【スマ夫感想3】



★2003年3月★

 



(3/1)

「スマ夫カルチャースクール」
今日は二人でフラワーアレンジメントを学びます。
何でこう言うコーナーを早くやらなかったのか?と思うくらい二人の個性が生きていて、1月からこのスタイルになって全くやらなかったのが勿体無かったです。
もっともっとこう言うのが見たかった。
やっぱりこの二人は表現者と言うか見せることのプロなので、例えこれまで華道になんて縁がなかったとしても、その感性を生かせるのも道理なのです。
カワイコちゃんぶるし自分が可愛い事も知っているくせに男っぽく思われたい中居くんは(笑)、やたら自分と花の取り合わせに照れていたようですが、元々工作大好きな慎吾ちゃん。
このフラワーアレンジメントもその1つとばかりに大喜び。
自称フラワーアレンジャーな慎吾ちゃん。
慎吾ちゃんならきっと自由な発想とおもちゃ箱をひっくり返したような感性で、
そして、知ってる花は、花札の中に菊があるから菊って言う中居くん(笑)。
そこであえて桜と言わずに菊と言うのは何故なんでしょ(笑)。
今日の先生はなかなか誉め上手ないい先生ですね。
その才能を見つけ出し、誉めて更にその可能性を伸ばそうとするやり方がいいですね。
中居くん、照れながらも悪い気はしない筈(笑)。
実際おだててるんじゃなくて、ちゃんとそのバランス感覚の良さとか物語を作って構成するセンスだとかを誉めて頂いているわけですから、自分のどこが誉められたのかが発見できたら、そのセンスは更に伸びる筈なのです。
中居くん曰く「花より鮮やかな」今日の先生。
花は愛ですと仰いますが(笑)。
【Lesson1:花の長持ちのさせ方】
花を元気にする為水を多く吸収させる方法は?
水切りのお話ですね。
元気に、と言われて(笑)、判らなくって花びらをやにわに広げ出す中居くん(笑)。
花の部分を水につける慎吾ちゃん(笑)。
見事な二人のボケっぷり(笑)。
正解は、根本を水につけたまま切る事。
一気に水が吸収され、花が元気を取り戻すから。
「切り戻し」とも呼ぶ作業ですが、この時斜めに切ると水を吸う表面積が増えるし、オアシスや剣山に挿す時にも挿しやすいんですよね。
で、次の問題がその基本的な花の切り方だったのですが、「なんかよくわかんないけど斜めに切ってみた」と言う中居くん正解。
慎吾ちゃんは知っていたようで、二重丸を頂きました(^^)。
多分中居くんは先生が斜めに切るのをしっかり見ていたのでしょうね。
【Lesson1:アレンジ】
その全ての基礎となるある法則とは?
まずはバランス、そこから生まれる躍動感(物語性)な訳ですが、二人への問題はまず基礎編。
フラワーアレンジメントの土台を作る最初の3本の花の挿し方は?
生け花とも又微妙に違うこのフラワーアレンジメントの基本は、とにかくどの位置から見ても最終的には完全なる円になるようにバランスよく作ること――そこからバリエーションをつけることになるのですが、どう挿せば美しく仕上がるかと言われて悩む中居くん(笑)。
慎吾ちゃんはもう、粘土の王国スマ夫版よろしく、もう普通に楽しんじゃってます。
とにかくわかんないと言うので三角形にしてみた中居くん。
お花を固めて並べて花瓶に挿すように挿した慎吾くん。
中居くんの三角形はあまりにも大きな三角形だったけど、実は基本形としてはこれが正解(笑)。
なんとこの勝負は中居くんが勝ってしまいました(笑)。
@1本目は真ん中に垂直に挿す
A2、3本目は両脇に水平に挿す
これが横から見ると三角形になる訳で、幾何学的な形を基本とするフラワーアレンジメントの土台ですね。
中居くんはどうやら天性のバランス感覚が良いようです。
慎吾くんのは進行形と言うかパラレルの分野だったので、基本形としては×だったと言う訳でした。
では、この花が6本になる時の挿し方は?
