【SMAPin名古屋(2001年8月26日)感想その1】
今日、このコンサートはSMAPメンバーである稲垣吾郎を欠いて4人で行わなければいけないという、思いもかけないコンサートとなったのでした。
同月24日に、渋谷にて道路交通法違反(駐車禁止)で交通課の婦人警官に注意された吾郎くんが、思わず逃げてしまった際に車で接触騒動を起こしてしまった為、公務執行妨害として咎められてしまった為でした。
そのまま駐車禁止として素直に免許証を見せ、切符を切っていれば罰金と厳重注意で済む筈の事故でした。
けれど彼はパニックになってしまったのでしょうか。
周りに稲垣吾郎と気づかれたので慌てたとも聞きます。
ファンとしては、その場の様子が何となく想像でき、実はSMAP1短気なんだよといわれているその性格からさぞ慌ててしまったのだろうなとショックです。
その行為自体は勿論、社会的影響力も大きいSMAPメンバーとして許されざる悲しむべき事故であり、それについては吾郎くんは大きく反省しなければいけないことでしょう。
そして事実彼は罰として留置されました。
翌日であった25日のコンサートから、残るメンバー4人で当面の残るコンサートを行うと言う事もあわせて決定されました。
事故と言うものは、おそらく咄嗟の出来事と小さな判断ミスが、大きな事に繋がってしまう事が多いものなのでしょう。
我々も含めて大いに反省しなければいけないことだと思います。
そして26日にはようやく釈放された吾郎くんが記者会見をし、その真摯な反省の胸のうちを語ってくれました。
してしまった行動は子供だったけれど、マスコミの煽りにものらず、今度こそは本当に自分自身から逃げ出さずに真摯に答えている彼の姿を見て、私としてはたいそう安心したことでした。
彼なりにしっかりと罰を受けて謹慎もし、そして謹慎が解けた際には再びSMAPメンバーとして我々の元に戻ってくる事を、多くのファンは望んでいる事と思います。
そして、25日と26日のSMAPコンサートは、世間の注目も浴びる中、結局最後にそんな吾郎を受け入れてやれるのは、自分たちとだと言わんばかりの残るメンバー4人の頑張りで行われました。
4万人近くのファンの前で、26日もまたMCの前に4人が全員並び、リーダー中居くんからの謝罪が行われました。
そして木村くんもそれに続いて今後のコンサートを4人で頑張っていく事を語ってくれました。
慎吾くんや剛くんも胸をつまらせており、そして私たちもまた彼らの言葉を全身で熱く痛く受け止めました。
この日の、コンサートを見ることが出来、そして彼らを応援する事が出来た事を、私はとても嬉しく思います。
SMAPの結束と、いざと言うときの真価を問われた大変な出来事でしたが、これによって10周年SMAPの5人のメンバーが、人間的に更に成長を遂げて、より素晴らしいグループとして私たちを魅了してくれると信じてやみません。
そして、中居くんの「我々5人が好きな歌を歌います」とのコメントの元に、SMAPの名曲である夜空ノムコウが歌われました。
この歌の歌詞が、私たちの胸に染みます。
そしてこの曲は又、大阪公演から私たちも一緒に途中歌う事に演出された歌でした。
途中、暗黙の了解のもとに、私たちもこの歌を彼らと一緒に合唱しはじめました。
本当に心に残る、素晴らしいSMAP10周年の歴史を飾るのにふさわしいコンサートである意味あったと、私は信じてやみません。
★次頁★
☆戻る☆