【最後の恋】





第1話  第2話  第3話  第4話  第5話  第6話
第7話  第8話  第9話  第10話  最終話



(第1回)
ほんとにほんとに王子様みたいな夏目くん。
照れ臭くなるほど汚れを知らない夏目くん。
・・・このひとがアキの切なさを自分のこととして受け止め、どう乗り越えていくかたのしみです。
この王子様にせつな顔されるとたまらないのです。
中居くんってあの天性の美貌に「せつな顔」が加わると、もう女としてはどうしていいか判らないほど絶品になると思うんです(^^)。
回を追う毎、魅力をどんどん増していくだろうとファンとしてはさらにたのしみです。

といいつつ、実は私、最初はもう身内を見るようで、いつになく照れ臭くって、密かにのた打ち回りながら、じいっと見ておりました(笑)。
それでようよう感想など書いてみた訳ですが、二度三度、見直す毎じわじわ染みてくるドラマだったし、中居くんも良い演技してくれてたなあ、と改めて感動しております(^^)。
中居くん演ずる夏目君。
とにかく目がキレイでした。
彼のドラマでは、おなじくインターンの役をした「輝く季節の中で」の樋口くん役が、私にとってはとくに深い思い入れのある役でした。
追いつめられていく中で、どんどんうつくしさを増していく中居くん。
けれど最後にはなにものにも負けない誇りを勝ち得ていくその姿にどっぷりはまり込んだものでした。
そのときの同じインターン役と、今回の夏目くんとの対比もみものだと思っています。
共通しているのは、あとからあとから染みてくるじわじわとした「味」だと思っているのですが。
「味いち」の元気のいいカワイイ伊橋くんでさえ、そうした「じわじわとしたもの」を私は感じました。
この「最後の恋」。
堕ちていく女の哀しみと、それを抱え込み愛していこうとする男の苦悩。
人であればおそらく簡単に避けて通るかも知れないことまで真剣に捉え、前に前にと進む糧にしていこうとすること。
そんなことが描かれていくのでしょうか・・・。
回を追う毎、じっくり考えさせて下さる番組であることを期待しています。

中居くんは役者としてとても表情豊かな人。
私自身は、表情豊かな人こそドラマに向いている、と思っているのですが。
・・・というか、例えば映画女優とテレビ女優があるとすれば、映画女優が好きです。
この「最後の恋」も、視聴率を求めている訳じゃない、とプロデューサーの方とか言って下さっているのは、映画のようなドラマを作りたかったということもあるのでは(映画って自分でそれを求めて見に来る人が対象でもありますから)・・・と勝手に考えております。
俳優という言葉より「役者」という言葉のほうが似合うとよく言われる中居くん。
その中にはそういう意味もあるのかな・・・とか期待したりします。

(第2回)
「夏目くんの笑顔」。
ほんとに何か救われますね。
脚本家の北川女史がおっしゃってたように「あなたが笑ってくれるなら、私は何でもする」って感じが・・・。
「中居くんが照れてなかなか見せてくれない素に近い部分をひっぱりだすのが楽しみ」
とかあちこちで、言って下さってるようですが、すごく本人を意識した設定だなってちょっとニヤっとしてしまいました。
・・・でも、やっぱりドラマの中では「夏目くん」なんですよね。
そこがやっぱりスタッフのかたのウデなのかしら。
ほんとに、ドラマとしてキャラクターがとてもよく生かされている気がして嬉しくなってしまいました。
私のなかに、「素の中居くんってこれに近い感じかな」というイメージと、「夏目 透」というキャラクターとが、同時並行して出来てきています。
それになんかすごく「自然なもの」を意識してテーマに盛り入れたドラマのつくりが素敵だと思いました。
今のところ、とてもほのぼのとしたしんみりした感じです。
これの前の「職員室」も大好きで見てますが、かなりハード(でもそこが好き)なので続けてみると、ほんとなんか心が救われる・・・。
だんだんとこれからは展開もハードになっていくと思うのですが、そういう時でも、このしんみりした温かさを底に保てたら、きっと素敵だと思いました。
どんなときにもアキには、其処に「夏目くん」が居れば、そこがきっと花園。
そんな感じがしてきました・・・。

これからの展開がたのしみです。
第2話で、ホテトル嬢を、はやくも止めることが出来たアキ。
でもきっと、こういう世界って一度はいるとそう簡単に逃れられないのかな・・・たとえ恋人がそのこと承知だったとしても。
そういうアンチテーゼも含むとかなんとかたしか製作者のかたおっしゃっていた気がするのですが。
世の中にはきっと、はかりしれない悪意も沢山あるでしょうし、悪意じゃなくても障害になることいっぱいあると思います。
そういうことを、悩みながらもどう受け止め、ふたりで切り抜けようとしていくのか。
そのときの中居くんの表情の揺れ動きとか眼差しとか、そういうことも含めて今後の展開がとてもたのしみです。

