【Diary(2004年5月)】


【SMAPに関しては
こちら です】



(5/31)

今日は朝は晴れていたのに昼から雨。
夜には少し晴れて来ましたが、どうやら梅雨がきたみたいです。

新基礎英語の3を今年も聞き始めました。
去年は1〜3を一度にやろうとして失敗。
学生ではないのですから、自分がやれる分量で好みに合ったものを選ばないと他にやらなければならない事も多い為、続けるのは難しいです。
今年はCDを購入して、3だけに絞ってやる事にしました。
余力があれば「レッツスピーク」とか「リスニング入門」をやれると良いのですが。



(5/30)

昨夜は遅くにバスに乗って、家族3人で久しぶりに富山へ。
主人は用があるのでそのまま残りましたが、私と子供だけ夕方のうちに京都に帰ってきました。
向こうで、幼稚園の時から持っていた聖母子の小さな白い立像を見つけてもって帰ってきました。

親の恩とは、何物にも変えがたくありがたいものです。
けれど、親の愛は子を育むと同時に子を潰す危険性もある。
密着しすぎていてワンクッション置けなくなるから。
しかも対等な関係ではありえない。
私自身は子供に対しては気をつけるようにしてはいるけれど、親は子供に向かって言いたい事を言えるけれど、子供の側は親の側で喋りやすい空気を作ってやらないと、思うことを飲み込んでしまって言いにくくなる。
私自身は自分で全部飲み込んでしまうところがあって、自分に有利なことは「まあそんなことくらい」記憶の奥に封じ込めていて大事な時に咄嗟に言えない事が多い。
身内はかくも難しい。
特に親子は、子の性格は良くも悪くもその親との環境が育んでいる分なおややこしい。
私自身、かなり思いつめる極端な性格を持っています。
子の立場でいる分には、その性格は親が私の人格を認めてくれない限りケアされることは難しい。
何か言われると、相手の言い方にもよるのですが、頭ではそうじゃないと判っていても自分の人格の全て――ひいては存在価値のすべてを否定されたような気分になって思いつめてしまう。
その反動で、誰かに愛されたいという思いが強くて自分で持て余しています。
この年齢になって、人に対しては大分バランスが取れるようになってきましたが。
私自身が気を付けなければいけないのは、私が我が子に対して専制的で物も言わせない親になっていないだろうかと言う事。
その言わせない状況を、相手のせいにしていないかと言う事。
幸いうちの子供は親に対しては言いたい放題のところがあって、親として注意しなければならない部分もあるにはあるけど有難い。
とりあえず相談し合える、子供の言葉を聞いてやれる親にはなりたい。

まあ、何事に拠らず強すぎる愛はとかく危険性を伴います。
自分が愛しているからいいってものじゃない。
愛していればなにをしても許されるってものじゃない。
結局は、相手の人格や考え方を認め尊重できるかどうか。
その思いがあれば、自分にとっては相手に対して良かれと思うことでも、そこまで強制してよいものかどうかという反省も自分の中に生まれるはず。
まず相手を信じること。
それに対して相手が答えてくれるかどうかなんて、そんなのをその時点で考える必要はまるでない・・・と思うのですが。



(5/29)

今日は、少し雨がぱらつくかな?と言う感じでしたが、蒸し暑く時々強い陽射しが見える日でした。
朝から今日は子供の学校へ。
広報委員会の打ち合わせに行って来ました。
原稿のレイアウトはプロである業者の方に任せるので、文章や写真提出ととおおまかな構成さえすめばあとは初稿が上がるのを待つだけです。
その上で校正しつつ仕上げていきます。
出来上がるのが楽しみです。



(5/28)

今日も晴れ。
この間は雨が続いてもう梅雨かと思っていましたが、こうなると五月らしい感じです。

今日、ようやく私が預かった分の広報委員の原稿を完成させました。
明日初稿を提出するのに打ち合わせをするのですが、なかなか色々勉強になってなかなか面白いと思いました。

