【Diary(2006年9月)】



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【SMAPに関しては
こちら です】



(9/28)

最近又パンを作り始めました。
焼きたてのパンはやっぱり美味しい。
ワンルームマンションの息子と自分たちが朝起きたらすぐ食べられるように毎晩翌朝の為のおにぎりを作っていたのですが、今週の月曜の講習の時にパンを久しぶりに作って以来毎晩作っています。
バターロール生地も触感がリッチでいいけど、今日はシンプルに卵無しのレシピで作ってソーセージに巻いて焼きました。
これも結構美味しかったです。

強力粉 225g
薄力粉 25g
砂糖 15g
塩 5g
水 180cc
ドライイースト 4g
バター 30g
ウインナー 適量



(9/27)

大分秋らしく風が爽やかになってきました。
10月からは今日とでもいよいよゴミの有料化が始まります。
かなりの金額になるようですね。
億単位らしい。
ぜひとも有効に使っていただきたいものです。



(9/26)

今日、夕方久しぶりの友人が訪ねてきてくれました。
子供が幼稚園の時に園内で知り合ったお母さんですが、その後私が習っていた大丸の先生の教室にも来てくれて、もう付き合いは長いです。
非常にパワフルなお母さん。
子供を3人産んで育て、夫の両親の面倒も見、その両親を見送ったと思ったら自分のお母さんも認知症になり長い介護を覚悟していたらそのお母さんも亡くなり、その間もなくすでに上の息子には子供がいたのだけれどその息子に2人目、そして2番目の娘につい昨日赤ちゃんが生まれて・・・・・と。
なんと3人のおばあちゃんですね。
親となる子供がまだ若いので、色々と彼女の肩にいろんな事がかかって来るようですが、なんか現代の肝っ玉母さんを地で行くような。
昨日生まれた赤ちゃんと娘が退院してきたら、また忙しくなるので今日遊びに来ました。
これからのこととか色々話せて有意義でした。



(9/25)

丹波哲郎さんがお亡くなりになりました。
大好きだったのに・・・・・
田村高広さんの時もすごく淋しかったけれど、丹波さんに関してはなんだか身近な人が亡くなったかのようなショックがあります。
先だってのご病気の後ちょっと又元気になられたと聞いていたのに・・・
とにかく大好きなオーラ溢れる役者さんでした。
バラエティにご出演のときも、タンバリンと言うあだ名がとっても似合う素敵で可愛らしいおじいちゃまだった。
私がはじめに見たのはGメンのカッコイイ丹波さんでしたけどね。
Gメンの時から好きでしたね。
最近でも、CSの時代劇チャンネルとか付けてるとこの丹波さんをいろんな役でしょっちゅう見かけます。
60歳前後の一番脂ののった円熟味のある頃ですね。
今のちょっと枯れた感じも好きだったんですが、私がこの人の役で一番最高!!と思えるのは実はタイトルにある「砂の器」「Gメン75」でもない。
007でもない。
「真田太平記」の真田昌幸役。
真田昌幸公が乗り移ったのではないかと思えるほどの素晴らしい当たり役でした。
とにかく淋しい・・・の一言です。
でも、あの世とこの世は地続きとか言っておられたからなあ。
確か、身近な尊敬する方がその死に臨んですごく自分の死に恐怖を覚えているのを目の当たりにして、自分が死ぬ時にはその恐怖を乗り越えて笑顔で死にたいみたいなことを考えて大霊界云々を言い始められたらしいと聞いたことがあります。
大霊界についに旅立たれたのだと考えれば・・・・・
でも、昭和を作った素敵な俳優さんがまた一人亡くなってしまわれたんですね。
そう思うとやはり淋しいです。

今日は講習だったので、お昼に久しぶりにパンを焼きました。
女性ホルモンを豊かにすると言う無花果のワイン煮と柘榴の実を絞って作ったグレナディンシロップの炭酸レモン割りも添えて。



(9/20)

今日は快晴。
晴れやかで涼しい一日でした。
今日は名古屋と四国から友人がSMAPライブの為大阪に来ていたので昼過ぎに逢って色々談笑。
匂い袋の注文も来ていたようで、秋になってようやく色々と物事が動き始めそうな予感。

新大阪あたりはとにかく駅付近の地面が広いのがいいですね。
交通の便がいいから色々需要もあるのでしょう。
これからどうさらに発展していくだろうか。
一つ一つの間取りや道幅がゆったりしたものであり続けてほしいものです。



(9/18)

