白い影
―Love and Life in the White―

白い影スペシャル・・・・・・★
白い影(第1回)感想
白い影(第2回)感想
白い影(第3回)感想
白い影(第4回)感想
白い影(第5回)感想
白い影(第6回)感想
白い影(第7回)感想
白い影(第8回)感想
白い影(第9回)感想
白い影(最終回)感想
この作品は、「サンデー毎日」の昭和46年1月3日号から12月26日号にかけて連載された渡辺淳一氏の「無影燈」が原作です。
昭和48年には、TBS系金曜ドラマで、田宮二郎(元大映の映画スター)・山本陽子(元日活のアイドルスター)と言うゴールデンコンビで「白い影」としてテレビ化され話題を呼びました。
そして、それから28年後。
21世紀となりました。
時代も新たに、SMAP中居正広、竹内結子と言う若い二人によって、この作品がリメイクされます。
竹内結子さんは、20歳と言うフレッシュさです。
そして、これまでバラエティーから数多くの大きな番組の司会、そしてスポーツキャスターから恋愛ドラマまで幅広い分野の仕事をこなして来たSMAP中居正広が、この新時代の直江庸介を演じます。
バラエティー番組などでは、明るいキャラを見せてきた中居がこの陰のあるニヒルな天才外科医をどう演じるかも今回の見所です。

ファンとしても、これまで私自身が中居くんの中に垣間見てきた
ギリギリの状態に追いつめられた時に彼が見せるはっとするような表情、そして透明感のようなもの。
そうしたものが今回のドラマで活かされ、見ることができるのではないかと期待しています。
今回の、新しく21世紀に蘇った直江庸介が、原作に比べて年齢が若い事について中居くん自身も、気になるけれど影響されるよりは新しいものを作りたいと意気込みを見せてくれました。
原作者の渡辺淳一氏も
「田宮さんは(亡くなって)もういないし、ずいぶん歳月がたった。
原作より主演二人がちょっと若いのが気になるが、きれい事ではない生身の医者と圧倒的な愛の力を表現してほしい。」
と注文をつけて下さったとか。
新しい新時代の直江と倫子に期待します。
(2001年1月14日記)
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