これは、二人とも花瓶に挿すように挿したので×になっちゃいました。
正解は、「真ん中に1本高く挿した花を囲むように両脇に6本の花を等間隔に挿す」。
真上から円の形になる円形の法則ですね。
三角形に組み合わせる事で、この円形も形作って行く。
最初の三角形に6本の円形の法則を足して9本にする時は、9本の花を土台に半球を描くようにバランスよく挿していきます。
「どう?花をちょっとは好きになってくれたかな〜?」と小さい子供に言うように優しく中居くんに聴く今日のお花の先生(笑)。
「もうちょっと時間が掛かります」と中居くん(笑)。
でも、随分上手くなってきましたよと先生に誉められて、ひたすら照れるのでありました(笑)。
【Lesson3:アクセント】
アレンジには主役の花もあれば脇役で主役にアクセントを与える花もある。
この両方がしっかり生かされていてバランスがいい事、そこに物語性があることが大事なわけですが、中居くんは花は今まで生けた事がないとしても、この基礎になるバランス感覚や構成力はお手の物じゃない?
コンサートを構成したり、曲を作ったり、そして番組作りで色々日々この組み合わせを考えて行動している中居くん。
さてアクセントの王様はカスミソウですが、このカスミソウを使った正しいアクセントのつけ方は?
これを聞いて「野村監督が自分の事をカスミソウと言っていました」と思い出して言う中居くん。
主役にアクセントをつける為に色々考えて行動したいと言う意味だったのかなと、ふと思って思い出したのかな?
長嶋監督が薔薇で自分はカスミソウって言ったんだと思ったんですね。
真実はカスミソウではなく月見草でしたが(笑)。
富士には月見草がよく似合うというのが太宰治の言葉ですが、大きな富士に対して微塵の揺るぎもなく凛として立っている月見草が自分だと言う意味だったんでしょうか?
でも、咄嗟にこの薔薇とカスミソウの取り合わせを見て、中居くんは野村監督の言葉を思い出したんですね。
これは「薔薇の綺麗な半球の入れ物が出来た」と言う慎吾ちゃんが二重丸を頂きました。
中居くんは×。
薔薇を取った時にでも、カスミソウはカスミソウでしっかり自立して成り立つ生け方をしておかなければいけないと言うことですね。
カスミソウが四角く上の方に集中して下のオアシスが見えていたからということを教えて頂きました。
正解は、綺麗な半球になるよう表面積の半分をバランスよく埋める事。
他にもアクセントをつける花としてあるのはミスカンサス。
細くて長い葉なので指に巻きつけカールさせる綺麗な流れを作り出せるアイテムですね。
【Lesson4:カラー】
15色の花から選ぶ「きらびやか」を表現する組み合わせは?
きらびやかといわれて早速嬉しそうに花々を大好きな野球選手に擬えて選び出す中居くん(笑)。
きらびやか=スター=巨人軍なのね(笑)。
まず清原和博選手は華麗なオレンジの百合系の花。
花もあるし色も強いからって。
ショッキングピンクのガーベラは高橋由伸選手。
突破口の清水隆行選手は黄色の花。
今年1年目のペタジーニ選手は、濃い暗紅色のガーベラ。
全体として淡い感じの色合いのオレンジ・ピンク・黄色と言う取り合わせの中に、これだけ強い色合いのものをいれて、それを取り囲んで皆で護ってあげるのだと言う中居くん。
それによって居心地のいいチーム作りをするのだ、と言います。
護られるだけではなく存在感のある異質のものを入れることで、それをいいアクセントにした取り合わせですよね。
知らずして見事なカラーコーディネートになっているではないですか。
先生に二重丸を頂いたのですが、何で自分が丸を貰ったか判らなくて、びっくりして「ぼく・・・丸とか貰わなくていいです」とか言ってるけど(笑)。
慎吾ちゃんはテレビドラマのストーリーを考えて花を選びました。
けれどこれは惜しくも×。
きらびやかを表現するポイントは、コントラストの強い色を選ぶ事。
慎吾ちゃんは淡い色を多く選びすぎたんですね。
中居くんは原色に近い色を選び、更にポイントとなる強い色を選んだので実に豪華な取り合わせとなりました。
だって中居くんは豪華なカラーの組み合わせと言われて、華麗なスターチームの色合わせをそこでやったんだもんね。
中居くん、自分が二重丸だった理由がわかって、妙に納得(笑)。
ちなみに、心が和む組み合わせとしては「同系色の花でまとめる」、存在感のある組み合わせとして「同じ種類の花を固まりで見せるグルーピング」と言うやり方があるようです。
さて、このテクニックを応用して、次は中居&慎吾の
フラワーアレンジメント対決!!
自信が無さそうな中居くんとやる気満々の慎吾ちゃんですが(笑)。
そして、正装した二人が登場!!