身内と言うものは、時として他人以上にややこしいものであり、時として素晴らしい味方ともなり得るものです。
この違いはどこから来るものなのか?
身内ゆえに欲望も剥き出しになって・・・みたいな古来からの骨肉の争いはこの際別と考えて。
その愛情ゆえに相手の足を引っ張るか、はたまた最大の味方となるか。
その大きな違いは、相手を信頼して尊重できているか否か。
愛していても相手を信頼し尊重していなかったら、とにかく自分の思い通りにしようとして相手に強制したり束縛したりする。
他人同士なら信頼関係が崩れればその関係も決裂するがこれが身内であるとドロドロして足を引っ張られることも時としてあると言う訳です。
まず相手を信頼し、尊重して束縛しない事。
全く構わないと言うのではなく、その奥のものを信頼して見守ると言う事。
息子に対して私はこの姿勢を守れているだろうか。
そう言うことを時々考えます。



(5/27)

今日は奈良のハーブ教室の日でした。
このハーブ教室は私の先生のお教室なのですが、、薔薇園で有名なお寺の一室を借りて毎月行われています。
盛りを過ぎかかったくらいの満開の薔薇が芳しく香り、本当に美しかったです。



(5/26)

今日は朝から映画館へ。
レディスデーだったので2つ見て楽しんで来ました。
「トロイ」「キャシャーン」。
いずれも見事で素晴らしかったです。
「トロイ」はギリシア神話が子供の頃から好きで何度も読んでいたので、そういう予備知識を持ってみるとさらに感慨深いものがありました。
ホメロスの「イーリアス」を読んだ昔は少年少女世界名作文庫の中の作品でギリシアよりにまとめられていたせいかギリシア派でした。
けれど、この作品ではどちら派かと問われればトロイ派になってました。
権力の象徴というべきアガメムノン率いるギリシアに比べ、神を信じ人を信じ国を愛した王が治めるトロイが滅びた時、本当に目頭が熱くなりました。
主人公のブラピ演じるアキレスも美しくオデッセウスもカッコ良かったんですが、トロイの老プリアモス王の包み込むような優しさと高貴な王子ヘクトルに泣けました。
パリスも、無謀で考え無しの王子だけれど、その優しさをヘレネは愛したのだと思う。
自分のせいで戦争が起こってしまった事を悩むヘレネ。
そのヘレネを黙って息子の愛した人として受け容れるプリアモス王。
そして「貴女は今はトロイのプリンセスだ」と力強く言うヘクトル。
そしてそのへクトルは一騎打ちの末アキレスに負ける。
その遺骸を単身取り返しに行ったプリアモス王。
その愛と勇気にアキレスは感動してヘクトルを返したと言う話が実際に神話にあるようですが、思わずそのシーンには涙しました。
そのプリアモス王の印象的な蒼い眼はもしやと思ったら、やはりアラビアのロレンスの往年のスター「ピーター・オトゥール」だったんですね。
ピーター・オトゥールは「アラビアのロレンス」や「おしゃれ泥棒」をビデオで見て以来大好きで「冬のライオン」「ラ・マンチャの男」など続けて借りてのめり込んで見ましたので、彼を見つけて嬉しかったです。
王というより法王に近い印象だったプリアモス王。
色んな見所があって見応えありました。
戦うって何なんだろう・・・と言う事も考えさせられた作品。
そして続けてみた「キャシャーン」はまさにその問いを抉り出すような感じの作品でした。
生きるって、その命の重みって。
なんて切ないんだろう。
答えが決してでない、色々考えてしまうと身動きできなくなるその問い。
人と人とが共存してお互いを生かしあう。
発想の転換さえすれば決して難しいことじゃないのに、それが難しい。
敵方の切なさがじんじん伝わってくる。
人が人でないものにするその仕打ちの残酷さ。
その言葉に、差別されてきた側のものの切なさが集約されていた気がしました。
非常に抽象的な表現形式で展開して行くために、見る側の想像力が要求される作品でした。
人間側の論理が、その国家が、まるで北朝鮮かブッシュのようにさえ見えてくる。
重い作品でした。
技術としては、ジャパニメーションもついにここまで来たかと言う感じで、見応えありました。
ラストに明かされた新造人間の謎も切なかったです。



(5/25)

今日は快晴。

NTTでナンバーディスプレイと迷惑電話登録の登録をしてきました。
これからの時代、やっぱり必要かも。
迷惑電話登録の方は相手が非通知にしてきても関係なく登録できるみたいです。
その後久しぶりにいつもの温泉銭湯へ行き露天風呂で日光浴。
で、帰って来て家の電話をナンバーディスプレイ対応にしようと教えていただいたように設定したのですが、これがちゃんと登録できている筈なのに上手くいきません。
そこで主人が帰ってきてからPCの方で設定ユーティリティと言うのを出して貰ったら、ちゃんと登録は出来ていたのですが、いくつか項目があってそのすべてがナンバーディスプレイ対応してはいなかったので全てチェックしなおしました。
そしたら無事表示されてようやく安心できました。