3連休はなにかと気ぜわしかったです。
16日はご近所の奥様が入院されたとの事でお見舞いに。
17日は最近購入した化粧品を開発された方にお会いできるとの事で出かけました。
18日の今日は祝日でしたがハーブ教室でお習いする日。
11月に先生が島根の方の教室で講習をするのに私も連れて行ってくださるとの事で、縮緬小物の製作の見本を3種考えて置くようにといわれました。
一つ一つの事をしっかり確実にこなしていかなければいけませんね。
来週の自分のハーブ講習の見本も今作っているところです。



(9/15)

大分涼しくなってきたので、本宅の方も少しお掃除。
玄関から順番に始めて行ったのですが、半日ばかりで何とか形が付きました。
お正月の時くらいにはなったかな。

東京方面でもハーブ講習が出来たらいいなあと考え始めています。
横浜と熱海には知り合いがいるので、そこを基点にささやかな事から始めたい。
10人くらい集まれば交通費と材料費とホテル代がギリギリ出るように思います。
その人集めが大変なのですけどね。
来年の春くらいまでに色々リサーチしようと思っています。
住むのは京都がいいけれど、ここを基盤として仕事をするならより広く目を向けて、大阪・東京に視野を広げて行きたいものです。



(9/14)

先日、大相撲初場所なんて何十年かぶりに見ちゃいました。
古式行事と言うか弓取り式とか美しいまわしを見せる行事とかしてて美しかったです。
きっかけは、夕方、皇太子が妻子ともに大相撲観戦をされてると知り慌ててチャンネル変えたら・・・・・ご登場シーン見ることが出来ました!!
そんな感じです。
観客のまるでうぉーーーーーというようなすごいどよめきと頭上での拍手。
まるで渦の様・・・・・
本当に観客の掛け値なしの喜びが伝わってくるようでした。
この歓待の声が雅子妃のお心の励ましになればいいなと思った。
会場の方たちもそう言う思いがあったかもしれないですね。
お元気な様子の3人が見れて私も本当に嬉しくなったし、心温まる素敵な家族だと思った。
愛子姫、大きくなるにつれてどんどん可愛く賢くなっていくようですね。
秋篠宮家は分家ですから、女だけれどこの愛子ちゃんが唯一の直系の姫なのです。
小さいながらそのオーラが感じられた。
お相撲に非常に興味があるようで、力士のしこ名や名前、役、出身地をちゃんと漢字で書けるとか。
こんなに小さいのに大相撲が好きだなんて、亡くなられた昭和天皇がどんなにかお喜びでしょう。
白鵬とかも書けちゃう4歳。
教え込まれたんじゃなくて本当にお相撲が好きなんだなあと感じます。
漢字って面白いもので、ちっちゃい子は記号みたいに覚えるんですね。
ひらがなより漢字の方が記号感覚で楽しめるので、実は幼児には覚えやすく、考える力も伸ばすので脳の発達をも刺激するそうです。
父母である両殿下はその事をもしかしてご存知なのかな。
そんなお父様お母様の愛にいっぱい包まれて本物の笑顔がいっぱいでした。
ご夫妻も終始温かい笑顔で、本当に良かったです。
国民の象徴と言うのは、こういう暖かさを伝えてくださる事ではないかと思いました。
夫が妻と子を愛し守り、妻と子が信頼する。
共に助け合う。
それがただの能書きでなく、この家族が自分たちが置かれた環境の中で必死に向かい合っている事を私たちは知っています。
これからの理想の家族の形のお手本を生きて行きたいと言うのが皇太子の思いだというのを前に聞いた事があります。
それを一部バッシングする人があっても本当にそれを貫き通し家族を守り続けているのだから素晴らしいではありませんか。

しかしこの愛子ちゃま効果なのか、大相撲の前売りチケットが非常に売れているそうです。
可愛いお姫様は幸運の女神様だったかな?
お母様の雅子様はその華やかな大輪の薔薇のような外見からは想像が付かないような繊細で真面目すぎるご性格から適応障害という病気にかかられて久しく笑顔が消えておられたようだけれど、この愛子ちゃんが大きくなるにつれて強くなられると思う。
この子の為にも笑顔でいなければって。
そんな妻と子を言葉だけじゃなくて本気で懸命に守り続けておられる皇太子は、未来の象徴天皇にふさわしく世界に誇れるらいおんハート(獅子心)王だと思うのでした。
雅子様も、やがて皇后になられた時にその真価を発揮されるのでは。



(9/9)

