今日は、ミニ香袋のご案内状を作って出しました。
先に出した分に電話番号を入れていないことに後から気付いて冷や汗。
気付いた分にはとりあえず手書きをしました。
お年賀状をいつも出している方にだけ出しているので、何とでもなるだろうけれど・・・3月の布遊びとしてお雛様の写真を撮るから、それを出せばまあいいかな。
今日は、縮緬生地の方の香袋を20個頼んでくださった方があり、明日お届け予定なのでせっせと縫いました。
思った以上に可愛い仕上がりなのが楽しいです。

今日は、「宇宙戦艦ヤマト・完結編」がCSで入っていました。
ヤマトより実は「999」とかハーロック、エメラルダスが好きだったのですが、それでも劇場版とか映画館に観に行ったものです。
妙にもてはやされ、だんだん作品が「玉砕」指向になり商業的になっていったのに対して個人的に少し退いていた部分がありました。
何回これで最後、と言って作品を作るんだ、と言う所もあったので(笑)。
でも、そのメッセージには心に響くものがあったので、特に1作目が好きです。
この完結編。
沖田艦長がなぜか実は生きていて(笑)、登場するのです。
ツッコミ所満載の登場の仕方ではありましたが、その全ては、ラストでヤマトが沖田艦長と共に、アクエリアスの海に沈むシーンに繋がりました。
そのシーンでの音のない映像。
思わず胸が熱くなりました。
あれは、まさにかつて無敵艦船の名を誇り、零戦と共に米軍を畏れさせた希望の星戦艦大和が、真っ二つに割れて海の底に沈んだ、その姿を再現したものに違いないのです。
巨大な船の最後。
それは戦争と言う舞台の中で、米軍に敗れて沈んだと言うそう言う設定の中での出来事ではあったけれど、一つの時代の終わりを意味したに違いないのです。
戦争なんて、どっちも悪くてどっちも悪くないもの。
だから、そう言う事は取り払って考えた時、多くの青春と夢がそこにあったに違いないと思うのです。
私は当然大和は知りません。
けれど、そのシーンで思わず、「戦艦大和の最期を今見た」と思いました。
涙が出そうでした。
あの時、宇宙戦艦ヤマトも同時に終わったのでした。
老兵は去り行くのみ。
新しい命は、次々と息吹いていくのですね。
役目を果たした船は、静かに今も海底で眠っているのでしょうか。