【ザ!世界仰天ニュース感想21】

2003年3月



(3/19)

今日は何やら探偵さんの格好をしている模様の中居くんと鶴瓶さん。
今日は「夫婦のバトルロワイヤル」がテーマのようですが、それを推理していくので探偵さんなんですね。
中居くんはなんとも可愛いシャーロック・ホームズですが、鶴瓶さんはどうやら松田優作さんの「探偵物語」の扮装の筈らしい(笑)。
でも確かに優作さんと言うよりは、鶴瓶さんの昔の伝説のアフロヘアーを思い出してしまいます(笑)。
でも帽子を取ったらすっかりいいお父さんしてる鶴瓶さんの髪型になりました(笑)。
そんな今日は、夫婦にまつわる仰天事件と言う事で?ゲストは音無美紀子さん&峰竜太さん。
●中年男を狙うナゾの美女 恐るべきその正体とは?●
急にモテたら御用心?
すっかり夫婦関係も冷え切った状態にあった、とある中年男。
その日も寂しくパチンコをしていたら、何と隣に好みのタイプのイイ女が座った!
ドキドキして胸ときめかせていたら、何と彼女の方から話し掛けてきた。
そんな事が会って数日後、行きつけの喫茶店で偶然に彼女と再会。
これは運命の出会いなのか?
彼女から嬉しい事にデートの誘いもあり、こんな僕のどこがいいんだろう?と思いつつも、すっかり彼女に心奪われ妻に隠れて逢引を重ねるのでした。
けれど、結婚している人とはそう言う関係になれないと、彼が家に泊まることを渋る彼女。
そこで彼は決意した。
もう2度とこんな理想の女性には逢えないかも知れない。
妻とは離婚する、と。
そして、何故かいとも容易く妻とは離婚が成立。
このタイトルからして、この女性は実は妻とグルだったりするんじゃないの?と思っていたらやはり・・・・・
離婚の事を知らせようと彼が彼女に連絡を取った頃には彼女の行方はもはや知れず。
連絡が途絶えてしまったのでした。
いやはや怖いですね。
自分から離婚を申し出ると慰謝料が取れないので、なんと探偵事務所に頼んで妻が「別れさせ屋」を紹介して貰っていたというお話。
実は夫に話し掛けてきた好みの女性は、この別れさせ屋の美人工作員だったのだとか・・・
夫が妻に、妻が夫に。
両方の事例があるそうです。
中居くん、こんな怖い話を聞いたらますます結婚に対して気持ちが遠ざかっていく?
でも、そう言う当事者にはなりたくないけど、その工作員(男性)になってみたい、と言い出す中居くんと峰さん(笑)。
しかしこの別れさせ屋。
お金の方も馬鹿にはならないようです。
ターゲットの年齢が、未婚30歳未満で平均額が194万円。
未婚30歳以上で262万円。
既婚30歳未満で308万円。
既婚30歳以上で390万円。
峰さんの場合は500万円くらいになるようです。
社会的な知名度がありますものね。
何かあったら週刊誌沙汰だし。
●資産家一家殺害計画 冷血男VS不死身の美人妻●
こちらは、別れさせ屋どころか殺し屋を使った恐ろしい事件。
1988年、アメリカ・フロリダからの仰天。
観光収入源である繁華街の再開発案が持ち上がっており、いくつものアミューズメント施設を所有していた実力者の父を持つ娘がおり、彼女もまた中心となってそのプロジェクトで活躍していた。
その娘リサは仕事一筋。
そんな彼女の心を射止める男性はなかなか現れなかったけれど、あるギリシャ人社交界のパーティに出席した時に、運命の時が訪れたのです。
彼女の心を射止めた男性は、コスタと名乗るハンサムな笑顔の優しい青年。
けれど、これは全てこのコスタによって練られた計画的な出会いだったのです・・・・・
17歳の時にギリシャから移民してきた彼。
その甘いルックスと人当たりの良さを大きな武器にして、有力者に近づいた彼は、このリサにもその財産を狙って近づいて行ったのです・・・