新しい眼鏡が出来てきました。
なんというか、右の目の視力は0,8で変わらないのに、0,9だった左の目の視力が0,6に落ちていて、それで眼鏡の度数も変わったのです。
遠くを見る分にはいいのですが、手元を見るのがかなり疲れたのでした。
で、新しい眼鏡をしてみたら、なんと眼が今までと違って疲れないのです。
合わない眼鏡をしていたから余計眼がしょぼついて疲れ目になって肩も凝っていたんですね。
目に合った眼鏡の大事さを改めて感じました。



(5/24)

今日も晴れ。
少しお天気の日が続くようです。

先日、コンタクトレンズの度数が変わったので、今日は眼鏡の度数を調べて貰ってきました。
今している眼鏡は3年前に作ったものなので古いのです。
普通に見ている分にはまるで困らないのですが、近くの小さい文字を見ようとしたりすると読みにくいし目が疲れます。
遠視が進んでいるみたいです。
遠視だと裸眼でも見えるのですが、目が非常に疲れる(=肩が凝る)ので最近は眼鏡かコンタクトにしています。
特にパソコンをやると目がショボショボしちゃう。
新しい眼鏡になれば嬉しいです。

「内容証明」についての本を買って来ました。
インターネットでネットショップをやるのであれば、やはりそのくらいの知識と用意は持っておかなければいけないのかもと思いました。
私自身はこれまでは何の必要もなく過ごして来れたのですが、最近広告の依頼がたくさん来ます。
丁寧な対応の会社ばかりとは限らないので、私自身ももう少ししっかりしなければと思いました。
携帯ならば今は相手の電話番号も出るので判りやすいのですが、家の電話はまだ対応していません。
明日にでもそう言うこともきちんとしておこうと思いました。



(5/23)

今日は晴れ。
朝は寒いくらいだったのになかなか暑くなりました。

カンヌ映画祭。
話題先行のものではなく無名の14歳の男の子が出た日本映画が男優賞として受賞する所がなんともカンヌと言うかヨーロッパらしい。
日本人初受賞だとか。
嬉しいですね。
写真を見たらその14歳の子、すっきり顔のなかなかハンサムな男の子でした。



(5/22)

今日は多少雲はあったけれど晴れ。
晴れると結構蒸し暑いものです。
朝から頼まれたアロエベラジュースを宅急便で送り、それから子供の学校へ行きました。
今日はPTA総会があったのですが、その前の文化委員会の方の集まりに少し参加。
去年委員長をさせていただいて文化祭の活動が非常に盛況で評判だったと言う事なのですが、私の中では私自身が何か言ったとか何か仕切ったとかまるでそうした記憶がない(笑)。
唯一したのは去年初めて4つのグループに分けてそこでそれぞれリーダーを作って頂いた事。
そこで自主的に盛り上がっていただいたので、私がしたのは皆さんの力が発揮できる場の提供と信頼して任せた事と最終的な調整くらい。
皆さんの力が大きかったのだと思います。
で、私が担当したアロマコーナーとディスプレイはこれは私自身が全力でやりました。
今年も4つのグループに分けたようで、非常に盛り上がって楽しそうな感じでした。
と言う訳で、去年はかなり肩の力を抜いて私としては楽だったし皆さんも動きやすかったらしいのですが、今年は広報委員なのでこれがする事が多くてややびっくり(笑)。
私は今回は副委員長なので、委員長になって下さった方が非常に信頼できる方でやり手でいらっしゃるので安心して楽しく活動させて頂いているのですが、書記になってしまったのでつどつど記録を書いてまとめること(去年は活動内容的に私がこの作業を省いて最後に一気にまとめて書いた)と集まった原稿の整理をする事と相成りました。
で、今日一気にそれぞれして頂いたその原稿が一部フロッピー付で集まってきました。
来週みんなで集まって印刷屋さんに第1稿を出す時に出しやすいようにまとめなければ。
私自身が担当した正門の薔薇やそこに添えられた言葉に対する説明書きと西園寺公望公と我が校の関わり。
昨日取材した内容のまとめ、
こうした作業の為の資料が一気に集まってきたのですが、それに加えて学年委員の集まりの代理参加、そして今年は質問事項や改正案がやけに多かった総会、などなど盛沢山の一日でした。
でも、全て何らかの実になりそうな忙しさと言うのか、特に広報委員の仕事は私自身にとっていい勉強になりそうです。