中居くんは、「演技者」というより「表現者」と私自身は感じています。
喜怒哀楽の感情が、瞬間にみせてくれる表情が、宝石よりも眩しかったりする。
演技者としては勿論これからだと思うのですが、この輝きでこそ、これまでのドラマで名だたる第一級クラスの役者さんたちとも渡り合えてきたのでないか、と思っています。
小林薫さんや陣内孝則さん、今井雅之さんとの見事な掛け合い。
緒方拳さんや小林捻持さん、丹波哲郎さんなどの胸を借りてのしみじみした感じのからみ。
ただ惜しいかな、もともとお口がよく回っていないのかしら。
それを表情と感性、インパクト強いあの目と美しさでカバーしている感じ。
歌だってキーに合った歌をちゃんと歌えばしんみりと心に聞かせてくれるのに、声がうまく出ず安定していない。それが口惜しい。
・ ・・あくまで私の感想です。
でもこうした感想を中居くん自身がいろんな人から聞きたいと思い、その中から自分はこれだ、といえるもの、その自信を自分自身に創る参考にして呉れるなら、せめてこれが私にできる精一杯のことです。
私は、中居くんを原石でも美しいアメシスト(紫水晶)だと思っています。
原石のままでも美しいけれど、より深い輝きをうちに秘めることができるひと。
簡単に丸くなってほしくない惜しいひと。
今のところ、ドラマはこれからが本番。
今までのような男のドラマではないので、女性の心理がまず中心に描かれるので、中居くんの演技はこれからが本番と思います。
常盤さんはこの手のドラマには慣れてるでしょうし、中居くんのこうした得体も知れないオーラと美貌に負けないイイ演技&別嬪さんだと思います。
女心に共感をよびおこしそうな。
夏目くんのこれから抱えていくだろう苦悩。
この微妙な揺れ動きを表現してくれるとたのしみ?に待っています。
今のところ、演技がまだカタイのでは、というひともあれば、「抑えられててよい」というひともあります。
いろんな方角からの見方がありますものね。
でも真実はひとつ。
中居くんが、その中で自分にとって本当にたいせつな言葉だけを選択して、より熟成していってくれる・・・と期待しております。

この夏目くん。
「あまりにも少女マンガの王子様みたいだけど、中居くんだからとてもはまり役で微笑ましい」と昨日言われました。
ドラマ好きの方に。
ファン以外の方にこう言って頂けると感激しちゃいます。
着飾ってたら誰でもたいていそこそこの王子様には見えるけど、何の飾りもなくファッションにも疎いくらいなのに、そういうふうに見えるってすごいな、と思いました。
夢見るあの眼差しのせいかしら。
「カッコいいこと言ってそれがキザだったりイヤミに見えたらそれはもう安っぽいしカッコ悪い」と言った友人がいました。
そう考えたらあの夏目役をイヤミなく演じられる役者って、少ないだろうし難しいことかも知れませんね。

(第3回)
「最後の恋」3回目。
ますます私には夏目=中居に見え、或いはそういう設定ですが、それはあくまで例えば「中居正広」という役を、本人が演るというイメージであって、「自分」を役として演じるのは難しいものですし、そういう役として見ています。
(又巨人負けたよ・・・には爆笑です)
でも、お守り渡すシーンは流石に照れくさかったと言うか、「輝く季節の中で」のときの同じポリクリの役で、医学的にかなり厳しいものを背負う設定だったので、流石ラブロマンス、と苦笑してしまいました。
話の設定としては、私にはほんとうの王子様というものはむしろ気取らないしそういう意識はないものだ、と言う気持ちがいつもあったので、こういう夏目くん、すごく好きです。
夏目のキャラ設定に中居くんが影響しても、それはあくまで作家の創作意欲をそそったというだけのことだと私自身は思っているので余り気にはなりません。
むしろ嬉しい・・・かな?
「優しすぎて恋の相手としては心が読み取れなくて不安にさせる→貴方が笑って呉れるなら私はなんでもする」
これが今後どう生かされていくのでしょうね。
来週からはいよいよストーリーがホントの意味で展開しますよね、きっと。
それにしてもなんと長い予告だ・・・と主人とふたりで苦笑。
でも余計に期待は深まります。
あ、キスシーン?ちらっと見せてくれたけどキレイですね。
・・ところでアキって基本的にはロンバケの南ちゃんみたいにサバサバした子なのですね。

ファン以外の方の反応は、なかなかのものでした。
中居ファンの中には中居くんとダブリすぎて、夏目くんに見えない、と不満をもつ(喜ぶひともある)人も当然ありますが、ラブロマンスってそんなもの、というか逆に本人と重なることを、こうしたドラマのファンのかたは楽しんでおられるようです。
常盤ちゃんも、彼女をよく知る人に言わせると、このドラマに関してはかなり地にちかいとか?
今まで見せてこなかった、でもファンはよく知る中居くんの一部分を見られるのは私は単純に嬉しい・・・かな?
惜しむらくは中居本人の魅力のほうが、今のところまだ私には上ですが・・・。
まだこれからが展開本番だと思います。
私としてははこのドラマを機に、もっといろんなタイプの話がくること期待しておりますし・・・。
(でも「輝く季節の中で」の樋口くん役の中居くんでかくもメロメロになった私です)
(「シュート」のときも、もうドラマやらない、とか言ってそれが機でドラマづいた中居くん・・・)

友人などのドラマの感想は、中居くんも常盤ちゃんもキレイだし、恋愛ドラマとしてかなり素敵、とのことでした。
だからやはり私自身もいろんな役はこれを機に、どんどん来ればそれが嬉しい・・とか思ってます。
中居くんにはいろんなポケットがあるし、氷のように冷たく美しい表情もあれば、あったかくて可愛い表情が同時に存在したりするので俳優としても期待してるのです。
そもそもドラマ見て、「この子のドラマだったら見たい」ということから彼には入り込んでいますので。
夏目くんは中居くんの一部であり、おっとりした夏目くんとは違って、実際の中居くんはもっとシャープな子だし、敏感で神経質で凄まじい瞬発力、頭の回転はやく瞬時に切り返すし 実にさりげないやり方でオシャレにしっぺ返しをする方法さえ知っているように思います。
夏目くんとは、それぞれ微妙にちがった個性をもっていると考え始めています・・・。
私は、もちろん中居くんが好きだけど、でもおっとりした夏目くんも好き。