9月3日に越中おわらの風の盆に行ってきました。
ハーブの先生達と行きました。
一緒にハーブを習っている方が毎月富山から京都に来ておられるのですが、その方のつてで風の盆にみんなで行かせて頂きました。
私は実家が富山市なのですが、近いと言いながら車でしかなかなか行かれないお祭りなので、19才の時にその時のアルバイト仲間に車で連れて行ってもらって以来です。
結婚してからはこの季節に富山に帰ることはないので、八尾に来たのは実に25年ぶりなのでした。
泊まったのはなんと八尾とは正反対の西の端の砺波の会員制クラブのホテルですが・・・
天気も良く、夜になるとさーっと涼風。
庄川の上流で鮎料理を頂いたあと、八尾へ。
風の盆で踊られるおわらは、哀愁を帯びた実に優雅な踊りです。
胡弓の音の色も静かに深い山奥にしみ通ります。町全体を包む明かりが活気と流れを生み出します。
八尾出身の喜劇女優の柴田理恵さんも来ておられたのですが、すごく可愛い人でオーラがあってある意味びっくりしました。
翌日は高岡の瑞竜寺へ。
瑞竜寺は二十歳ばかりの時に行った事があるのですが、その時に感じた事とやはり今感じる事とではかなり違う気がします。
入ってすぐにまずその広さと計算されつくした圧倒的な美しさに驚かされました。
仁王様の色の美しさ、そして敷き詰められた白い砂、緑、そしてケヤキ造りのお堂。
加賀前田藩が文化面において非常に力をいれたことを改めて感じさせられました。
その後は高岡の大仏を見て、それから氷見の海岸に行き昼食。
新鮮なお魚のフルコースを頂きました。
同行の皆さんには新鮮な富山の味。
私には懐かしい故郷の味でした。

6日は、天皇家の次男の宮家に男児誕生。
まずは母子ともに健康との事。
おめでとうございます・・・ですね。
しかし、テレビでも言われていたけれど、皇室典範の改正はむしろこれからしっかり議論していくべきなのでは。
これでとりあえず焦ることなく冷静な立場で語り合えるのです。
じっくりと討議すべきなのではないですかね。
ひとまずはこれで、何が何でも男児を産まなければならない重圧を課せられていた雅子妃がその重圧から開放されると良いのですけれど。
どの道、やがては今の皇太子夫妻が次期天皇皇后である事実は変わらないのですから。
兄弟が皇位を争う時代ではないし、今の世で天皇になる事はむしろ重圧を背負うことです。
弟妃の懐妊や出産に対する皇太子のコメントの言葉や態度を見ていると、流石は皇太子として育てられてきた人だわと思いますね。
病気の妻を全力で守っている姿の中には、これからの夫婦のあり方を模索し、手本となろうとしておられるように見えるんですけれど。
イギリスのかの皇太子は、その妻であったダイアナ妃と世界中を訪問した時に、彼女が一瞬過労で失神しかけた事をもってあとでみっともないと叱り飛ばしたといいます。
そう言う夫じゃなくて良かった。
パニック障害とか適応障害と言うのは最近やっと知られるようになってきたけれど、まだまだ世間の理解を得られぬ難しい病気だと聞いています。
以前、フランスに夫婦で海外赴任している友人がいて、その彼女から聞いたのですが、海外での皇太子の評価は「流石はお兄様」ととても高いらしいですね。