自分の仕事も理解してくれて、とても優しいこのコスタ。
出会って3週間後に結婚を申し込まれた彼女。
彼の提案に従って直ぐに婚姻届を出して市役所で二人だけの式を挙げた。
なんとも自由の国アメリカらしいお話ですが、ここに大きな落とし穴もまたあったのです・・・
美男美女のお似合いのカップルと誰もが思ったけれど・・・
そして結婚後も相変わらず観光業の広報官としての忙しい日々を送っていたリサ。
そんな彼女をサポートするコスタ。
とは言え、彼が実際に出来た事と言えば、電話番とお茶汲みだけだったのですが。
けれど、家では趣味の射撃を許されていた。
その銃の手入れに水銀を使う彼。
そして多忙な妻に代わって親戚との会食にもすすんで顔を出した。
よき夫を演じる彼。
けれど、仕事の事は全く判らない。
実業家一家であるこの一族にとっては難しいビジネスの話も、普通の日常会話として食卓の話題にも上る。
娘の夫は大丈夫かと父が不安に思い始めた頃、なんとバーを経営したいと彼がプランを持ってきた。
そんな彼に1万ドルを融資してくれた父。
そこでリサの手伝いもやめてバーの経営に専念した彼だったけれど、素人の彼には経営はままならず客もまばら。
にも関わらず、経営状態が良いのでもう1店舗持ちたい、だからもう1万ドル貸して欲しいと妻の父に頼む彼。
しかし、実業家であるこの一家は、経営に関しては決して甘くなかったのです。
「今はその時期じゃないだろう」と言われてしまった彼。
本当に・・・・・まず店の状態を良くする為に工夫し充実させる事が先な訳で。
けれど彼はそう思わなかった。
とにかく自由になるお金が欲しい。
彼はとんでもない計画を思いつき、実行してしまったのです。
まず、このリサの父が急死。
胸の病が持病の筈なのに、平衡感覚を失って呼吸困難に陥るなんて何かの――たとえば水銀などの中毒症状によく見られるものだと疑う主治医。
けれど宗教上の理由で解剖は拒否。
実は、これはこの父と一緒に出かけていたコスタが、隙を狙って父のコーヒーに水銀を入れた計画殺人だったのです。
水銀には即効性が無い為、家に帰ってから倒れると見越したというわけです。
これで全財産は妻のものとなり、自分の自由に金を使うことが出来る筈。
けれど、妻もまたこと経営に関しては甘くは無かった。
店を大きくしても彼にはそれをこなせるだけの才覚が無い事が判っていたのでしょう。
店の評判も当然知っていた筈。
この店は、この頃街のごろつきや売春婦の溜まり場となっていた。
そこで、街のワル達を利用してこの家の財産を手に入れる方法はないものかと計画を練り始めたコスタ。
妻さえいなければ・・・・・
彼は不幸な生い立ちの女を利用する。
彼女を自分の魅力で惹きつけ、そして殺人を犯させその証拠ビデオを撮影する。
こうして完全に言いなりになった女は、命令されるがままに動くのでした。
成功すれば、報酬は1万ドル。
彼女は殺し屋に連絡する。
しかし、訪ねてきた男の懐に拳銃が隠されている事に気付いたリサはいち早く逃げた。
次に雇った男は、実行前に別件で逮捕されてしまった。
次の計画は、ハロウィーンパーティの日。
しかしこの日に仮装もせずにパーティ会場に入りこんだ男は、目立ってしまって立ち去るハメに。
ついに殺し屋に家に忍び込ませる事を計画したものの、なんとうまく窓ガラスが割れず忍び込めずにいる間に近所に知れて殺し屋は退散。
そこでついにコスタ自ら窓を割って殺し屋を家に入れた。
強盗による事件と思わせる作戦。
そしてついに銃弾はリサの頭を貫いた!!が、とどめの2発目を撃とうとした時、銃が動かなくなった。
その時、妻はもうてっきり死んだものと思い込んでやにわに立ち上がったコスタ。
なんと自分が頼んだその殺し屋を、証拠隠滅の為に銃で何発も撃って撃ち殺した!!