これはあくまで私の考えなんですが、結局「競馬が好きだから」「野球が好きだから」「オシャレしないから」王子様じゃない、ってことないんですね、きっと。
王子様じゃない人ほど「気取る」し、王子様ってきっと自然体。
夏目くんってそういうキャラクターかなって思って見ています。
夏目くんはやはり私の中ではあくまで中居くんの「一部」でしょうか・・・。
なぜなら、夏目くんはおっとりした王子様だけど、中居くんってもっとシャープだし、敏感で神経質なところもある。
恋人としては、夏目くんのほうがほっとできる・・・かな?
でも、ドキドキハラハラさせてくれる中居くんにメロメロですけど。
「中居くんそのものだし、だから演技になってないんじゃないか」と心配するファンも多いようなのですが、そう考えたら私の中では違った存在になりました。
伊橋くんのときも、中居くんっぽいけど、こんなにノーテンキでここまで強気になれたら、中居くん、今よりシアワセになれるだろうにな、でもそんな中居くんが好きだけど・・とか思いました。
樋口くんは、そのデリケートな多感さにメロメロだったけど、中居くんが持ってるカリスマ性というか、リーダーの素質が樋口くんにはなかった。
でも、そこが樋口くんの魅力でもありました。
コウヘイ先生は、1,2話ではまだ伊橋くんに近かったのに、どんどんコウヘイ先生になっていきました。
同じように威勢はいいけど明らかに変化してました。
灰原くんは、とても頭が切れてクールなのに、せつない顔がステキ。
スーツの似合う男。
この微妙なニュアンスを私は好きです。
もともと、ドラマの中居くんで興味もったので、余計そう思うのかもしれません。
どれも、中居くんなんだけど、みんなどこか中居くんじゃなくて、微妙なニュアンスが私は好きなんです。
それとやはり、どうやら「アキ」は自分とかなりちかい、と常盤ちゃん本人もいってる「アキ」が気にならないところを見ても、やはり中居くんのエピソードを知りすぎたファン故に「夏目」が中居くんにちかいことが気になるファンもあるのかなあと思うのですが・・・。
実際の中居氏は、もっと実にシャープで神経質であろう、とあのちらかったとても中居くんのお部屋とも思えないおっとりした夏目くんのお部屋見ながらふと・・思ったのでありました。

(第4回)
やっぱり・・・クルーザーとか持ってて洒落たレストランとか連れてったり、テクニシャン・・・というかナンパ上手タイプはジジイみたいなのが圧倒的・・・かなあ。
夏目くんは擦れてないホントのオボッチャマ、って感じですね。私には。
アキちゃんも実は夏目くん以上に洒落た店とか知らないらしい、というのもツボでした。
笑うと目がなくなっちゃう可愛いアキちゃん。
キュートな小猫ちゃん。
そしてますます美しくなる夏目くん(^^)。
何気ない、困った表情とかやっぱり何とも擦れてない気品を感じます。
キスシーン・・・綺麗でしたね。
それ以上に予告のベッドシーン・・・・・・・・・・・・・・・・・ものすごーく美しかったです。
生々しさを感じないほど理想的に美しかったです。
だから・・・もう楽しみです。
「姫」に誘惑?されるシーンも・・・ステキ。

もう・・・あのキスシーンが綺麗。
それ以上にあの美しすぎるベッドシーンに壊れてしまって主人に笑われました。
でも綺麗・・・キスシーンはあれは「してるように見せて実はしてない」綺麗なパターンで、それが逆によりうつくしく純情なふたりを表現してくれてるように見えましたけど、あのベッドシーン・・・さらに綺麗・・・。
純情、といえばやはり冒頭のシーンで思ったのは、クルーザー持ってたり洒落たレストラン連れてくのはやっぱりジジイタイプが多いかな、ということなんです。
個人的見解ですが。
ああいうちょっとナンパっぽいけどイイ奴、もいいですけどやはり、一見器用そうに見えて実は不器用だったりする純な王子様夏目くんが好き。好き好き(←熱烈ファン(^^;;;)。
電話を待つアキの、笑うと目がなくなっちゃう小猫ちゃんみたいな表情もとても可愛い。
シナリオでもアキの描写を念入りにしてあるとか。
アキと共にみんな夏目に惚れていく訳だけど、純情でちょっと不器用なふたりがほんとうに可愛いです。
ホテトル嬢と医大生の恋っていう最初の濃厚?触れ込みは何だったんだろう・・・と思うくらい純です。

もう・・・綺麗なキスシーンでした。
それが嬉しくてなんども書き込んでいます。
予告のベッドシーンも、洋画みたいで楽しみです。
中居くんって、「シュート」のときも思ったのですが、相手の女の子の髪をかるく撫で、頭を大切そうに抱きかかえる仕種が独特で、ドキドキするんです。
ああいう表現・・・素敵。
他のドラマになりますが、「なにわ1」のときも、深津絵里ちゃん演ずる女の子の手を握り締めるそれだけのシーンにあのせつない目が加わって、じわじわと胸が熱くなり、キスシーン以上にドキドキしたものでした。
ファンだったからではなく、思えばいくつかの要因が重なってはまるべくしてはまった中居くんではありますが、本気で注目させてくれた1シーンでもありました。
こういう中居くんの「表現」好きです。
「表現」といえば、おなじく「なにわ2」で小林薫さんと定食屋で見せるシーンで、ふたつの背中、背中だけで「見せる」感情のシーンがあって、すごいよかったです。
何より小林薫などという名優中の名優に部類するひととのそういうカラミが、ツボのひとつではあったのですが。