北朝鮮拉致被害者の一部帰国。
思うこと多々あれど、思い切って今日は割愛。
この北朝鮮問題はある意味、第二次大戦の戦後の産物ではないのかなと思っているところです。



(5/21)

今日は晴れ。
昼から出かけ、それから子供の学校へ。
広報委員のお仕事で、広報誌作りの一環として学校でいつもお世話になっている用務員さんのインタビューに立ち会って来ました。
学校も大きくなるとこう言う方たちも学校の事務員ではなく会社から派遣できて頂いているようで、いかに子供達にいい学校生活を送って貰えるかと言う事で、先生方との役割分担やチームワークに心を配りながらお世話頂いているようです。
毎日の何気ない部分をフォローしてくださっている方たち。
日々の感謝と言うのは、こう言う部分にもあるのだなと改めて思いました。



(5/20)

今日は午前中は曇り勝ちながら晴れていたのに、午後から雨。
でも、ウォーキングを兼ねた体操教室で、体に深呼吸させる事が出来ました。

取り留めのないお話。
女である事、妻である事について考えてみる。
最近は自分の権利ばかり主張する女の子も増えてきているようだけど、そう言うのは論外として、夫婦と言えど男はこうあるべき、女はこうあるべき、ではなくて、もっと自由で楽しい関係でいたいなと思ったり。
私はどちらかと言うと逆に何でもかんでも自分で背負い込むほうが楽でついつい自分で抱えきれない事までがんばりすぎてしまうところがあるので、時々そんな風に思います。
よく、結局は男はみんな最後は子どもになるから女は甘えさせてあげないといけないとか、そう言う風に言う人もあります。
確かにそれは一理ある。
でも、最終的には自分は亭主の母親ではないしそう言うものにはなれないわけで。
母親にはなってしまいたくない。
そんなに大きな子供を産んだ覚えはないよというわけです(笑)。
どこかで相手がたとえ夫であったとしても、私自身は女の部分を残して「俺が頑張らなきゃ」という気持ちを持っていて欲しいな。
というか、相手が誰であってもその人が本来持っている大きな力を信じて、それを尊敬したいな。
果たして何かあったとき、夫は男になってくれるでしょうか?
それはその時にしか判らない事だろうけれど。
でも最後の最後のときにちゃんと守ってくれるなら、普段は家ではトグロまいてゴロゴロしていられても、それはそれでいいかな(笑)。
又、昔の人はよく暴力振るう夫や家にお金を入れない夫より○○さんの夫はずっといいと言う言い方をすることがあるけれど、そういう極端な例と比べる事に何の意味があるのだろうかと思ってしまう。
でも、それは自分が幸せだから言えるんでしょうか。
そう言う思いを実際に経験した人がそう言う言葉を口にするのは凄く重いと言うか納得してしまいます。
ただ、自分の妻がそう言う例と自分を比べるのって、ごく普通の夫にとったらさぞかし不満なのではないかと思ってみたりします。
っていうか、誰かと比べる事に何の意味があるんだろうか?
暴力振るう夫や家にお金を入れない夫であったとしても、その人なりの素晴らしいものがあるだろうし、その人に合う人と一緒になれば、その人本来の素晴らしい力が発揮されると言う事もあるかも知れない。
私は、本質的に人に対して無条件で信頼している所があるかも知れない。
苦労知らずで甘いからなんでしょうか。
でも、何を信じるかって、要はその人本来が持っている力を信じている訳ですから、裏切られたとか裏切られないとか、そう言う思いは自分の中にはない気がするのでした。



(5/19)

今日は昼から雨でしたが、ハーブの講習会でフィトンチッドのお話をして、みんなで楽しい一時を持つことが出来ました。
木の香りはやはり落ち着くと言うかいいものです。
ポプリも、お客様がマダムが中心だと言う事で木の香りにジャスミンや柑橘系をたっぷりブレンド。
優雅な香りになりました。
かわいい森の精の赤ちゃんのお人形も、簡単なのに可愛いのが出来たと喜んでいただけてよかったです。





(5/18)