正当防衛を装ったと言う訳です。
けれどなんと、至近距離で撃たれたにも関わらず、銃弾が頭蓋骨で止まっていたということで、リサは奇跡的に一命を取り留めていた!!
そして彼は妻を強盗から護った男として新聞でも誉めそやされる事に・・・・・
皮肉な結果になってしまったけれど、又もや殺人をワル仲間に依頼する彼と女。
けれど世間は知らなくても彼らはこの男が仲間を殺した事を知っている。
もはや彼は信用できない、俺も殺す気だ、あいつは人間じゃないと、警察に駆け込む男。
ついにコスタは殺人罪に問われ、死刑判決を受けたと言います。
悲しいかな妻のリサは、その最後の最後まで彼を愛し信じようとしたようですが。
本当にとんでもない男でしたね。
さて、スタジオでは「喧嘩した時口には出さないけど日記につけるかな?」と仰る音無さん。
そう言うの聞くとますます一人暮らしがいいなあと思う、と言う中居くん。
一人がいい、なんかルールを決められるのがキツイなあ、必ず家に電話しなきゃいけない、みたいな「○○しなきゃいけない」みたいなのが苦手だと言うのですが、そりゃ夢見すぎと言うか考えすぎ(笑)。
お互い空気みたいに気を遣わなくてもいい部分があるのが「夫婦」ではないですか(笑)。
それに、鶴瓶さんや峰さんも仰るように、ルールが最初からあるのではなくて、「二人が暮らしやすいように自分たちで決める決め事」な訳だから、自分で決めたらいいのよ。
中居くんに好きになって貰おうとする女性だったら、中居くんの嫌がる事はしない、と言う訳で、「中居正広の結婚する助成の条件」を訊ねる鶴瓶さん。
第1条件は、腋毛の処理はしっかりして欲しいと言う中居くん(笑)。
いい意味での距離感と、いつまでも女であることの緊張感と恥じらいを保ってて欲しいと言うことですね。
奥ゆかしい女性がやっぱりイイのね。
●夫殺しを依頼する残酷妻 計画バレて夫の逆襲!●
アメリカでは最近、保険金目当てなどで殺人を頼む依頼殺人が横行していると言います。
なんと、ここに殺人を依頼した妻と依頼された男のテープがあると言います。
なんと依頼したのは夫の殺人。
前の夫との間の連れ子の事も実の子のように可愛がってくれた優しい夫。
心優しく、人を助ける事が生きがいで牧師になったと言うほどのこの夫。
なのに、その夫を妻は殺そうとしていたのです。
実は保険金目当て。
彼女は、10万ドル(当時約1200万円)もの保険金を夫に掛けていたのです。
なんと、連れ子である息子もまた共犯者だったのでした。
依頼した相手は、この息子が以前麻薬所持で逮捕されていた時に刑務所で知り合った青年。
彼は最初は「難しい」と渋ったものの、数日後「殺してくれる男が見つかった」と電話をかけてきた。
そしてやがて警察が家にやって来て、夫の死を告げる。
そして、死体は搬送されたがこれが証拠写真だ、夫に間違いないかと確認する警察。
見事なまでに被害者の妻と息子を演じた彼女だったけれど、なんと警察の一室で捜査官に向かい合ったとたん、その口から出た信じられない言葉を聞いた。
「あなたを逮捕します」。
実は、これは全て警察のお芝居。
夫は生きていたのです!!