(第5回)
とうとうベッドシーン。
「職員室」のあとの番宜でもやってました。
綺麗でした・・・。
綺麗ならばもう満足の耽美主義の私・・・。
とくに前髪がはらりと落ちる感じの夏目くん・・・。
予告でアキに抱きしめられてる夏目くんもいいな。
「自分なんて」とどこかで思っていたかも知れない。
正ちゃんと一緒になってワルイコト?だっていっぱいしてきたらしいアキちゃん。
純なお坊ちゃまの部分をもつ夏目くんのこともっと抱きしめてあげてほしいです。
そんな彼女を、自分なりに同じ視点で護っていきたいと一生懸命な夏目くん。
男のひとに言って欲しいと女が考える台詞を夏目に綺麗に言わせる脚本家・・・というのも当然感じますが、恋愛ドラマって女の子の夢ですもんね。
ああいう台詞をしかも照れながら言われたらドキドキしますしね。
「姫」「ジジイ」「正ちゃん」「サッチン」の描き方もなんか好きです。
みんなカワイイ。
へんに三角関係にしない、というのもよく判りました。
ジジイとサッチンがなんか似てるのも可笑しい。
正ちゃんの結構うろたえるさまも可愛い。
姫は・・・お嬢様、という感じがとても出てて、綺麗。
決してイヤミにならない・・・必ず自省するタイプの憎めないお嬢さん。
普通恋路をはばむお嬢さんの行動はドギツク、ドギマギするものですが、今回は可愛いな、という感じです。
ふたりが、ちっともよそ見しませんから。
あくまでふたりの純粋な恋を演出してるほのぼのとしたキャラクター達という気がします。
でも、「姫」のちょっとせつない想いがアキとはまた違った意味で、ステキでした。
でも、予告に映ってた女の影・・・。
夏目くんは承知しててもふたりだけじゃずいぶん重いいろんなコトがおこりそうですね。
そういうのが楽しみってはじめての経験なんですけれどね。
でも、中居くんのステキな表情が見れるだろう、となると話は別なんです。

だんだんと回りも魅力的になってきて・・・。
正ちゃんって実はアキの子分?とか今のところこちらのほうがせつなくてちょっぴりヒゲキのヒロインっぽい姫、とか、ジジイとサッチンのキャラとか。
姫にとっても夏目くんは「近くて遠いひと」だったんですね。
姫とアキのファッションの違いも見てて結構面白いです。
今時珍しくテンポのゆるやかなドラマだから序盤で結論を急ぎ勝ちだけど、最終回にならないと、バイシュンの扱いについても結論はつけられない、と思ってます。
だから今言えるのは、そういうことを待った上での感想かなと思います。
予告の神保美喜。
流石に綺麗でした。

恋愛に対してはアキちゃんは手慣れてると思うし、それが夏目くんの純でナイーブなところも引き立てると思います。
そういうところのイイ部分を見せて欲しいです。
ですから、予告で見た「うつろな目でアキに抱かれる夏目」は素敵でした。
共に悩み歩もうとしてくれる夏目だから素敵です。
アキって結構アネゴ的なところあるようにも思います。
包んであげられるアキであってほしい・・・いえなってほしい・・・願望です。

ところで、今ごろ「あっちょんぶりけ」で北川さんが中居くんに「常盤ちゃんにイジメられてない?」とか電話でおっしゃったオハナシ知りました。
苦笑。
しっかりとカワイガッテ頂いたかしら??

ほんと、中居くんって確か貴島Pがおっしゃってたように、実は「純愛ドラマにもっともふさわしい」って気が、私もしています。

ところで、ようやくノベライズ上巻、読みました。
テレビで見たそのまんまの情景が、さあっと浮かんできました。
カットされてた部分とかもあって、面白かったです。
この上巻に流れるほのぼのとした感じが、好きです。
こういうのをじっくり書いてこそ、次へのせつない展開が光るのかな、とも思いました。

実は、ファンの中からここでのバイシュン扱いを云々する声もあるので拘っている私なのですが、ストーリー自体めずらしくゆっくりした進みかたなので、例えばバイシュンを結論するのは早いと私的には思っています。
また私自身はお芝居は、どんな役であってもそれは何らかの自己表現だと思っていますので、表面的にその役が中居くんに似てようと似てなかろうと実のところ気になりません。それが演技の善し悪しの基準だとも実は思っていません。
中居くんは、自分で口に出してはとても謙虚だし、ポーズの中でホンネをちらちら見ていく人だと思っていますので、そういうことも含めて私自身は捉えていきたいと思っています。
中居くんは意見を聞きたい、と言ってたけど、自分の嗜好をまずおいた上での意見を送ってあげたいな、と考えているところですが・・・。
ananの「あっちょんぶりけ」読みました。
オンエア直前に北川女史に電話をしてきた中居くん。
その気持ちを思い、胸が熱くなりました。
「いいかどうかわからない・・・」って。
一生懸命やって、実は自信もあって、それだけ思い入れがあるからこそ不安にもなったりする・・・北川さんもそうなのかな、とも思いました。
中居くんの他の言葉とかいろいろ聞いていても、そう感じて、思わず可愛いやらいとおしいやら・・・。
今後のストーリーも、たのしみです。

