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【Diary(2001年10月)】



(10/31)

今日も晴れ。
陽射しは強いですが、めっきり寒くなってきました。

今日はハロウィーンデー。
カボチャの容器に詰めたクッキー買って来ました。
明日から11月だなんて・・・・・1年がすごく早い。
色々あった30代とももうさようならの月。
家庭があって子供があって、そうしてささやかながら工房を営む今現在の自分には不満はないし、30歳になったばかりの自分と比べても、いい形で年を重ねられたと思っています。
こうやって毎日HPを更新し、毎日人が訪れてくださる事も、とても幸せです。
でも、確実にないものが一つだけあるわ。
不景気な世の中。
それだけが悩みの種(笑)。

そんな中、自分で自分にお誕生日祝い。
プリーツプリーズの限定新製品として、小さく折りたためる軽い半コートを買って来ました。
すごく軽くてカジュアルに着こなせる。
身軽でコンパクトに動ける40代を目指そうかな。

(10/30)

今日は昼からいつもの温泉に行って来ました。
秋晴れで露天風呂が心地よかったです。
近くに小さな御陵公園もあるし、なんだか観光地気分(^^)。

リンデンバウムの葉を買って来ました。
薔薇や柑橘系とあわせて新しいポプリを作る予定です。
リンデン=菩提樹。
すごく優しいイメージの香りです。
温かな香りが作れるといいな。

(10/29)

今日は昼から四条に出ました。
デジカメに撮った薔薇の写真を現像に出して、それから模様替えしたデパート内をいろいろ見たのですが、大丸の1階とか、すごくムードが変わってる・・・
なんか明るくなった感じです。
来春には完全に新装オープンするようなんだけど、まだまだどう変わるんだろう・・・

なんとか昨日の眼精疲労は治ったみたいです。
新しいポプリも作らなくては。
上にコート着たりすれば、年じゅう半袖でもいられる今日この頃だし、衣替えもまだしていない。
年末に向けてそろそろラストスパートです。

(10/28)

今日は、夜帰ってくると思った子供が、早々と帰宅。

首筋の凝りがこびりついてなかなか取れない。
やはり眼精疲労からきているのかな。
風邪は治ったのですが。
お風呂に長く浸かったり、熱いハーブティを飲んでみました。

(10/27)

今日は、子供が泊りがけで山岳部有志でミニキャンプ。
寝袋を持って出かけていきました。
なので、夜は先週行った炭火焼の焼き鳥屋さんへ行って食べてきました。
主人は、仕事先の送別会を有志でやると言う事で昼間電話が掛かってきたので、22時ごろ呼び出されて出かけていきました。

狂牛病で騒がしい今日この頃ですが、もう既にメディアに取り上げられる前からそう言う危険性はあったわけだし・・・
そう考えたら魚だって豚だって鶏だって皆一緒。
と言うことで表示されて売られているものは普通に買って食べているのですが。
でも、これを機会に取締りがキチンとされたり、色々と見直されると言う事はいい事なんでしょうね。
だけど、よく考えたら我が家は肉は豚や鶏が多いような。
牛肉は、全体の2割しか食べていなかった事に、はたと気付くのでした(笑)。

(10/26)

今日も快晴でした。

今日は久しぶりにリフレッシュマッサージのお店に行って来ました。
パソコンをしている時、よく横座りをしているせいか、左の足だけやたら凝りがキツイのです。
左膝の裏に、妙に鋭い痛みが走るほどで、最近流行りだと言う回帰力リングの足首バージョンで多少改善したものの、結局行って来ました。
首の付け根から背中、腰、そして足への流れで、こびり付くような凝りがありました。
なんというか・・・表面的にはかなり柔らかい筋肉なのですが、筋とか神経が凝るようです。
だから、奥深い部分の方が凝ってる。
チクチクするんだもの・・・パソコンやる時の姿勢にも気を付けなきゃね。
結構も悪くなっていたようなので、これから寒くなる事だし温かいものを飲むようにしよう・・・

もうじき、さらば30代です。
なんだか不思議。
まだ青くてガチガチに固い蕾だった10代。
ピチピチと元気だった20代。
色んな意味で膨らみも変化もあったある意味怒涛の30代。
常に今が一番いい、とか思っている自分だけれど、なんだか責任重い40代。
素敵なマダムになりたい、と思うのですが、今の自分では色々と最後の一歩でいつも力不足を感じてます。