実は、依頼された青年は、家に行く度我が子のように迎えてくれるこの夫の事を、とても慕っていたのです。
そんな人を殺せる訳が無い。
そこで警察に駆け込んで全てを話した青年。
かくして心優しい夫の命は助かったのですが、夫はどんな気持ちだったでしょう・・・
この夫の心優しさが、自らの命をすんでのところで救ったと言えば言えるのですが。



(3/12)

今日のテーマは「嘘・隠し事」。
ゲストは、中尾彬さん&磯野貴理子さん。
嘘は割にバレるタイプだと仰る鶴瓶さん。
それに対して、バレないタイプだと言う中居くん。
中居く〜ん、ファンはあなたの嘘吐き知ってるってば(笑)。
でも勿論、中居くんの嘘は「又こんなこと言っちゃってるよ〜」なんて許せる範囲の可愛い嘘。
それは嘘と言うより、人を楽しませる為のフィクションと言うべきか(笑)。
●妻を殺したのは誰だ 夫をハメた犯人の陰謀●
アメリカはルイジアナ州ニューオーリンズからの、ちょっと切ない事件。
死亡したのは当時62歳だった妻。
手には拳銃。
頭には一発の銃口。
第1発見者は夫(当時62歳)。
泣き崩れる夫だったけれど、現場は妻の死を自殺とするにはあまりに不自然な状況ばかり。
警察は夫を疑い逮捕したけれど、実は犯人は夫ではなかった。
とすれば犯人は誰?
夫をハメた犯人とは誰なのか。
そして仰天の事件の真相とは?
この夫は、大手企業の重役で人望も厚い地元の名士だった。
家庭では、30年連れ添った妻とはすっかり冷え切った仲だったけれど・・・・・
そんなある日、突然の妻の死。
いくら不仲であった妻とは言え、あまりのことに夫は取り乱す。
けれどこの妻の死は殺人事件と判断された。
なぜなら、銃の持ち方がおかしい。
遺体の血の流れ方も明らかにおかしい。
即死の筈なのに何故か部屋の電気のスイッチに血のりがついている。
床にも血痕が・・・・・
その血痕を辿っていくとそれは別室へと繋がっていた。
そこにはなんと銃口の跡と血のついた枕があったのです。
疑われた夫はしかし、断固として犯行を認めなかった。
しかし夫は実は他に30歳も年下の美しい愛人がおり、妻もその事を知り夫婦の仲は険悪だった事が息子の証言で判明する。
つまり離婚寸前だった妻に莫大な慰謝料を払わなければいけない所に来ていた夫には、十分に殺害動機はあったのです。
けれど夫は犯人ではなかった。
5ヵ月後に行われた裁判では、一転して夫の無罪が確定。
果たしてこの事件の裏に潜む真実とは・・・・・
スタジオでは、息子が犯人ではないかとか、その息子は父の愛人とデキていたのではとか、いや単純にこの愛人が犯人ではないだろうかとか。
色んな憶測が生まれましたが・・・・・でも、息子が悩んで自分に相談をしていた母を殺し、その犯人に父を仕立て上げるでしょうか?
見ていて私も最初は判らなかったのですが、この妻がその最後の夜に何故か冷え切った仲だった筈の夫のベッドに入ってきたと聞いた時に、もしかしたら犯人はこの妻自身――つまり純粋に自殺だったのではないだろうかと思い始めたことでした。
無言のまま隣り合ってベッドに横たわっていた夫婦。
妻はそのうち眠ってしまった?けれど夫は寝付けない。
ベッドから抜け出し一人階下のリビングでそのままソファーで眠ったと言います。
そして彼は1発の銃声で目覚め、行って見ると妻はベッドの上で死んでいたのでした。
この夫の言い分を、全面的に信じた夫の弁護士。
あらゆるケースを想定して1から検証をはじめたと言います。
そして警察が突きつける夫にとって不利な証拠を一つ一つ論理的に崩して行ったのでした。
まず、二人しかいない家で疑われるのは明らかだけれど、まず銃声を聞いてベッドに駆けつけた夫が血に濡れた妻を抱き起こし、その時に彼の体に血がついてしかも妻の体から流れる血の流れ方が一見不自然流れ方になったのであろうと主張。
そして、まだ暗い部屋の中で夫は血のついた手で電気を点けた。
その為にパネルに血痕がつき、その手から無意識についた血のりが零れ落ち、滴ったのではないかと証言。