今宵二人の男が、己のアイデンティティをフラワーアレンジメントにぶつけ合います〜〜
制限時間は45分間
テーマは「リビングに飾る花」
その昔の「料理の鉄人」よろしく実況が始まります(笑)。
籠のような花器を選んだ中居くん、そしてガラスの花器を選んだ慎吾ちゃん。
中居くん、自信が無さそうにしていた割には、かなり真剣に色選びから始めています。
凄くいい目の色をしてますね。
先生にもかなり自信が出てきた目をしてるって言われてます。
リビングに飾ると言われた為なのか、癒し系のピンク色の花を選んでいるようです。
ピンクのカーネーションに、大きなピンクのオリエンタル百合のパンドラと言う華やかな取り合わせ。
同系色でしかも癒し系の色は地味になりやすいですし、まして初心者はなかなか大胆な生け方が出来ずにこじんまりとまとまりすぎてしまいがちなものですが、上品な中にもなかなか華やかな組み合わせですよね。
花心なんてないと自分でいう割にはなかなかリビングに合ってて素敵。
カーネーションは短く切って、ちゃんと蕾などを処理している様子を見て、先生が「ちょっとの間にプロに近づいてきた」と誉めて頂きました。
大胆に高々とオリエンタル百合を真ん中に挿す中居くん。
初心者であることを考えれば一見無謀と言えるほどの大胆さですが、上手く間を他の花で埋めていけるのか?
ピンクや色違いの小さい花が一杯ついたスプレーカーネーションを沢山持ってきた中居くん。
なかなか立体的に基本にも忠実にバランスよく生けられているようです。
これだけおとなしい色の組み合わせなのに勢いがあって見事です。
最後に悩んだ末に黄色の花を持ってきたけど時間切れで挿せませんでしたが、無くても十分なほどのあでやかさ。
かえって上品にまとまってリビングにふさわしくなったかも知れませんね。
慎吾くんは葉から選び始めました。
葉を丸めて大胆な感じのアクセントをつけたいようですね。
こう言うアイディアとか好きそうな慎吾ちゃん。
フラワーアレンジメントより草月流みたいな前衛的な生け花の方がその大胆な発想とアイディアを生かせそうな気がしました。
葉っぱと格闘する慎吾ちゃん。
慎吾ちゃんらしい楽しい作品が期待できそうです。
慎吾ちゃんはかなり人目を引くきらびやかな鮮やかな色を選んできました。
生け花といって模様は自己表現の手段の1つですから、この二人はある意味そっちの分野ではプロ。
二人とも自分らしいいい花を生けてますね。
二人とも花人ですよねって先生が感心してくださってます。
カッコイイ〜とときめいてくださる先生に二人とも照れてますが(笑)。
特に中居くんは誉められるたびに真剣な表情を崩して照れ笑い。
そしてついに作品完成
僕なりの力を出し切ったと言う中居くん。
タイトルは「やっぱりペタジーニ!」(笑)。
ピンクの花々が奏でるハーモニーの中央に、百合の王様である真っ白なカサブランカを堂々と生けました。
このカサブランカがペタジーニで、これから時間が立つに連れてもっともっとピンクに染まって欲しいと言う願いを込めて。
自分らしさを失わずに調和していこうとするそのハーモニーが、本人は自覚していないようだけれどそのまま花心に繋がっているようです
ディテールがまず綺麗で、とても美しく仕上がったと言って下さる先生。
ピンクと白の百合の色合いを、ピンクと白っぽいカーネーションとそっちの方でも再現しているその色彩感覚がいいとも。
この作品のポイントは、リビングにふさわしく上品かつ大胆で、バランスよく美しく仕上げられた事だと思いました。
慎吾ちゃんのタイトルは
「きらびやかに包まれて」
楽しんで作った慎吾ちゃんのその感覚がそのまま生かされていて、見てて楽しくなってしまう。
慎吾ちゃんにとってのリビングって、とっても楽しいおもちゃも沢山詰まっているようなそんなおとぎの国みたいな空間イメージなのかもですね。
思わず目を引く色鮮やかな花々の花器を透明なクリスタルにした事で、軽やかで垢抜けた感じも出ているようです。
ガーベラ・チューリップなどの暖色系の花を茎の長いまま挿し、その中に包み込むようにシンビジュームなどの白い花を挿しました。
きらびやかなものの中に和やかなものが包まれている感じを表現したかったとか。
慎吾ちゃんらしい大胆で個性的な楽しい作品ですね。
どちらも素敵で甲乙つけがたかったけれど、テーマがリビングの花ということで、中居くんに勝利の女神が微笑みました。
選ばれた中居くんが一番ビックリしてますが(笑)。
(中居勝因)
@基本に忠実(バランスがいい)
A癒し系の色の花を使いリビングに適している
慎吾ちゃんのも華麗で楽しくて素敵だったけれど、ずっとそこにいる空間と言う事を考えたら疲れちゃうかもという理由で。
ホテルのフロントとかレストランとかカフェバーとか、そう言うところにおいたら最高に映えそうですね。
中居くんのは上品だけど醸し出される美しさがじわじわと染みてくるようで和まされる感じがしました。
そりゃそうだ。
ジャイアンツへの中居くんの愛がいっぱいに盛り込まれているんだものねえ(笑)。
派手な色合いの花は目を引くけれど上品にまとめるのは難しいし、上品な花は地味になりがちだけど、二人とも上品かつ大胆に仕上がってて流石だと思いました。
中居くんは自分の良さを気付かずして体現している所がさらにすごいと誉められました。
これを機会に、中居正広は花というものに愛を込めていきたいって??