(10/25)

今日も秋晴れでした。

「割合で覚える和の基本(村田吉弘著・NHK出版)」と言う本を買って来ました。
「菊の井」三代目主人だそうなのですが、同じくこの方の著になる「誰にでもできる京風おそうざい(淡交社)」「和食はかんたん(光文社)」と言うのも面白そうです。
特に「割合」で覚えると言うあたり。
色々と応用が利きそう。
どちらかと言えば私が普段よく作るものは、どうしても洋食が中心です。
洋食だと自分が安上げて豪華そうに見せる料理を作る方法を、和食より知っていると言う事と、作ってて楽しいと言う事があるのですが、やっぱり日本人なら和食を上手に作れなくては。
和食は一番難しいのです。
京都に住んでいる土地の利で、3ヶ月に1回くらいは最近いつもの料理教室の専科で学ぶ事ができるのですが、一番気が張る。
頑張って毎日のお料理に取り入れてみよう・・・

(10/24)

今日は、ネットで知り合った友人と大阪の京橋で待ち合わせました。
天気も良くて比較的暖かな日でした。
いろいろ語れて楽しかったです。

昼からはMIDシアターで
「ハムレット」を見ました。
1公演につき500人前後しか観客を入れないと言うスタイルの観劇。
コの字型にステージを囲んだのですが、私の見た場所は、ステージ右横の最前列。
この横列はなんと5列までしかありません。
しかも、通路はおろか間客席まで所狭しともちいられたステージ空間。
驚きの連続で、息のつく間なし。
赤と黒と白を効果的に使いながら、室内劇の要素をふんだんに盛り込んだ素敵な舞台でした。

(10/23)

今日は晴れ。
風邪もどうやら治ってきたようです。

昨夜、旧約聖書に出てくる出エジプト記以後のエリコの城壁の話を改めて調べてみました。
まさに古代中東戦争という感じ。
聖絶に関する考え方とか、砂漠に生きるものの、そして弱肉強食でなくては生きていかれなかった時代の厳しさ恐ろしさを見る思いでした。
やがて、汝を迫害するものや敵を愛せと言う考え方が、新約聖書などで生まれてくるわけですが。
瑞穂の国である日本に生まれ育った私たちとしては、或いはそう言う生活環境に生まれ育ち拠り所にしてきた人達の価値観のことも、ちょっとは考慮に入れてみる必要があるのかも知れません。
人間の価値観は多種多様。
それを理解しなければ、きっと共存も生まれないから。

(10/22)

今日は雨。
風邪気味だったので、家にいました。
主人の会社の健保でいつも頼んでいる生薬配合の「第一かぜゴールド」と言うのが、個人的に合うようです。
鼻風邪っぽかったのですが、何となく治ってきた感じです。
3時過ぎに、子供の眼鏡を治しにやったのを取りにようやく外へ。
いつもは自転車で行きなれているので、20分近くかけて西友に行くのがなんだか遠い。
明日から又、晴れてくるようですが、ぐっと寒くなりました。
もう、11月まで間近です。

(10/21)

今日もまた、雨混じりのお天気でした。
ちょっと鼻風邪気味。
急に寒くなったので、暖かい掛け布団も出さなくては。

「知ってるつもり」で暗殺されたイスラエルのラビン首相とアラファト議長のあの平和会談にまつわる話を扱っていました。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の成り立ちについての歴史も振り返りつつ。
武力では平和では生まれない。
でも現実はなかなかそうはいかない。
人間は苦渋しつつ、茨の道を歩く訳ですが、昔から聖書の預言者って最後には必ず血まみれになるんですよね。
耳に痛いことを言う者は、石を投げられる訳で。
でも、そこまで全うした後には、必ず何かが生まれている。
いや生まれて欲しいものだと思いました。
エルサレム。
それは「平和」と言う意味の言語だそうです。

(10/20)