そして争点となったのは銃口と血痕がついた枕でした。
この枕を実はパニック状態になった夫が隠してしまっていたのを発見された為、疑われてしまったと言う訳です。
ところがここで弁護士が重大な発言を。
枕を使い実験した所、この枕を使って本当に殺人を行ったのであれば、もっと派手に血が飛び散っていなければならない事が判明したのです。
しかも、枕を間に挟んで銃口を突きつけて殺人を行い、しかもその玉が貫通した場合、枕の中身が付着している必要があった。
しかしこれが付着していない事から、この枕は夫を陥れるための小物に過ぎなかった事がが判ったのでした。
しかも、数々の証言が浮き彫りになる。
悩める妻の命を奪ったのは、なんと彼女自身だったのでした。
これは、若い愛人に走って30年連れ添った自分を捨てた夫への、悲しい復讐だったのです・・・・・
あの日、夫のベッドに入ってきた妻。
最後の望みをかけて彼女はやって来たけれど、心は通い合わなかった。
かくして巧妙なトリックを仕組んで妻は自分の命と引き換えに、夫への復讐を果たしたのでした。
選ぶのはこの道しかなかったのでしょうか・・・・・
●娘殺しの容疑者は父 完全犯罪のアリバイを崩せ●
襲われたのは若い女性。
発見された時は手遅れだった。
残忍な手口で彼女を殺したのは、何と彼女の父親!!
近々結婚する事になっていた彼女。
けれどこの婚約者が犯人とは思えなかった。
調べていくうちに重大な事実が判明。
なんと、彼女には多額の保険金が掛けられていた。
その受取人が父親だったのです。
しかし、この父親にはアリバイがあった。
けれど近くのパチンコ店に勤めて明るく評判も良かった彼女と違い、この父親は数年前に妻と離婚して以来いつも酒びたり。
そしていつも娘にお金をせびりたかっていたと言います。
これは、父親が周到に仕組んだ保険金殺人だったのです。
知り合いや身内に頼むとバレるという事で、とある仰天な人物に殺人を頼んだ父親。
公衆電話から用意周到に電話をかけて依頼。
しかも書きとめた電話番号のメモは破り捨てていた。
何とこの父親、便利屋に娘を殺してくれるよう殺人を依頼していたのでした。
けれどこの父親、電話番号を書きとめた際に白紙のメモ用紙にまで筆圧で電話番号を記してしまっていた事に気付いていなかったのでした。
かくして父親は逮捕。
けれどなんとも後味の悪い事件ですね。
●夕食の記憶で判るあなたの○○年齢●
うーーん・・・・毎日「さあ今晩のおかずは何にしよう」なんて考え、スーパーに行ってからそのメニューを決めている現役主婦の私とかは、逆に昨日のメニューより前のメニューの事なんて覚えている気持ちの余裕がなかったりします。
何か行事のメニューでもない限りは、今晩のメニューの事で頭が一杯(笑)。
もっと楽しんで食事作らなきゃとちょっと反省。
それにしても、食事の記憶って楽しい思い出と共に記憶されるものなんですね。
なんでも、楽しい事・刺激的な事と食事の記憶は結びつきやすいんだそうです。
中居くんは仕事がらみでの食事の事しか覚えていませんでした。
悩み事の多い人は、記憶が飛び飛びになってしまうらしい(笑)。
中居くんの場合は始終仕事のことと考えてて、「食べる事」にはそれほど興味を持っていなかったりするのかも?
忙しいと確かにご飯なんて食べなくても平気とか、お腹さえ空かなきゃそれでいいとか思ってしまいがちですから・・・・・



(3/5)

今日は日常に潜む火災の恐怖!と言う事で、鶴瓶さんが消防士さんの扮装を(笑)。
この番組はVTRが中心だけれど、やはり中居くんと鶴瓶のこういうナビゲーター的役割がとてもいい感じ。
VTRの合間にホッと息をつかせてくれますしね。
今日は、さっそく天ぷら油火災実験です。
370度くらいに温度が上がると自然に発火すると言うこの天ぷら油の恐怖。
最近のガスレンジは高温になると防災機能が働いて自然に消えたりするけれど、やはり怖い。
もし発火してしまったら、どうやって消すのか?