典範改正については、実際今一人男児が生まれたわけだけど、長い目で見ると秋篠宮より若い皇位継承者が増えたというだけのこと。
このまま行くと秋篠宮家以外の全ての宮家が断絶してしまい、その秋篠宮家も今の秋篠宮が兄の跡を継ぎ、さらにその秋篠宮家を継ぐ今回生まれた新宮が天皇になることで断絶となってしまう。
日本国の象徴として文化伝統を守る祭司としての天皇と言う人間国宝的存在には個人的には絶えて欲しくないです。
Y染色体が途絶えても、他のものがたくさん伝わっているでしょうよと思うんですけどね。
大体、天照の天孫である神武天皇に連なるって言うんだけど・・・・・天照大神は女だから、彼女のミトコンドリアは伝わっていないんですよね。
日本ってもともと大地母神信仰の国だから女系の国で、男系の考え方は大陸から伝わって来たと言われている。
もともと天照大神は女性の神だし、日本って魏志倭人伝にもあるように女が治めることでまとまる国じゃなかったの?
力が弱く権力を持たない、けれど権威を与え大自然と交信する女を国の中心にするからこそそれを守るべく強い男たちが団結して国がまとまったのではないかと。
しかし、弥生時代には大陸から渡来人が沢山渡って来ましたから、その部族が交じり合って今の天皇家の元が出来たのかもしれません。
その時に大陸の男系の考え方も伝わってきたのでしょう。
でもまあその時代から現在まで(途中もしかしたら継体天皇のあたりに途絶えたかもしれないけど)男系の子孫を伝えてきたとしたら、それはそれで凄い事ですよね。
もしこれが女系のミトコンドリアで繋げて来た一族なのだとしたら、いまさら女系を男系に変えるなどとんでもない考え方となるのかもしれない。
しかしその中で男児が産めない事でプレッシャーをかけられ苦しむ皇太子妃が今後も出るのは悲しい事です。
初めて民間からお嫁に入られた美智子様のご苦労も大変だったか知れないけれど、それでもすぐに男児を二人もお産みになったのです。
私は長男の嫁ですが、すぐに男の子が生まれたので男の子が生まれない苦しみを知りません。
子供が生まれない苦しみも知りません。
だから逆に当人にとってはどんなにか大変なんだろうなと思ってしまいます。
しかしそれでも女の子だけど子供を産んだわけで。
生まれてきてくれて有難うと涙を流しておられましたね。
一人ちゃんと産んだじゃないの・・・と思う。
天皇家の意義ってそんなY遺伝子やミトコンドリアに基づく染色体の問題より、男系から女系に変わったって血が繋がっていない訳ではないですしむしろその存在意義にあるのでは、と思ってしまうんですけど。
天皇家の諸外国への外交とそのお覚悟も並大抵のものではないですし、生まれる前から死んだ後までもその立場の宿命を覚悟している存在なんて一般人ではありえないです。
ヨーロッパで言うローマ法王的な立場を血族で繋げて来た存在・・・だと言う気がする。
しかし、世界最古の王朝をいまだに継続させている日本。
喩えると、アレクサンダー大王の男系の子孫がいまだに万世一系で続いているようなもの?
神武天皇が実在であるなら、そりゃそう言う凄い人のY遺伝子なら絶対守らなきゃとか思っちゃうんだろうか(笑)。
取り敢えず継体天皇からは続いてるって事ですが。
継体天皇・・・・・非常にミステリアスで興味深い天皇のお名ですけど。
だけど女の子ばかり生まれてくるというのも、これまた天の意思ですよねえ・・・
最古のお家柄を守るって難しいんですね。

日本の宮家に皇位継承者3位の男児が誕生と言うこのニュースはしかし、世界中も注目しているようですね。
流石、日本のメディアと違って歯に衣を着せぬおのおのの論評です。
国によって見る視点が多少違う。
しかし基本的にはまあ当然と言いながら皇太子妃の病状とかお気持ちのほうに注目しているのがわかります。
英タイムズ紙の「女性・女系天皇の反対者は限られた伝統主義者や右派勢力だったが、染色体の気まぐれのおかげで騒々しい少数派たちの主張が勝った」と言うコメント。
一方で「危機は先延ばしされただけだ。親王に男児たちが生まれなければ日本の皇室の後継者不足は続くだろう」と指摘もしている。
ドイツのDPA通信は「皇位継承者を出産しなければいけない、と悩んできた皇太子妃は一息つけるが、周囲の圧力は弱まらない」だって。
ニューヨークタイムズとワシントンポストは、明るいニュースの陰で「適応障害」の治療を受けている皇太子妃の境遇や、彼女が「(米国のエリート校)ハーバード大卒業の元外交官」でありながら、皇室入りした後は旅行の制限や、皇位継承資格のある男児出産へのプレッシャーから「適応障害」と診断された経緯について両紙とも詳しく伝えているようです。

ところで、遺伝子遺伝子って言うけれど。
そもそも生物学的には遺伝と言うものは母系優位じゃなかったっけ?
昔生物の時間に習ったんだけど・・・
母親の胎内の卵子が細胞分裂を始めた最初の生物の形態は女性形だそうです。
やがて、性決定のY染色体を持つ生物のみが男性形になって精巣をこしらえていく。
そもそもY染色体とは性決定に由来する染色体で、遺伝学的にはあまり情報を伝えないといわれます。
もっとも新しい領域でこのY染色体も今まで考えられていたよりは多くの情報を伝える事が判ってきたようですが、遺伝そのものは、Y以外の染色体の方が大きいようで。
染色体だけの問題で行くと、過去に臣籍降下した天皇家の子孫は沢山あるわけで、源氏や平家もそれですね。
その中に男系をずっと絶やすことなく引き継いでいった(遺伝子の問題だから傍系も当然全て含む)子孫も沢山あるわけで、それを考えたらいわゆる神武天皇もしくは継体天皇のY染色体を引き継ぐ男性などごろごろいたりするわけです。
遺伝としての力はミトコンドリアの方が大きいらしいですね。
ミトコンドリアとは細胞内に共棲して好気性の代謝を行うバクテリア(ちゃんと遺伝子も持っている)で、母方からしか遺伝しないものです。
私はこの名をその昔「ミトコンドリア・イブ」と言う映画ではじめて知りました。
Y染色体よりずっと、個体にとって重要な役割を果たすらしい。
たった一つの卵子を求めて数億もの精子が旅をして、その中の1個だけが合体する事が出来る。
エネルギーである精子が入ったことで宇宙である卵は始動し始める。
大宇宙に通じるタントラ的な考え方ですね。
しかしその中で守り続けてきたとされる男性固有のY染色体が皇室のアイデンティティと言うならそれも良いでしょう。
神功皇后のミトコンドリアが娘から娘に伝わってきたとしたら、それをここでついに断ち切るとかいわれたらやっぱり感情的に釈然としませんもの。
本当は・・・天照もしくは卑弥呼もしくは神功皇后のミトコンドリアこそ遺伝子的に尊かった筈なんだけど・・・・・どこへ行ってしまったのかな。
もしかしてもう途絶えてしまったのかな(笑)。
この3名の名を挙げるだけでも日本って女王の国だった筈なのに(笑)。