これは、漠然と夏目くんのキャラクターにつながる話にもなると思うのですが。
学生時代のこと思い出しました。
青山学院の文芸部で出してるちいさな雑誌のショートストーリーに、
「彼女にねだられるままいつも洒落た店ばかり行かされるけど実は彼はレバニラ炒めが食べたいし彼女ともその良さを分かち合いたいのがホンネ」
というのを書いた人がありました。
結構実話に基づいていて、見た目はすごい美男美女なんですが。
友人の医者夫婦も、カルビを食べる為だけに韓国へ行ったりします。
なんだろう、男の人ってそういうの好きな人多いなあ・・・。
こういうのを見慣れてきたせいか、なんか夏目くんって微笑ましいです。
懐かしい様な・・・。
将来性もあるし、お育ちもいい夏目くんは、私にはやっぱり王子さまかしら。
「姫」でさえ手を伸ばすことに勇気がいった「近くて遠い天性の王子さま」。
・・・・・ところでこれはツッコミです(笑)。
正ちゃんとかと悪いことばっかりして来て一見はすっぱだったアキに比べ、潤くんも随分王子さま・・・。

(第6回)
今回は、はじめてノベライズを読んだ後で放送見ました。
中居くんや常盤ちゃんの演技や表情は、想像以上に楽しめたし良かったけれど、時間制約のせいでか、いろいろシーンが削られてて残念でした。
潤くんの死をとおして、夏目くんが、医者にならんとするものが必ず通るであろう「壁」をまともに、それ以上に受けとめてしまったことを、アキの言葉だけじゃなく、いろいろあったことを、描いて欲しかったです。
ヤワな訳でなく、純粋なのだ、ということを、もっと伝えて欲しかった・・・。
苦しむ表情とか演技とかがイイだけに。
でなきゃ「アマチャン」と紙一重のコワサを感じたのです。
前もって読んでなかったら、「描かれてないシーン」を想像して見たから大丈夫だと思いますが、みんながそうやって「想像して」見る訳じゃないし、人によって受け皿が違うから・・・というあくまで老婆心に等しいものなのかも知れませんが・・・。
昔の、大映ドラマみたく1シーンをまるで一時間かけて放送するかのような・・・パターンが懐かしいです・・・。

最初のベッドでのじゃれ合い、想像以上に可愛かった・・・。
ジジイとのじゃれ合いがカットされてて残念だった・・・。
結構含みもあって、夏目くんのことも実は真剣に考えてるような気もするこのジジイとのカラミって興味あるんですが。
憔悴しながら心配してアキに電話してくるシーン。
自分がイチバン点滴必要なほどダウンしてそうなのに、あくまで潤の姉であるアキを心配する夏目くん。
ノベライズでも放送でも、アキ以上に夏目が打ちのめされこたえているように見えました。
医者になりたい、と思う夏目の全人生、方向、生き方すべてに関わることだったと思うから。
そのくらい夏目くんって思いつめるタイプに見えるから。
医者である限り、人の死と対面していかなくちゃいけない。
けれど、例えば自分の笑顔が、すこしでもその「死」に向かうこともあるかも知れない患者さんの役にたてることがあるなら、頑張っていこう、と立ち上がる。
潤くんの手紙って夏目くんにとってはそのきっかけになるものであったと思います。
夏目くんってとってもナイーブな心をもってる・・・。
女の子の恋心のテーマとして、「あなたが笑って呉れるなら私はなんでもする」。
中居くんの笑顔を見てて北川女史が思い付いたセリフだそうですが・・・。
夏目の頭を抱きしめるアキ。
介護士になってやっと、ほんとうの意味で自分の足で歩き出そうとするアキ。
やはり、女のほうが強かったりするんですよね。
これから波乱含みの予感が・・・。
どう乗り越えていくのか、いけるのか。
前半が、ゆっくりした「静」或いは「ほのぼの」とした展開だっただけに・・・その「動」への移り変わりは醍醐味です。

私自身は、演技とかって、例え自分とどう違った人生であっても、そこに自分の「心」「魂」を見出し表現していく行為だと思っています。
中居くんっていろんな顔を持っていて、おんなじ人と思えないほどなのに、どれも彼自身。
自分じゃ謙遜していろいろ言ってるけど、出し惜しみしないでドラマでももっと見せて欲しい・・・。
今後の展開がたのしみです。

アキちゃんに「母性」がすこし見えてきてそれがとっても嬉しかった、というのがやはりまず私の感想です。
もしかしたらアキ以上に、憔悴してしまった夏目くん。
医者になる者が一度は通る「壁」なのかもしれませんね。
ノベライズで書かれていたことが時間の都合かカットされてたのが・・・やはりどうしてもザンネンですけど。
これから展開はきっと一気に「動」ですね。
その中での夏目くんは、きっと中居くん本来の持ち味をフルに生かしてくれると(大体彼、男のドラマ、みたいなのを中心に名だたる大御所俳優さんの胸かりてドーンとやってきたひとなんで)期待してます。
苦悩とかせつなさとか怒りとか・・・。
そして今はそれと同時に、アキちゃんがどこまで「母性」発揮してくれるのか今はたのしみです。
中居くんって私にとっては、「護ってもらおうなんて本人はみじんも思っていないのにあんまり一生懸命だから護ってあげたくなる男の子」なんです・・・。
これからの展開がたのしみです。
(ところで常磐ちゃんファンっていくつくらいのかたが多いんでしょう・・・中居くんファンって、結構人妻も多いです。アロンアルファになりたい・・・抱きしめたい・・・みたいな?)