今日は夕方、近所の炭火焼の焼き鳥屋さんに行って来ました。
しそ焼酎やら胡麻焼酎やらも置いてあるお店です。

母から、エジプトのお土産が届きました。
ピラミッド型の箱に入ったチョコレートや、ディオールのVoyageのコロンとボディローション。
それと銀のスカラベのネックレス。
どうやら母は、スカラベはスカラベという名の生き物で、コガネムシ(黄金虫)とは別の生き物だと思っていたみたい。
コガネムシじゃなくて所謂ふんころがしだと言い張ってました。
なので、お母さんが昔買ってくれたファーブル昆虫記のふんころがしの話をする事に(笑)。
コガネムシそのものが、コガネムシ科と言うかなり広い定義で、甲虫そのものを指す言語だと言う説もあるのですが・・・
スカラベとは、タマオシコガネの事だそうで、コガネムシ科ダイコクコガネ亜科に属するそうです。
ふんころがしの名で日本でも比較的有名ですが、このタマオシコガネは古代エジプト語でヘペレル (KHEPERER)といい、動詞ヘペル(KHEPER)は「生成」、「創造」、「再生」を意味するとか。
その丸い体形、さらに糞球を転がす様から、古代エジプト人は太陽を転がす創造と復活の神と考えたとか。
タマオシコガネは糞球を地中深く埋め、ナイルの氾濫や降雨によってやわらかくなった外壁を破って生まれてきます。
古代エジプト人の信仰も、太陽は地中深くから昇ってくるとされているので、タマオシコガネにそのシンボルを与えたのでしょう。
ヘプリとは、頭部がスカラベの男性、あるいはスカラベそのものの姿で表現される、エジプトの神だそうです。
天空の女神ヌトの息子だと言います。
ヘプリの持つ元素は土と水と火。
神として見た時のヘプリは、生命を象徴するものが古代エジプトには多く見出されていた為、実に様々な側面を持つそうです。
太陽をはじめ、牛や隼、蛇などの姿を与えられることもあったそうです。
太陽を転がす虫だから、銀より金が良かったのに・・・と思ったのですが、私がよく銀のアクセサリーをしているものだから、それで銀にしたみたい。
結局その母が送ってくれた銀のスカラベのペンダントトップを、母が前にくれたプラチナ(白金)のチェーンに付けました。
プラチナに付けるためには、やはり金より銀の方がいいようです。

(10/19)

今日は又快晴。
秋晴れでした。
今日は、梅田に行く前に、ご近所のマダム宅に注文した薔薇が来たと言う事で、写真を撮らせて貰いに行って来ました。
モダンローズの「ブラックティ」なのですが、大好きなのにいつも注文している園芸店に入荷されないと嘆いておいでだったので、デパートで売られていた事をお話したのです。
それで早速電話をしたら、今日入荷したと言う訳。
とても大きな大輪の薔薇でした。
オールドローズやイングリッシュローズの方がお好きな方なのですが、このブラックティは特別に好きなのだそうです。
私も、そろそろ薔薇の季節と言うことで、このデパートには11月中旬入荷予定になっている紅の「ザ・プリンス」(イングリッシュローズ)を注文。
ネットで前にモダンローズの「カクテル」を注文したお店には、ライラックピンクの色のブルボン種のオールドローズ「レーヌ・ヴィクトリア」と真紅のイングリッシュローズ「ブレイスウエイト」をメールオーダー。
こちらは年末に届く予定なので今から楽しみです。
そして、梅田コマで封筒ごと落としたチケットを受け取ってきました。
劇場内で落としていて本当に助かりました。
前から2列目だって・・・・・「カルメン」も前から11番目の中央よりの席でしたが、こちらも結構いい席だったようです。

(10/18)

今日は何とか雨は上がった様子です。
一雨ごとに寒くなるみたい。
チャイ(スパイスミルクティ)がお腹に優しい感じです。

小判型のトルマリンで作った携帯電話のストラップを注文していたのですが、今日到着。
早速付けてみました。
電磁波を防ぐのにトルマリンの持つマイナスイオンの効果が役立つというのですが、さてどのくらい役だつものかしら。
でも取り敢えずキャンディみたいに綺麗です。
パソコン用のUSBアロマポットも到着したので、早速取り付けました。
これでマイナスイオン効果の高いローズウッドの精油を炊いています。
グレープフルーツなどの柑橘系の香りもブレンドして楽しい気分。
パソコンの電源を落とす度、アロマランプの電気も一緒に消えるところが便利だわ。