でも、そんな抽象的な遺伝子云々より、あの文化伝統を後の世に伝えていく役割の方が重要だと思うけれどね。
男系にそこまでこだわるなら、今回生まれた新親王が5歳になった時にそれでもまだ皇太子妃に男児が生まれていないなら、そこでその新親王を皇太子夫妻の養子にして天皇教育をする。
そのくらいしなければ、いけないような気がする。
皇室と言う文化伝統は、そのくらいの覚悟で受け継ぐものだと言う気がします。
だけど男系ってそこまでして継ぐ意味があるのかな。
新親王は普通に秋篠宮家を継げばいいと思いますけどね。
そもそも天皇という存在は、歴史的に言って、政治における女性原理の側に立つものなのですね。
天皇は君臨すれど統治せず。
これは平安の昔からそうなのです。
直接支配したのは天智天皇の時ぐらいでしょうか?
天皇とはいわば精神的な国家のまとめ役です。
決して男性原理の側に立つものではないのです。

ところで、日本国に於いての天皇の意味を考えたら、今大変な話題の的になっている靖国神社って、歴代の総理大臣ではなく祭司としての天皇が慰霊に毎年行く事にすれば一番いいんじゃないんでしょうかね。
罪を憎んで人を憎まず、死ねばみな仏が日本の宗教観。
戦争と言う人類の罪を繰り返すまいと言う意味を込めて、権力の中枢にいる総理大臣ではなく権力とは関係のない精神の中枢と言う立場を引き継ぐ天皇が慰霊する。
だってみんな天皇陛下万歳といって戦死していったんですよ。
自分の名が戦争に利用された事への謝罪の意味も込めて、歴代の陛下が行かれたらそれが一番良いのに。
沖縄にはそう言う意味を込めて、非常に心を砕いて訪問されているとも聞きました。
このことに対して諸外国が口を挟むことが出来るわけもない・・・と思う。
そうすれば分祀だの何だのごちゃごちゃ言わなくてもすむような気がするのですけれど。
戦争は人類全体の罪なのだから、祭司である天皇がそれを全ての人になり代わって天にそして犠牲者に謝罪する事で、東京裁判で戦犯とされた方に対しても慰霊できる。
総理大臣は陛下にこの分野はお任せして自分たちは行かない事にすればよいのだから、外交問題とも関係なくなる気がするんですけれど。
どんなものでしょ。



(9/2)

昨日は日蔭に行くとひんやりした風が吹き、9月になったらいきなり秋?と言う感じ。
爽やかな光る風。
夏が終わって涼しくなるこの季節が1年で一番好きです。
今日は少し昨日より暑いですが、これで10月になったらまたいきなり寒くなって来るんですよね。
関西の気候の変化は慌ただしい。

昼間、テレビで荒川静香のアメリカでのアイスツアーショー参加の特集をやってました。
自己主張の国アメリカではどんどん自分で自分を演出してアピールして行かなければ生き残っていかないんだなと改めて感じました。
荒川さんはクールビューティなイメージだからおとなしくしててもイメージダウンにはならないけれど、やはりプロのアイススケーターですからパフォーマンスが必要なようです。
プルシェンコとまではいかないまでも(笑)。
けれど流石荒川さんは顔もスタイルも綺麗で、踊った時はさらに美しくなる。
流れるような美しさが暑い晩夏をもさっと涼しくしてくれます。
意外にひょうきんな面のある姐御肌のところもある人らしいので、東洋人代表としてアメリカでも真価を発揮して頂きたいものですね。





  
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