(第7回)
夏目くんってお父さんっ子ですねえ。
伊東さん演ずるお父さんとのカラミがとってもほのぼのしてました。
他での伊東さんと中居くんの取り合わせやカラミとは又ちがった格別なものが・・・・・・。
(余談ですが、二人で夜、ベッドとソファーに横たわるシーンなんか夏目くんがしんなりとして美しく、ほっそりとしていて「姫」がそこに来ているのかと思ってしまいました)
夏目くんも又、おっとりとした温室育ちの優しい御坊ちゃまの感がよく出ていましたね(で、「姫」を高嶺の花としてご遠慮するサマにムリがあって笑えました。姫が夏目くんこそ「近くて遠い人」と怒るのもトウゼン)。
また、予告されていたような「頑固なオヤジ」ではなく夏目くんのお父様らしい、優しくて温かいぬくもりを感じさせる父君でした・・・。
そして「正ちゃん」「姫」がいじらしい・・・。
元締めの麗子も、イイ味ですね。
ジジイは・・・来週豹変しそうで楽しみ。
(ジジイにとっちゃやはり一番たいせつなのは夏目と姫・・・でしょうか)
プロポーズのシーン。
とってもほほえましかったです。
なんか「最初の恋」と言いたくなるような、水晶のカケラみたいにキラキラしてはかなく共に壊れてしまいそうな感じさえするふたり。
でも、「ガラスのようなアキ」とTV雑誌の予告にあったけど、「ガラスのような夏目」というのをより感じてしまうことがあります・・・。
「アキ」が若干夏目に比べてノーテンキでからっとした「夏の女の子」にみえちゃうことがある。
コンプレックスはあるにせよ。
それにしても警察までカランで。
この砂糖菓子みたいに甘くってはかない少年少女のような恋が、どう試練を受け磨かれていくのでしょうね。
中居くんが持論としているところの「恋」から「愛」への移行を、このふたりがどうやって成し遂げて行くのか。
たのしみです。

(第8回)
私はそんなこと絶対しないししたこともない・・・と言いたげなあの看護婦さんたちや大学の人達(ジジイや姫はとりあえず別として)。
おエライひとたちなのですね。
中居くんが「エライひとになりたくない」という気持ちのひとつはここにもあるのでは・・・と思えたヒトコマでした。
"ひとりじゃないのだ?"でも歌ってましたよね。
そういった内容のこと・・・。
また、「君の為だったら死ねる!」とかって余程のものを見せて呉れるならいざしらず、「でもそれは君の為にならない」とかってだったら口にするな、って人もいますよね。
「護る」ということもとっても難しいこと。
中居くん自身は、奇麗事だけではすまされない芸能界を、事務所には護られていたもののちっちゃい頃からSMAPもある程度任されて体はって渡ってきたから、優しい御坊ちゃまの夏目くんとはまた違ったやり方(根本のハートはおなじでも)をすると思うし、雑誌でも少しふれていたけど、夏目くんは恋の中で成長していくのでしょうね。
最後の「どうしてそんなこと・・・」は絶対男ならどこかで出てくる言葉だと思いますし、アキ自身がきっとイチバン思ってたことなので、絶対いつかとおる難関だったと思います。
自分が夏目にふさわしくないのでは・・・という不安もまたあったのでしょうね。
「あのときはこれしかないように思った」と胸にとびこむには余りにデリケートな問題で・・・。
姫とジジイ。
これは結構スナオで正直な、飾りない描かれかた・・と思いました。
それにしてもあそこに出てきた刑事はハラたつ・・・。
夏目くんのお父様は複雑な気持ちがとってもよく感じられて・・・。
正ちゃん、サッチン。
なんかとても気持ちが伝わってきて。
何より夏目くんの苦悩がよく描かれていて、これはファンの悲しさ。
嬉しい・・・!!
ゴメンナサイ。
でも、「輝く季節の中で」でも中居くんが好演してくれた「人の痛みがわかること」「自分の痛みをまっすぐにみつめていくこと」。
そういうテーマとやはりかぶってしまいます。
今回はでも男と女の、相手の痛みですね。
私が、中居くんを見ていていつも感じるのは笑顔よりもこのせつなさです。痛さです。
このせつなさの果てにうまれてくる笑顔こそ好きなんです。
アキをついつい責めてさえも、そんな自分をまたまた責めてしまう夏目。
自分を追いつめる行為ともいえるけれど、まっすぐに自分をみつめてしまう夏目。
そういう演技がもっともっと見たい!!なんて。
ところで、予告のラスト。
エッ!!?
何ですかあれは!!