それはそれは、もし本当なら金スマで共演中の假屋崎先生もさぞお喜びになることでしょう(笑)。
「クイズエコロジー」
今回も先週と同じく現役主婦チーム(マルシア&田中律子)と対抗戦。
主婦チーム、雪辱なるか?
独身男二人に圧勝されちゃった訳ですが(笑)。
まずは1回戦。
@ノート
最初リサイクルじゃないの?とマルシアが言ったのに、ノートをリサイクルするって聞いたこと無いとか言い出した律ちゃん(笑)。
結局可燃にしちゃった主婦チーム。
答えは資源ごみ(笑)。
雑誌・新聞など印刷されているものでも紙は紙。
資源ごみなんですね。
Aテレフォンカード
おまえなんだと思う?と中居くんに聞かれて「可燃」と答える慎吾ちゃん。
オマエ危ないよ・・・と苦笑いしながら不燃に分別する中居くん。
中居くん大正解!!
テレフォンカードは不燃ごみ
ただし地域によってはNTTで回収してくれたり未使用は電話料金を支払う事も出来るようです。
2回戦。
@お菓子の空き缶
中居くん慎吾ちゃんチームは勉強済みですね。
何かに使えそうなこの缶。
資源ごみに分別してようやく主婦チームは一勝しました。
ただし一斗缶より大きなものは処理が難しい為不燃ごみだとか。
A紙コップ
なんと同時に入れたら中居くんは可燃、慎吾ちゃんは資源ごみと分かれてしまいました(笑)。
今回は慎吾が言った方を選ぼうと思った中居くんですが、土壇場になって中居くんが入れた可燃の方を選んだ慎吾ちゃん。
結局それで正解(^^)。
紙素材でもコーティングされているものは可燃ごみであって資源ごみにならないのでした。
あぶねーーーとばかりに資源ごみに仕掛けた自分にお仕置する慎吾ちゃん(笑)。
3回戦。
@花火
これも中居くんたちやりましたよね。
結局、花火は燃えすぎるからと不燃にしちゃった主婦チーム。
答えは勿論可燃ごみ
この段階で、「水に湿らせてから可燃」だと、はたと正解が判ったマルシア。
マッチもそうですが、花火もそうだったのでありました。
使用済みでも同様。
もっと早く教えてくれればよかったのにと、律ちゃん大ショック(笑)。
A動物の剥製
亀って燃えるの?と基本的な質問をするマルシア。
そして、以前貝殻が可燃ごみだったことを思い出して、可燃ごみに分別する中居くん。
大正解で可燃ごみ
ただし30センチ四方を越える大きさのものは粗大ゴミだそうです。
それにしても中居くん凄すぎ。
4回戦。
@スクール水着
服と言うと燃えると言う頭があるけれどこう言う質問されるとやっぱり不燃ごみなのかなと思う。
でも、普通は可燃の方に出すでしょうと、可燃にした主婦チーム。
答えはやっぱり不燃ごみ(笑)。
衣類などの大半は可燃ごみですが、化学繊維で出来ているものは不燃ごみになるのだとか。
Aセラミックのおろし器
慎吾ちゃんの意見をまず確かめる中居くん。
「可燃・・・」と答える慎吾ちゃんに中居くん絶句(笑)。
おまえ可燃しか読めないのか?って(笑)。
セラミックって燃えるのか?
資源ごみか不燃ごみかの問題ですよね。
そして確かに慎吾ちゃん、二言目には「可燃・・・」とちっちゃい声で言ってます(笑)。
そして不燃ごみに分別する事にした二人。
正解。
セラミック素材や金属の鍋なども、リサイクル対応できていない為、不燃ごみだそうです。
何と独身男性チームがパーフェクト!!
それに対して、私たちが番組上面白くしたのよ、と居直ってみせる主婦チームでありました(笑)。






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