今日は快晴とは行かないものの晴れ。
明日の講習会の準備をしました。
森の香りも完成。
可愛らしい森の精のお人形のデザインも出来ました。
フィトンチッドのお話をするのですが、楽しいお話ができそうです。



(5/17)

今日は雨が残るものの昼から少し晴れてきました。
午前中はハーブ教室の日。
今日はアミノ酸系養毛シャンプー剤を1から作らせて頂きました。
先月は用があってお休みしてしまったのですが、その先月は育毛トニックだったようで、先生から主人の為に1本頂きました。
私は豊か過ぎるほどの髪の毛に恵まれていて、まあ髪の毛と言うものは女性ホルモンだそうなのですが、体型は正反対なものの私の父と主人は共に体毛が深く髪の毛のほうは少ない・・・訳なので、二人がきっと喜ぶことでしょう(笑)。
髪の毛はもう生えて来ないでしょうけれど、取り敢えず「毛が抜けない」と言う事は大きいみたいです。



(5/16)

今日は一日雨。
今週は雨が続きそうで、5月なのにもう梅雨がきたのかと思ってしまいます。

今日は今週の講習で作る簡単な森の香りのお人形のデザインを完成。
フェルトを使って作るのですが、可愛いのが出来ました(^^)。



(5/15)

今日はやや曇り勝ちながら晴れ。
広報委員の用事で子供の学校へ行ってきました。
何かを作るというのはなかなか楽しいものです。
打ち合わせが終わった後、今日は差し入れで委員長さんが子供の為に家で作ったというお料理の数々を委員会の方にも運んできてくださいました。
とっても美味しい韓国料理の数々で、みんなで取り分けていただくスタイル。
とても楽しい一時を持たせていただくことが出来ました。

マリア様。
赤ちゃん(イエス様)を生みたての時のマリア様が一番好きですが、最初にマリア様を知ったのは幼稚園の頃です。
幼心にも旧約聖書などの物語は非常に興味深くもっと知りたいと思わせるものがありましたが、パレスチナあたりの厳しい自然環境が舞台のこの物語は震撼するほど怖いものも多々あります。
それによって大自然=神の偉大さを感じ畏怖もするわけですが、マリア信仰は癒しというのかどこかでもともとあった大地母神信仰を受け継いでいるのか・・・・・優しいです。
イエス様にもそう言う部分が感じられます。
旧約があってこそ新約がある。
厳しく辛く迷いやすい人生の中で、最後に到達するのがこの「救い」。
受胎告知について宗教的ではなく文学として考えた事があります。
まだ結婚前の清らかな乙女マリアが、婚約者があると言うのに身篭った。
その事の恐怖はいかばかりであったことでしょう。
自らが意図してそうなった訳じゃなくても、世間的には汚れた女――娼婦として糾弾されかねない社会状況であり環境の中で身篭ったマリア。
「ヨセフは正しい人だったので」密かに婚約解消をしようとしたと言う記述が聖書にあってかなり印象に残っているのですが、乙女の身で身篭るなど許されない事だった訳で。
マリアを傷つけないために世間には知らせまいとしたヨセフの思いやりもそこにあったわけですが、例えば誰かにレイプをされて身篭ったとしても、きっとまともに暮らしていけない状況だったのでしょう。
まして何も身に覚えのないマリアだというのに、どればかりかの恐怖であった事でしょう。
その時、夢に精霊が現れ、そのお腹の子供は精霊によって身ごもった髪の子であるとお告げがあった。
これが救いでなくなんでありましょう。
マリアばかりでなくヨセフもそれを信じた。
何とありがたいことでありましょう。
神の子か罪の子か。
このお告げの一言で全てが生まれ変わった訳です。
イエスキリストが復活後に最初に姿を現したのはマグダラのマリア――かつて娼婦として卑しめられた女性であったと言います。
聖母マリアに受胎告知がなかったら、身に覚えのない罪でマリアはこのマグダラのマリアに身をおとしていたのかもしれないわけです。
病気の人、病める人、罪を犯した人のためにこそ私はこの世に現れたと言うイエスのお言葉がありますが、このマグダラのマリアはもしかしたらもう1人の聖母マリアなのかもしれないですね。



(5/14)