今日は消防署員の方にも来て頂いてお話を聞きます。
まずは、水をかけるのは一番危険なので、絶対に良くないとの事。
住宅用の消化器かエアゾール式の簡易消火器で消すのが正しいそうです。
その「水をかけるとどんなに危険か」と言う実験と言う事の模様。
怖そう(笑)。
明らかに中居くんより死期が近いと思われる鶴瓶さんが実験?
体を安全と思われる方角に寄せて、長い柄杓で挑戦!!
爆発はしないとの事だったけど、もうもう爆発に近いような広がり方燃え上がり方ではありませんか。
そばにいたら絶対に大火傷してますね。
そんな今日のゲストは、茂森あゆみさん&泉谷しげるさん。
●実際にあった信じられない火災!乾燥剤をゴミ箱に捨て火事に●
身近に潜む火災の恐怖!!
よく見かける食品乾燥剤に意外な落とし穴が。
この乾燥剤には生石灰(酸化カルシウム)が使われているものもあり、これが時として危険を呼ぶ事があるようです。
この生石灰が原因の火事とは?
実は生石灰は水に反応すると発熱し、驚くべき温度にまで上昇するそうです。
水をたらして実験してみると、なんと膨張し始め湯気を立て始めたのには本当に驚きました。
こ生石灰=酸化カルシウム。
調べてみたのですが、炭酸カルシウムなどのカルシウムの化合物を焼いて作るのだそうで、湿った空気中では湿気と二酸化炭素を吸収して、水酸化カルシウムおよび炭酸カルシウムを生じるそうです。
これが水と反応して多量の熱を発生しながら水酸化カルシウムを生ずるのだとか。
だから凄い温度になると言うことなのですね。
この生石灰が原因で実際に起きた火事があった!
紅茶がまだ入った紙コップが捨てられている所に、この生石灰を含んだ乾燥剤が封を切られた状態で捨てられてしまったそうです。
なんとこの零れ落ちた生石灰が残った紅茶に反応し、300度近くにまで発熱してしまった!
さらに悪い事にはこのごみ箱の中には紙くずなどの引火しやすいものがあったそうです。
そこで大火災になってしまったそうで。
だから、こうした乾燥剤には「禁水」「ぬらさない」「あけない」と表記してあるのですね。
又、起毛加工された衣服で台所に立つと火災に遭いやすいと言う事で実験。
なんと、起毛加工された衣服に着火してみると、一気に衣服の表面を炎が駆け上がったとか。
これはフラッシュファイアーと呼ばれる現象だそうで、毛羽立った繊維の上に火をつけると一瞬にして炎が走るのだとか。
秒速30センチ以上だとか。
起毛加工された繊維の上には空気が溜まっているので、空気との接触面積が広くなり瞬時にこう言う現象が起きてしまうのだとか。
こうなってしまったら慌てず衣服を叩くなど、冷静な処置を取る必要があるそうです。
次は冷凍食品に潜む恐怖。
冷凍庫から取り出したときに表面に霜がついて、だから熱した油の中に入れた時にその水分が反応するからなのですね。
油が跳ねてしまうので、霜を取り除く必要があるわけですが、とりあえず僅かの水分にでも反応して油が跳ねるので火傷しないよう気を付けて入れなければいけない訳です。
時には、この水蒸気が原因で、大火災になってしまう事もあるとか。
USJにバックドラフトと言う映画を元にしたアトラクションがあり、入ってそこの実験を体験した事がありますが、炎って本当に生き物みたいに怖いですね。
こうした時の防火対策とは?