昨日、来週行く舞台「ハムレット」のチケットを梅田コマの劇場内でピンクの封筒ごと落としたらしく、夜中に気付いて慌てました。
夜が明けてから、ドキドキしながら電話をかけました。
11時半過ぎないと係りの人が来ないと言われて待っていたところ、そのピンクの封筒が私の席付近に落ちていたと届いているとの報せが。
本当にホッとしました。
ゆうパックの着払いで送って頂けるようなのですが、900円以上かかるとの事。
自分で取りに行った方が早いし安いので、早速明日又梅田に行く予定です。

(10/17)

今日は朝から雨でした。
今日は、友人と梅田のスターバックカフェで待ち合わせたので、朝から大阪へ。
梅田の阪急インターナショナルホテルのスターバックカフェはソファーもあってゆったりしたスペースなのですが、前回行った時はもうソファーはふさがっていて座れませんでした。
朝早い時間に行くと座れたので嬉しかったです。
その後ロフトへ。
エスプレッソメーカーのケトルが乗るような小さなコンロ敷きや、洗剤の要らない台所用スポンジなども買いこんできました。
昼からは梅田コマ劇場でミュージカル
「カルメン」を観ました。
松竹座とかこの梅田コマとか南座とか。
日本の古くからあるタイプの劇場ですが、行くと必ず奥様方のほんのりとした香水の香りがする。
シアタードラマシティのような西洋式の劇場だと、コーヒーの香りのイメージなのですが。
その後再びスターバックカフェの店頭へ。
サンドイッチとかがあるのは日本のスターバックカフェだけと言う話を聞いたのですが、帰りにここのメキシカンラップ(サルサトルティーヤにフルーツジュースで煮込んだ豆とチリコンカンとレタス、メキシカンライスを詰めたもの)を買って帰りました。
ケンタッキーが出してるツィスター(ラップンロール)に似てます。
京都のスターバックカフェにもこのメニューはあるんだろうか・・・

(10/16)

今日は一日暗いと思ったら、昼から雨。

母が行って来たエジプトの神話について検索してみました。
もともと、世界の神話とかが大好きで、いろんな国のを子供の頃から読み耽っていたものです。
ギリシア神話や北欧神話、聖書(旧約・新約)・古事記などもそうですが、昔少年少女文学全集と言うのにインドやアジアの国々の神話や、アフリカの奥地の神話なども色々と収められていたのを読みました。
学校の図書館にも色々知られていない神話があったので読みました。
よく、勉強机の引出しにこれらの本を隠し、教科書などを読んでいる振りをして、お母さんに隠れて読んだものでした(笑)。
けれど、天照大神にまつわる色々な神話が、このエジプト神話と繋がり深いものもあるようだと言う事で、母も興味を持ったようでした。
エジプトはあらゆるものの根源である部分を持つと言う。
実際にエジプトに行って、母もそう言う部分を感じてきたようです。

(10/15)

今日も秋晴れでした。
今日は四条通に出て、USBアロマポットを探して見たのですが、数ヶ月前売っていた筈なのに見当たらず、家に帰ってパソコンで調べたら、楽天市場で直ぐ購入する事ができました。
送料が要るのですが、店頭で買うより1000円ばかり安くなり1980円となっているので、結果はとんとんのお値段。
明日早速発送して頂ける様で楽しみです。
よくパソコンに向かっているので、その電磁波を防いでくれるマイナスイオンを出すローズウッドなどの精油をいつも炊いているのですが、パソコン周りにおける手頃な大きさのものがなかったので嬉しいです。
街では、他に水栽培用のヒアシンスの球根と、土に植える用のヒアシンス&チューリップの球根を買って来ました。
「Espresso(エスプレッソ)―発行フレックス・ファーム―」と「NEW YORKバーテンダーガイド―サリー・アン・バーク著―」と言う面白い本も見つけました。
バーテンダーガイドはカクテルの本です。
写真もとても綺麗でした。
エスプレッソはマシーンもケトルも持っているのでたまに淹れますが、最近温めたミルクを泡立てる容器を買ったので、本格的気分です。
エスプレッソにまつわる話も面白そうなので、じっくり読んでみる積りです。

(10/14)