今日は素晴らしいお天気でした。
昼からログハウスの工場に行って特別にホワイトスプルースの木屑を頂いてきました。
別名アラスカヒノキと言ってスウェーデンから直輸入したものと言う事ですが、種類は松科。
無視が全然寄って来ないそうで、真っ白で美しい木です。
今月の講習のフィトンチッドのお話の時のポプリに使う予定です。
その後、聖母子の胸像を知り合いの教会の横のショップで買っていただきました。
私は大自然のあらゆる所に神様はいらっしゃると考える性質で、まあお正月にクリスマスに何もかも受け容れる性質の日本人なのですが、幼稚園がカトリックだったのでマリア様については深い思い入れがあります。
その幼稚園の頃からお嫁に行くまで持っていたマリア様の白い小さな像があったのですが、お嫁に来た時母がどこかにしまってしまった模様。
私は赤ちゃん(イエス様)を生みたての時のマリア様の表情が一番好き。
このマリア様については色々思うことがありますが、明日ゆっくり書こうと思っています。



(5/13)

今日は雨。
もう梅雨入りしたかと思うくらい、これから雨のお天気がちょこちょこ続きそうです。
今日は子供の学校の学年委員会に出席する為に学校へ行ってきました。
高校生くらいになると、学校も遠くなるし、親が自らいろんな行事に参加しないとなかなか子供を囲んでいる背景は感知できないような気がします。
PTAの役員をするようなお母さんたちはどちらかと言うと見識の高い方も多いので、色々教えて頂けて有り難いです。

人との付き合いの中で、常にワンクッション持つということ。
この大切さを結婚して京都に住んで以来色んな機会で学んできた気がします。
割と一度相手を信じると全信頼を預けてしまう方です。
と言ってもそれは自分の責任なのでそれで何かあっても裏切られたと思う事はないし、結局は枝葉はともかくとして根っこの部分を信じている訳ですが。
なので人との間に距離感を保つと言う事は時として難しいですが、このワンクッション持つという考え方ならすごく受け容れられると言うか、私自身をすごく生きやすくしてくれる考え方かもしれない。
相手に対しても礼儀と言える気が。



(5/12)

今日は素晴らしいお天気でした。
昼頃宅急便の運送の人が荷物を取りに来てくれました。
ようやく少しスッキリした感じ。
今日はその後、来週のアロマの講習で作る森の香りのお人形の材料を買いに出かけました。
100円ショップにも意外に掘り出し物があるものです。
手芸店でも少し購入し、これらを組み合わせることで、簡単に出来る可愛いお人形を考案中です。



(5/11)

今日は雨も上がりました。
快晴とは行きませんがそこそこのお天気。
明日送る宅急便の荷造りをしました。
冬服をしまう場所が無いので実家に送るのですが、何しろ冬服は嵩張ります。
でも少しスッキリしました。

今、時代劇専門チャンネルで、かつてのNHK大河ドラマの「徳川家康」をやっていますが、6月からいよいよ「武田信玄」をやります。
総集編しかビデオ化されていないので楽しみ(^^)。
初回は中井貴一氏の独占インタビューがあるようです。



(5/10)

今日は朝は雨でしたが、少し雨が上がり晴れ間が出た頃に子供の学校に着きました。
「アンネの薔薇」と名付けられた階段の中腹にある雨上がりの薔薇が非常に美しかったです。
昼からは又雨だったので、この写真を撮りたくて行ったのでいい時にいい写真が撮れました。
帰りに天道虫も見つけました。
午後からは知り合いの車で桂坂の方に行ったのですが、京大桂キャンパスの側を初めて通りました。
新緑がとても美しかったです。
桂坂の家並みも、ヨーロッパの街かしらと本気で思うほどの美しさでありました。

  



(5/9)

今日は曇り時々雨。
今日は母の日なので今日到着するように主人と私の両方のお母さんにカードを送りました。
先日行った比叡山ガーデンパレスのリキュウバイが楚々として美しかったので、その写真を元にカードを作りました。
我が家では、夕食の後のケーキの代金の補助をしてもらう約束で主人と子供と私の3人でデパートに行ったのですが、ショートケーキを3つ買う予定だったのがカーネーションの形をしたプチデコレーションケーキが美味しそうだと言うので子供がそれを選びました。
どうやら全額払ってくれる模様。
来月のお小遣いからの天引だけど(笑)。
ヴィタメールと言うチョコレート専門店のケーキだったのですが、マジパンか砂糖菓子だと思ったカーネーションのデコレーションは、チョコレートでした。
私自身はお世話になった方などにプレゼントしようと鉢植えのラベンダーや幸せを呼ぶワイルドストロベリー、そしてカーネーションの花束を買いました。
このカーネーション、いつも例えば薔薇50本で2000円とか、10本で580円とかで売っているお店で20本580円で買ったのですが、デパートの花屋などで並ぶような上等な1番花ではないものの、一般的には十分美しいそして新鮮な2番花なので大量に買えるのです。
私はいつもこれをポプリなどにするためここで買うのですが、なかなか重宝。
今日もカーネーションでポプリを作ろうと大目に買いました。
夕食はターメリックとカルダモン風味のシーフードピラフとカニクリームコロッケ、海老のサラダを作ってみんなで食べました。



