「中居正広の 家族会議を開こう3」感想
(2000年3月23日放送)






中居くんについている肩書きが「プレゼンテーター」。
これいいなあと思いました。
あくまで自分は一つの場を提供しているのだという、そう言う印象。
中居くんのあの中立の位置が好きです。
ああいう「ことば」が使えるって素敵だと思いました。
TKMCなんかで見た中居くんの「ことば」にも感じたことですが、こういう姿に中居くんらしさを、私などは感じてしまうのでした。
ヒートアップしそうな空気をスーっと戻したり、きれいにまとめたり。
そしてその言葉が何だか優しく胸に染みます。
露出度が人一倍多い中居くんは、これは有名人の性(さが)。
その分人目に立っていろいろ言われることも多いでしょう。
けれど同時にこういう難しい番組を地道にやっている中居くんは、本人自体は取り立てて騒がれることも少ないかも知れないけれど、確実に成長している気がして嬉しいです。
そんな、中居くんを好きになったことを誇りに思います。
前回の、ゲイのお父さんと息子の“和解”。
多分、これからも本音でぶつかり合って、喧嘩しながら歩んでいくのかなと思いました。
「本当の親子だからここまで言える。だから言い過ぎたとは思っていない」
と言う息子の言葉が印象的でした。
親子でも勿論言ってはいけない言葉はあるけれど、本音でぶつかる、ということでしょうか。
すごい親子でした。
妊娠中絶。
ガン黒も上げ底ブーツも、そうしてみたい時期があるんでしょうね。
そう言う時期も経て、彼女らも大人になる。
でも、取り返しのつかない後悔も過ちも犯しやすいこの時期。
その時はなんとも思っていなくても、後からうっと来るような。
しかし・・・・・・産婦人科?の先生の、援助交際とかやってるのは案外髪の黒い子で、山姥ギャルは若者相手、というのは妙に説得力ありました。
援助交際やってる髪の黒い子、というのはかなりずる賢い部分もありそうで、こっちの方が怖いかも。
よくある、一見良家の子女で立場もあるけど実は・・・・・みたいな。
けれど、山姥ちゃんの、その時たのしけりゃ、の行き当たりばったりで性病になってしまうのも、後で取り返しがつかないですよね。
簡単に考えててホントの彼氏にまで性病を移してたり、簡単に中絶してあとで後悔するような。
だけど、やっぱり中学生の時に彼女らは、悲しい思いをしていたんですね。
男も女も、この思春期って本当に大切なものなのだなと、親の立場としてしみじみ思ったことでした。




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