今日は昼からいつもの温泉に、久しぶりに行ってきました。
露天風呂では、秋空が素肌にとても気持ちよかったです。
又、最近、100円入れれば使えるマイナスイオン効果のドライヤーがそこの化粧台に置かれているので重宝しています。

爪ピカッシュと言う爪用の紙やすりみたいなのを買って来ました。
マニキュアを落として、早速磨いて見ました。
血行が良くなりピンク色になりました。
時々するとやっぱりいいのかな。

(10/13)

今日も晴れ。
今日は、昼から近くの西友にお買い物に行きました。
主人と行けば、重い買い物袋も運んで来られるし・・・久しぶりにその西友の近くにあるROYAL HOSTでお食事して来ました。

今日の世界ふしぎ発見は、「3つのばら物語 〜美の原点は貴婦人にあり〜」。
フランス革命前後の3人の貴婦人、「ポンパドール夫人、マリー・アントワネット、ジョセフィーヌ妃」のお話でした。
この「ふしぎ発見」は私が結婚した年からずうっと放送されているけれど、随分息の長い番組ですね。
最近ではもうテープが増える一方なので撮っていませんが、何年も録画していました。
さて、フランスに咲いた三輪の薔薇。
才女ポンパドールも素敵だし、内助の功を発揮したジョゼフィーヌも魅力的だけど、個人的にはやっぱり天使のように愛らしかったアントワネットが一番好きかな。
彼女が贅沢したから革命が起きた訳でもなく、国王の権限が次第に薄れ、金銭的にも代々の国王の贅沢の付けが回ってきて国庫は火の車だったにも関わらず、貴族たちは依然としてその生活を落すことなく華やかに暮らしていたのでしょうね。
借金してでも優雅に暮らす。
それが彼らのステイタスだったかも知れない。
その財源が国民の税金である事は、きっと当たり前の価値観の時代の人達だったのでしょう。
そんな中で時代が変わっていった。
その新しく啓蒙された新しい価値観の中で滅びていった人達。
それなりに自分たちのあり方を変えられた人だけが生き残ることも出来たのでしょうか。
その意味では、アントワネットは古い時代の価値観を貫いて生き、そして真っ赤な薔薇のように散った、誇り高き最後の女王だったのでしょうか。
敵国オーストリアの皇女故に、当時フランス革命派からある意味生贄にされた感のあるこのアントワネット。
新しい時代は、時として残酷な生贄をも要求する。
けれど今現在のフランスの人にインタビューすると、「彼女は革命に対しても自分自身に対しても激しく闘って生きた人だった」と言う答えもまた帰ってくるのが何だか嬉しかったです。
あでやかに生きた薔薇は、素晴らしい文化も又花開かせた。
アントワネットは、豪華絢爛な装飾品より、繊細で華奢な小さなものや、素朴なものを愛したといわれます。
バイエルン生まれのこのオーストリア皇女は、菫のような愛らしい小花もまた愛したのだとか。
ロココ文化の女王と言うべきアントワネット。
毎日朝風呂を浴びてほのかな優しい香りの香水を身にまとっていたという彼女。
さぞよい香りがしたのでしょうね・・・

(10/12)

今日も晴れ。
日中はまだ暖かいですが、少しずつ寒くなっていきます。
金木犀の香りがあたりにいっぱいです。

クローブを刺した姫リンゴが大分仕上がってきました。
刺し終えたリンゴは玄関において干しています。
毎年作るのですが、オレンジに比べて早く仕上がるのが嬉しい。
フルーツポマンダーのポマンダーの名前の由来は、ポム(フランス語でリンゴの意)とアンバー(アンバーグリスと言う名の香料―媚薬的効果)から来ているそうですが、そう考えたら随分色っぽい名です。
クリスマスやバレンタインのプレゼントにもいいかも。

(10/11)