(5/8)

今日も素晴らしいお天気でした。
今日は朝から子供の学校のPTAの運営委員会の日でした。
学校の正門の階段の所の薔薇がもの凄く綺麗で、写真を持っていかなかったことを後悔。
こうした委員会への参加は、子供の情報を知るよい機会でもあります。
うちの子は一人っ子のせいか割に色んなことを話すのですが、プリント類をキチンと持ってこないことが多いので、その確認にもなる・・・と言っていた矢先にスーパーサイエンスの保護者会の申込の期日がせまっていることを聞かされました。
やれやれ(笑)。
その日は広報委員会があるので主人に行って貰う事にしました。
どの道私は前に見学済みだしまだ主人が行っていないので、行くなら二人で行く積りでした。
子供――特に男の子は、父親にも積極的に説明会に参加して貰う事が必要だと考えます。
キャンパスの構内見学会も同時にあるようです。



(5/7)

今日も快晴。
陽射しは強いけれど、風は爽やかでした。

コミュニケーション、と言う言葉があるけれど、今更ですが自分の親以外とは言葉が通じるんだなあと妙な事を考える今日この頃。
この人たち、日本語が通じないわと思うことしばしば(笑)。
どこの家の親子でもそれぞれ小さな、けれど当人にとっては大きな問題を抱えているものなんでしょうね。
でもこの年になってもまだ親との小さくて大きな問題はクリアできていない自分がふがいない。
子供の頃と変わらず頭ごなしに自分の考えを押し付けてくるのはどこでも一緒なの?
それって親が子供を信用していないからだとうちの息子がたまたま電話でのそう言うやり取りを耳にして言う。
親は愛情ゆえにそれをするんだろうけど、生まれた時からそれでは子供は辛いものだよと子供に言ってやる。
ついでに、「ママはでもあなたの事を信用しているから基本的にしたいようにさせてあげているでしょ」とちょっぴり恩を着せておく(笑)。
これは素直にうんと肯いておりました。
だって私は自分がされていやだった事を子供にしたくないもん。
ただ、いかにどうあれ親の愛というものは海より深い不変のものだと思います。
もうすぐ母の日ですが、そう言うことを色々と考えます。



(5/6)

今日は初夏のような素晴らしいお天気でした。

今年は、甲申の年。
色んなものの芽が吹き出して、時にそれが激しすぎて乱気流さえ生み出しかねない年回りだそうですが、いい意味で捉えれば「始まりの時」。
私自身の中でも色んなものが始動しようとし始めている気がします。
それが良い「気」の指導である為には、身辺も整理して大切なものを残していかなければならない。
人との出逢いはこれまでお蔭様と言うべきか、本当に良い方たちに出逢え私の宝ともなっています。
ただ、実の母親とだけは、これは仲が悪いのでもなければどっちがいいとか悪いとか言うのでもない。
何か問題があると言う訳でもない。
ただ、上手く会話が成立していない。
これが私の中でのすべての乱気流を生み出している。
よく男の子は父親を乗り越えるべく葛藤し、女の子は母親を乗り越えるべく葛藤すると言いますが、その類のもののような気がする。
それを自分の中でちゃんとクリアしなければいけないと思う今日この頃です。

結婚して2年間、家計簿をつけていました。
けれど子供が生まれてからは結局は要るものは要ると言うわけで、何回か短くて3ヶ月ほど付けた事はあったけれど、細かい金額合わせや集計に要する多大な時間が勿体無くて止めていました。
けれど、家計簿ってこんなに必要な出費があったんだよと言う証明にもなる事に最近気がついた。
何もかも自分の中で溜め込みすぎるのは良くない。
乱気流(笑)のもとです。
より簡単なやり方でつけることにしました。
エクセルだと表計算もしてくれるので、主人に表を作成してもらいました。