(第9回)
フクザツ・・・
アキは、夏目くんを愛するが故に身を引いたのかも知れないけれど、ある意味では夏目の気持ちを無視した身勝手な行動・・・。
ここまで逃げずにまっすぐに思って呉れる男の人なんてそういるもんじゃない。
やはり「姫」のほうが夏目にふさわしいのではといつも思ってしまうアキは、自分に自信がもてないのかもしれませんね。
確かに「姫」はいじらしいし、視聴者としてもついつい応援もしたくなっちゃう。
これはアキがどうとかいうのではなくて。
でも、ほんとうの自分探しをアキがして、「これが私」といえるものをもつまで待つしかないのでしょうか。
アキが自分で乗り越えなくちゃいけないのね、きっと。
振り回される夏目が純でいじらしい。
しずかに、ただただ涙を流す演技もよかったです。
中居くんのほんとうの涙というものは、スマスマでの森くん最後の日に見てしまったから・・・それ自体、物質的なそれそのものは画面では期待してないところが、ファンの哀しい性かもしれません。
その分、あの切ない眼と表情に、どっぷり漬かっています。
このふたりは、一度別れて、それでもお互い忘れられず、本当の気持ちに気付くんでしょうか。
アキにはとにかくほんとうの「自分」を見つけて欲しいです。
実際愛し合いながらすれ違って苦しむ恋人達への応援歌なんでしょうか。
ところで、夏目くんは一生懸命のあまり無理してたかもしれませんね。ジジイには自分が果たして護ってやれるのかって不安漏らしてたけど。
アキが自分の足で立てる様、護ってることにさえ気付かないやり方がオトナなのかもしれない。
夏目くんならぬ中居くんはそういうひとだと思ってます。夏目くんもどう成長して行くんでしょうね。
又、予告ですが、あのプライド高い「姫」がバス停で夏目に抱き着くなんて・・・キレたジジイからも身を呈して夏目をかばってた。女心としては、そりゃ中途半端に自分に優しいのは傍目に酷かも知れないけど、ここまでやってこそ悔いなくアキラメラレル・・・かな?
でも、美紗子姫ってとてもいじらしい。
女としても共感する人多いかもしれませんね。
あと放送は2回。
どうやって、皆は皆の思いを乗り越えて、明日へのステップを踏んで行くのでしょうね。
楽しみです。

ところで、前回の予告で、夏目くんが交通事故で救急車で運ばれてしまう所まで想像しちゃって、今後の展開のことも考えてビックリしたのですが(ついでに中居くんがそうなったみたいにドキッとしちゃいました)、たいしたこと無くて一安心です(^^)。

(第10回)
今回の私の感想としては・・・とにかく姫がいじらしく可愛かったです。
夏目くんの心を思い遣り、指輪をアキにもっていってしまうあたり、本当に愛しているのだな、と思った事です。
「仲間」でもあり「恋しい人」でもある夏目くんの事。もしかしたら誰よりも判っている人かも知れない。
慈母マリアのように夏目くんを包み込み抱きしめる姫。
(何故か抱かれるがままになるのが似合う夏目・・・中居くん)
こういう姫の気持ちって、そして今回の姫って、主人公のアキ以上に女性の側の共感を呼んだりもするかも知れませんね。
だって・・・やはり身を引いたアキの気持ちは女として、女から見て、そりゃ「自分は夏目にふさわしくないのでは」という思いは、男の為といえばカッコいいけど、そして男から見たらいじらしいかも知れないけれど、やはり自分への自信の無さ。即ちそのこと自体が7割がた自分可愛さだったりすると思うから。
即ち女の自己満足(もちろん自戒の意を込めて)。
「そんなもん男はちっとも嬉しくないぞ」という正ちゃんの言うとおりだと思っちゃう・・・。
やはりここは、
「完璧な非の打ち所のない人間じゃない。いろいろ悩むし苦しんだりもする。でもこれが私。頑張って生きていく。」
といえるものを自分の中にみつけるため、アキには仙台に旅立ってもらうしかない・・・のでしょうか。
そこで自分自身でコンプレックスを乗り越えて欲しい・・。
ところで、アキちゃんも又、夏目くんからの電話を実は待ってたようだけど、そりゃムリですよ・・・。
「夏目といる限り自分の過去を思い出す」と言われちゃ自分からは「行けない」でしょう。
アキがそのコンプレックスを自分で乗り越えるまで触っちゃいけない、と思うでしょうね。
そのくせ「正ちゃんと結婚するかも」と言われちゃ男としてのプライドも傷つくし、自分の存在さえも否定されたことになる・・・。
もちろん正ちゃんは「ダシ」に使われただけで、結婚する訳ではないし、それでお互いの思いをふっきろうとした咄嗟の行動と判っていますが、それじゃ正ちゃんも可哀相。
そりゃ夏目くん怒るでしょう・・・。
それにしても本日の中居くんの演技がすごく良かった!!
目の色とか表情とか全部・・・。
月の満ち欠けのような微妙で繊細な切ない感情の演技は、前から好きでドップリはまっていましたが(「なにわ」の灰原くんとか「輝く季節の中で」の樋口くんとか)、それが堪能できて、切ないシーンなのに嬉しかった・・・。
アキについては・・・ちょっと厳しく書いてしまいましたが、即ち彼女は自分の足でしっかり立って、前向きに夏目くんに向かわなくては、と思ったのです。
夏目はアキのそういう前向きな逞しさに惹かれたのでは・・・とも思うから。
美紗子とは、むしろ育ちも考え方も、同じで、幼なじみか兄弟みたいに身近な関係なのかも知れない。
自分にないその雑草のような逞しさに惹かれたのでは・・と考えたりもしているのです。
夏目くんは・・・美紗子姫には優しすぎて罪作りなひとかも知れませんよね。
でも、あれはアキと別れたところだし、彼女にはもともと「憧れて」いた訳だし。
考えたら最初のキスシーンとか、フツウの男ならやるせなさともどかしさで男の方から姫の唇を奪いそれ以上のことした・・・かも??
バス停のシーンの後も何もない・・・というのも苦笑。
カワイイよね。