今日は朝から晴れでした。

今朝エジプトから帰ってきた両親から電話を貰いました。
やはり、観光したのは最初の一日だけで、翌日には日本に帰ってくる羽目になったようです。
でも、行ったとたんに帰って来なければいけなかった人達のことを考えたら、まだいい方なのかな。
初日に憧れのピラミッドを見たらしい。
でも翌日に王家の谷やら宮殿やらを見る予定だったそうで、それが見れずに残念だったらしい。
でも、生きてて元気なら又行く事もできると思います。
ただ、あそこはいつになったら安心して行く事が出来る日が来るのでしょうか。
イスラエルもとても美しい国だと聞いているし、エルサレムの憧れの地です。
又、テルアビブの海岸などは魅力的でお洒落らしいですが、あそこはやっぱり危機管理がなっていない日本人が行くのは避けたほうが良いよね。

(10/10)

今日は朝から雨で、外が暗かったです。
昼過ぎには晴れ。

今日は、「花時間」と言う雑誌と「オリーブ石けん マルセイユ石けん」と言う本を買って来ました。
石鹸は、石鹸素材にホホバオイルやら精油やらを練りこんで何度も作った事があります。
この本も読んで、色々研究してみたい。
「花時間」は、もっと気軽にテーブルに花をというシリーズです。

今日から、とんねるずのタカさん主演の「レッツゴー!永田町」が始まりました。
とても面白いので、毎週見ようと思っています。

行きつけのビーズのお店に、先日から結婚退職した子が再び来ています。
どうやら、結婚して半年も経たないのに、ご主人が突然死してしまったそうで。
そういうことってあるものなのね。
何だかショックです。
彼女はまだ若いし子供もいなかったので、又幸せになって欲しいものですが、本当に人の命の大切さを改めて感じたことでした。

(10/9)

今日は、ケーキ教室の日でした。
タルト・ア・ラ・ノルマンド(アーモンド生地のヌガティーヌクリーム仕上げ)。
フルーティでこっくりとしたケーキで美味しかったです。
終わった後ご近所のマダムのお宅へ寄って、アップルポマンダー作り。
姫リンゴにクローブを刺すのですが、可愛いのが出来上がって行くのが楽しみです。

先日温めた牛乳を泡立てる器具を買ったのですが、これがなかなか美味しい。
スターバックカフェで買ったのですが、家にあるエスプレッソマシーンについている蒸気では上手く立てられないので、この泡立てコーヒーに憧れていた身にはとても嬉しいです。

(10/8)

今日は南座の招待券を頂いたので、16時から10月花形歌舞伎の
「木下蔭真砂白浪」を観に行って来ました。
橋之助の石川五右衛門と言う事で、役者も舞台も楽しみでした。
世の中は、米&英軍の空爆などで慌しいですが、こう言う世の中だからこそ、素晴らしいもの・楽しいものを見られるときに見て、大切にしたいものだと思うのでした。

テロを戦争だと言った瞬間に、そのテロ自体を自分たちと同じ次元に引き上げてしまう事になってしまった気がする。
正義と悪の戦争なんてない。
価値観の違うもの同士、どっちが勝つか争うのが戦争。
けれど国際的犯罪と言えば、それは戦争ではなく国際警察の領域になると思う。
けれど、戦争はかくして始まってしまいました。
日本も協力していると言う事で恨まれたりもしているようですが、より人道的な形での参加を、国家レベルでは過剰なほどのアピールも可能だと思うので、そう言う形で立場を示していく事は出来ないものなのかな。

(10/7)

今日は、合唱フェスティバルで神戸に来ていた東京の友人に会うために、主人と二人で朝から神戸へ。
昼食を共にしたのですが、最初神戸のピエナホテルに行きたかったのに、今日明日と結婚式とのことでディナールームが使えず、残念でした。
小さなこじんまりとしたヨーロッパ風のホテルなのです。
それで、そこから北野異人館の方に回り、「風見鶏の家」と「ラインの家」に久しぶりに行ってきました。
それから、北野坂にあったレストランでお食事。
それから神戸文化会館に行って合唱を聞いてきました。
目的の、その友人たちのコーラスグループ以外では、男の人達のコーラスがとても面白かったです。
その合唱はパフォーマンスと言いたくなるほどの懲りようで、スクリーンと画像を活用して、それにあわせてそのコーラスを進ませるのですが、普通合唱といえば揃った美しさを楽しむものなのに、なんともいえない微妙な「間」と、微妙にずれる「違い」を実に見事に計算して見せてくれていたのです。
その後、お菓子を買って帰ってきました。
「ドラゴンボール」に出てくる魔人ブウにそっくりなうちの主人。
お菓子も大好き(笑)。
神戸は、家が阪急京都線の駅の間近と言う事もあって1時間半程度でつくので、行けばかなり近いのですが、やはりどうしても行くのは年に1、2回になってしまうかな。
久しぶりで楽しかったです。