(5/5)

今日は雨も上がり、雲の合間に陽が差していました。
今日は端午の節句なので、夜はご馳走を用意。
五目おこわを柏の葉で包んだものと、香り豊かな五月椀を用意。
爽やかな5月の新緑を衣食住に取り入れる日本の行事です。

歴史の女性たちの中で、誰が好きかと問われたら、私はやはり北政所かもしれないとこの頃思いはじめました。
豊臣の家を創った功績の半分は、この人にあるように思うから。
鎌倉幕府も頼朝の妻北条政子が半分創ったようなものだけれど、それとは又違う。
西洋の女性の中ではマリーアントワネットに思い入れがあります。
北政所とは全然タイプが違うけれど。



(5/4)

今日は朝から雨でした。
湿気が多く除湿をかける始末。
暑いのより寒いのより、どうもこの湿気が私的には苦手です。

今日は南座の招待券を頂き、今月の南座花形歌舞伎夜の部の「新世紀累化粧鏡(いまようかさねけしょうのすがたみ)」を見てきました。
福助の宙乗りを期待して観に行ったのですが、その福助の宙乗りと女形の美しさもさることながら、中村橋之助の大立ち回りと「鯉つかみ」に最高に盛り上がりました。
本当の水を使ってバチャバチャやるので前列の客には急流下りにでも乗ったようにレインコートが与えられます。
橋之助がまるで子供に返ったように嬉しそうに私たちに水をかけてきました(笑)。
橋之助は今が一番脂がのっている時なのか、貫禄もあるし格好も良いし、本当に素敵でした。
芝居の第1幕めはなにやら四谷怪談やらお岩やらの原型の気配。
福助が情念のあまり美女から妖怪もしくは怨霊と化しておどろおどろしかったです。
その後二役である美形の男子狩野元信になる所もお見事でした。
頼まれて私が席を取りに行ったのですが、思った以上に良い席で、同行のマダムもたいそう喜んでくださいました。



(5/3)

今日はまだお天気が崩れず、曇りがちながらいいお天気の一日でした。
昼頃出かけ、まず京都大丸での新選組展に行って来ました。
土方歳三の子孫の方が加わっておられる「笑撃武芸団」の実演がなかなか楽しかったです。
目の前での大立ち回りも迫力ありました。
その後本能寺に行ってお参り。
信長展もやっていたので見たのですが、よく見る優男の信長ではなく、まるで萬屋錦之助のような迫力のある信長の眼力強い絵図をそこで見ました。



(5/2)

今日は少しお天気が下り気味でしたが、夕方までは良いお天気。
朝から主人と二人で比叡山に行って来ました。
比叡山ワンデーチケットと言うのを京阪電車が発行しているのですが、八瀬からロープウエイで比叡山頂へ。
京都市が美しい緑の山々に抱かれているのを見て感動しました。
比叡山ではまずガーデンミュージアムに行きました。
美しい花々が咲き乱れ、絵画が所々に飾られているのが素敵です。
まだ6月にならないと咲かない花もいろいろあったので、6月にはお弁当を持って又来ようと思ったことです。
今日はそこのカフェでパンとジュースをテイクアウト式でいただけたのでそれを食べました。
勿忘草の青も美しく、馥郁としたツツジの香りには、昔子供の頃行った郊外の公園(富山の大山寺遊園や寺家公園)を想い出しました。
リキュウバイやプリムラピアリーも美しかったです。
昼からは比叡山延暦寺に向かいました。
仏教の様々な宗派の母山と言われる比叡山。
いまだ八重桜が美しく、仏様を前に思いを新たにした事でした。
悪い事は全部自分でよい事は全部人のお陰。
全員がほんの少しそう言う思いを持ってほんの少しずつ自省すれば、世の中愛和の心で次のステップへと進み、新しい何かを生み出していけるのかもと思いました。

 



(5/1)

今日は暑いくらいの初夏のお天気。
昼から主人と2人でお買い物がてらお散歩に出ました。
京都市の中心までは我が家から徒歩10分電車で10分で着く距離なのに、ちょっと歩くと自然が豊かなのが嬉しいです。

木の芽や草が萌える頃。
我が家のベランダにハーブのロケットとバジルを増やしました。
ロケットはルッコラとも言って胡麻風味のハーブです。
色々と料理を楽しくしてくれそうなハーブたちです。







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