(第11回)
ついについに終わってしまいましたね。
いえ、中居くんにとってはもしかしたらこれがはじまり・・・。
とってもいい演技だったのも嬉しいです。
出だしのシーンは、夏目くんアキのこと忘れようとして必死なせつなさがすごく伝わってきました。
終わってすぐ、HOP’Sと牛タンで、主人と乾杯しちゃいました・・・。

中居くん全編とおしてとってもキレイでした。
顔の美しさはもうアタリマエのことなのかもしれないけれど、その頬からあごにかけての綺麗な線とか、すんなりしたしらゆきちゃんみたいなところとか、丁寧に綺麗に撮ってくださったのが嬉しいです。
それを上回る目の使い方の演技とか、抑えた表現の中で見せてくれるようになった感情の機微とか。
出だしの切なさだけでなく、姫に別れを切り出した時の辛そうな顔とか。
そんなすべてが感性に訴えてくれる美しさでした。
切ない、という意味では姫の切ない片思いが時にはアキのこころ以上に切なく自分のかつての思いとかも相俟って伝わってきて。
夏目くんと姫ってお父様同士も親友だし、幼なじみとまで行かなくても、アキとは又違った意味で、誰にも入り込めない仲なのかも知れませんね。
兄弟にちかいような・・・。
だから姫は最初自分の思いに気付かなかったのかも知れない。
アキ以上にある部分では夏目くんをしっかり受け止め、フォローできるのは姫かも知れませんね。
今後アキとの、たとえば夫婦生活の間で、何か悩みを抱えた時、相談に乗ることさえ出来るかもしれない姫。
アキにとって正ちゃんにも相当する相手なのかも知れませんね。
別れのときの姫の態度はステキでした。
というか、健気でした・・。
夏目くんに気を遣わさない様に卒業式のときなんかでも一生懸命「気位の高いオヒメサマ」ブリを強調していたように私には見えてしまいました。
そして正ちゃんと夏目の間の一種の友情。
それとなくしか描かれてはいませんでしたけど、夏目くんが「正ちゃん」と名を呼ぶ時あたたかいものを感じる私でした。
正ちゃんはアキを愛してたけど、やはりどこかたいせつな「妹」であったかも知れませんね。
美紗子姫にとっても夏目くんは「弟」的であったかも。
結構姫に感情移入しちゃった(アキはアキとして)中居ファンも多いのは、中居くんのことつつみとるように愛しているファンも多いからでしょうか。
ある意味では夏目を一番理解しているのは美紗子かも知れないし、アキを一番理解しているのは正ちゃんかも知れませんね。
けれど、このドラマのひとつの柱として、明日に向かって逞しく再生して生きていこうとするアキの姿と、それをつつみとり共に歩んでいこうとする夏目の、ふたりの生き方があるから・・・。
脚本家の北川さんは、もうじき赤ちゃんがお生まれになるそうですね。
「生きていく姿」。
まさしく最終話タイトル「祈り」ですね。
いろんなことが在ったにもかかわらず、自分を本気で愛してくれた人の「涙」によって再生できたアキ。
別れてなおそれを支えに一生懸命生きていこうとしているアキ。
その姿に夏目も、これからの自分の方向とか光を見出し、励まされたのかも知れませんね。

全員が・・・それなりの意味で「純愛」していたように思います。
未だにこういう恋を、実は私自身信じているので、「忘れかけてた」とはいきませんでしたが。
だって結婚だの生活だのそういうことを通り越して、自分がファンのひとりでしかないことなんて判りすぎるほど判っていながら、それも10歳以上の年下の中居くんにこうまで熱い思いをかけているんだもの。
そしてそれは、多くの中居ファンに通じることかな、なんて思っています。
中居くんファンは、誰よりもアツイひとが多い、なんて結構有名だそうですよ(笑)。

最後に、ほんとうにほんとうに、北川さんやスタッフの方々にも御礼を言いたい思いで一杯です。
私はドラマの中居くんにもとても夢を持ち、期待しているのです。
最初に書いたように、このドラマが役者としての中居くんに、よりいろんな役柄を今後、持ってきてくれるキッカケになるのでは・・とも期待しているのです。
私は中居くんの演技がとても好きだし、素晴らしいと思っています。
唯哀しいかな場数を踏んでいない。
役によって今まででもほんとうに表情のかわるひとなのに、もっと、例えば多重人格者の役とか、沙粧妙子な浅野温子さんと犯罪者中居の背徳の恋、とか仕事人的なものとか・・・。
そういうのが見てみたい私なのでした。
ミステリアス・スゥイートな中居くん。
でも意外とクール・ビューティだったりもするのですよね。
京本政樹さんにも顔が似ている中居くんは・・・。
そんな夢の実現が間近な気がして嬉しいです。
ほんとうにほんとうに有り難うございました。

3ヶ月間、本当に美しい夢の様でした。
本当に有り難うございました。
「生きること」への讃歌とメッセージ。
どんなに落ち込んだ時でもかならず光はある、それも自分達自身の中に・・・というメッセージとして受け止めたいです。
恋愛ドラマなのでどうしても恋の行方が中心になってしまったのは否めなかったのですが。
あ、それと卒業式のシーンでの中居くんのスーツ姿。
本当に本当に美しかったです。
(ジジイの派手なネクタイも彼らしくて・・・)
さりげないスーツ姿がこんなにも美しいなんて。
中居くんってやっぱりホンモノの美男だわって、嬉しくなっちゃいました(・・・赤面)。



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