明日、米軍が空爆予定ってホントかしら。
今後、どうなるのでしょうか。

(10/6)

今日は
お料理教室の日でした。
今日は日本料理で、京都駅前のルネサンスビル内の「京いち」の料理長さんが来て下さる日でした。
日本料理は一番難しいです。
一つ一つの手間は割に楽なのですが、その作業がいくつもあるので、結構大変なのです。
でも、その分習いがいがある。
家では全部作らなくても、その中の一つだけでも作ると、かなり見栄えしますし。
秋らしい細工物を教えていただくのが楽しみなのです。
教室の先生には、姫リンゴをコンポートにするコツもお尋ねしてきました。
丸のまま煮たいので、どこかで切れ目も入れなくては味が染みないし、いろいろ試して見なくては。
やはりワイン煮が美味しいかな?
その先生、先日ギリシャ旅行してこられたようで、色々お話もお伺いしました。
モロッコも前に行かれたとか。
で、家に帰ってきてみれば、なんと実家の両親も、今日からエジプト旅行と言う事で電話が掛かっていました。
エジプトねえ・・・・・・そう言えば、昔から母はエジプトのピラミッドとスフィンクスに憧れていました。
今の時期、逆にエジプトとかの方が安全かしら?
ギリシャも結局、料理教室の先生も「何か起きるときは日本にいたって起きる」と考えて行ってこられたようだしね。

(10/5)

今日は、先日の子供の運動会のフィルムをCD-Rに入れてもらったものが出来る日だったので、四条通に出ました。
大丸では新装改装記念でイタリア展をやっていました。
リキュールとかワインとかケーキとか、なかなか魅力的な毎回のイタリア展。
ハムやチーズなんかも美味しいのよね。
今回はリキュールとして、レモンリキュールとレモンクリームリキュールが出ていました。
レモンクリームリキュールって、お菓子みたいな味なのかな。
イタリア風の素敵なテーブルとチェア―のセットもあって魅力的。
でも、まずそのためには広い家が欲しい(笑)。
藤井大丸では、代官山に行かなければなかなか買えないようなブランドの服とかを取り扱っている銀製品のアクセサリーショップがあったのですが、結構インパクトの強い服なので、京都より東京や大阪のほうが売れ筋らしく、服の方はそっちの方の店舗中心にすると言う事でその商品が半額になっていました。
「Poetry of sex」と言うブランドなのですが、なかなかお洒落。
デザイナーのオリジナルシャツなどが素敵でした。
地階の食料品コーナーには代官山の「TABELT」が入っていて、結構掘り出し物あり。
まだどこの店でも見かけない姫リンゴが並んでいて、早速買い込んできました。
毎年今の季節になると、姫リンゴでアップルポマンダーを作るからです。
とっても可愛い姫リンゴ。
半分はコンポートにして食べようかな。
あの形を生かしたコンポートがやっぱり可愛いよね。

(10/4)

今日は雨で、昼過ぎから又青空。
なんだか一雨ごとに涼しくなって行きます。
あたりは金木犀の香り。
もう、すっかり秋。

大きなお月様を見るたび、子供がまだ小さい頃、「おつきさま、どんどんおいかけてくるよ」と言っていたのを思い出します。
子供ってお月様が大好き。
自分のお友達みたいに思っていたんだろうな。
今は、主人の事は「オヤジ」と呼びます。
でも私のことは「ママ」(笑)。
ここ1,2年で急にホルモンの働きの影響で?赤ちゃんから少年になりました。

ニューヨークの友人に出したメールの返事がまだ来ない・・・・・電話回線がまだ繋がらないのかネットできる環境にまだ無いのか。
そろそろ心配になってきました。

日本は、今度の多発テロ事件の事に関して、どう言った参加の仕方をしていく積りなのでしょうか。
鳥越さんのページでも触れられていたけれど、自衛隊と言う形ではなくもっと民間のボランティアを誘導する形で難民救済を働きかけていけばいいのに。
自分がパーソナリティであるラジオ番組で、中居くんもこう言う時のアメリカのボランティア活動の民間からの盛り上がりには尊敬を覚えると、だけど日本で同じ事が起きても果たして同じように行くとは思えないし、あの阪神神戸大震災の時でもSMAPとしてチャリティ番組に参加もしたけれど、結局自分には何も出来ず非力である事が悔しい、でもせめてそう言う気持ちだけでも持っていたいと言っていましたっけ。

(10/3)

今日は快晴。
今日は久しぶりに子供の幼稚園のOBのヨガ同好会に出席。
終わった後皆でお食事、そして談笑。
日頃特定の友人以外にはあまりPTAの奥様たちと交流する事が無いので、結構学校の事や子育ての事で得る情報もあります。
その後、友人が家に来て、ハーブティを飲んだりビデオを見たりしました。

最近、コロッケは近所のコロッケ屋さんで1個30円で売っているお店の手作りのものを買うことが殆どだったのですが、久しぶりにポテトとひき肉と玉葱で作りました。
何故なんだろう・・・お店のものもいかにも「コロッケ」って感じで美味しいんだけれど、あんな風には作れない。
でも、自分で作るコロッケは、さっぱりしてるのにおいもがホクホクとして妙に美味しいんです。
レシピも違うのかも?
楕円形にまとめると壊れやすくなるので、俵型にまとめました。
おいもが900gあったのでそれで12個作って明日のお弁当にもして、残った2個は冷凍しました。
これ作るといつもつい食べ過ぎちゃうんだけどね。

(10/2)

今日は子供の中学の運動会でした。
午前中はまだ少々通り雨があったものの、昼頃から快晴でした。
300メートル走や部活対抗リレー、アクロバット競争など。
部活対抗リレーでは、去年も感心したのですが、各クラブ活動の宣伝をパフォーマンスとして行います。
うちの中学は体操部と陸上部が特に有名らしく、オリンピック選手も出しているほどです。
去年はバク宙をしながらのリレーに驚かされましたが、今年は跳馬&大回転のパフォーマンスを見せてくれました。
うちの子供は山岳部なので、大きなロールマットを装備したリュックを背負って走りました。

コーヒーも飲めるパン屋さんに置いてあったAERA(古い号らしい)に、ネットで日記を公開する人々、と言う事で特集が組んでありました。
色んな形での公開の仕方があるようですね。

今日は昼から河原町に出たのですが、洋書などが置いてある丸善にも寄って来ました。
ハロウィーンの為の素敵なアイディアの本が入荷されていて、買って来ました。
カラー印刷もとても綺麗です。
ハーブを学ぶ際にもとても参考になる本です。

CSのアニマックスでは、今又「ベルサイユのばら」が入っています。
原作とは又別の良さがあると言うか、オスカルを演じる田島令子さんの声がとても魅力的で、オスカルの女性としての部分に焦点が当てられていて素敵。
田島令子さんは、洋画の「世界最強の美女」のバイオニック・ジェミ―の吹き替えや、クイーンエメラルダスの声を担当する、エメラルドのような声の持ち主の方ですが、このオスカルにも強くも儚いエメラルドの輝きを与えて下さっています。
ただ、アニメ版となると、どうしても原作と違って後の世の価値観で、フランス革命を美化しすぎてしまう部分が生じるのが否めない。
これは、宝塚版には更にこのことを感じます。
フランス革命って、内実はとても私怨と陰謀とテロリズムに満ちた血なまぐさい部分を持っているように思う。
そう言ったもののエネルギーさえ借りて、それでも新しい時代の息吹を見なければならなかった混沌とした光と影に満ちた時代ではなかったのか、と思ったりするのでした。

(10/1)

今日は午前中、雨。
かなりひどい振りでしたが、昼からは晴れてきました。
今日は観月。
でもお月様は雲の合間にあったような。

今度8日に、南座に行きます。
近所の奥様に株主招待券を1枚頂いたのですが、十月花形歌舞伎。
木下蔭真砂白浪(このしたかげまさごのしらなみ)。
中村橋之助の石川五右衛門。
市川染五郎が真柴久吉(秀吉がモデル)。
通し狂言だそうで、宙返りもあるらしくて楽しみです。





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