よく蓋を被せるといいと言いますが、実験によると見事に消えるものなのですね。
完全に消火するというか温度が下がる前に再び蓋を取ると、又引火するのにも驚きました。
要は酸素を与えてはいけないと言う事なのですね。
水はH2Oなので、その水分というか水蒸気に含まれるO=酸素が引火の原因になるということでしょうか。
温度が高いと水はこの水蒸気になってしまいますものね。
さて、スタジオでもこの火事の恐怖について話が盛り上がります。
怖いので鍋の蓋を持って台所に立つという茂森さん(笑)。
そのせいか火事になった事はないと仰います。
随分用意がいいですね(笑)。
そして、中居くんも気にしていたという起毛加工された衣服の話。
鶴瓶さんがジョークで「衣服に火を走らせたまま道を歩いてたら面白い」と言い出し、それに相槌を中居くんが程よく打つので、ふんふんと私も聞き流していました。
でもそれに思わず引っ掛かったのがだんごのお姉さんことこの茂森あゆみさん。
中居くんの相槌の打ち方にえらく感心なさいます(笑)。
「火をつけて歩くって面白いですか??」
そこでふたりが解説(笑)。
正確には危険な事なんですが、鶴瓶さんのジョークにあまり客席が乗って来なかったので、中居くんがフォローしたというそう言う訳で。
「これがコンビネーションや」「こんなアイドル他にはいない」とお褒め下さる鶴瓶さん。
自分は鉄砲玉なので「1回行って見る」そうで、それを中居くんが当然受けてくれるものとどうやら随分信頼しておられる模様。
「言っておきますけれど僕らはコンビじゃないですからね」
と再び中居くん。
いやいや、コンビというよりなんだかいい親子関係だ(笑)。
町を焼き尽くす謎の連続放火 意外な真犯人と極悪な手口!!●
アメリカ合衆国はマサチューセッツ州ボストン。
このボストンの北部にあるフェンウェイの街が、1971年から7年間に渡って、恐怖のどん底に叩き落された!!
ボストン連続放火事件。
被害にあった住宅は7万戸以上。
もっとも被害が酷かったメインストリートでは、被害者が500人以上、そして損害額が100万ドル以上にも上ったと言います。
原因不明のこの火災事件は、煙草の投げ捨てが原因にしては被害が多すぎるという事で放火を疑われた訳ですが、いつかうちも燃やされるんではないかという恐怖に、住民たちは曝されたのです。
一体誰がこのように酷い事をするのか?
あまりにも大掛かりな放火騒ぎなので、絶対組織的なものだと思ったのですが、火災の原因がちっとも明らかにならないと言うのも変ですよね。
これは、消防署――それも幹部に近い人間の中に、犯人の一人がいたりする?
放火とは言い切れないと消防署が言って来ただなんて、ありえないですよね。
ボストンは1630年、イギリス人清教徒によって造られたアメリカでももっとも古い都市の1つな訳ですが、それだけに移民も多く、複雑な人種差別問題を抱えて来た都市だと言います。
この人種差別が根底に複雑に絡まり、事件を解決させずややこしくして行った訳ですね。
そして、この怖い街から離れる事が出来ない移民たちも沢山いたのです。
焼け落ちたアパートはかなり老朽化が進んでおり、大家と住民の間でも揉め事ばかり起きていたものばかりだったと言います。
この、焼け落ちたアパートはどれも家主と住民が揉めていたという事実。
古くて防火設備がなっていないものばかりだったというこの事実。
スプリンクラーが作動しないなど、建築基準を無視した防火設備だったのに、何故か修理しない家主。
しかも、家主に苦情を言ったとたん火事に遭って全財産を失うとはどういうことなのか。
しかも、火災に遭った殆どの物件は、売却後数ヶ月で燃えていた!
そして前の家主は全て借金を抱えており、その全てのアパートを買ったのがリンカーンと名乗る一人の人物だったのです。
何故そんな前の家主が手におえなくなって手放した、しかも住民から苦情の出ている古いアパートに簡単にローンを組む事が出来たのか?
そして何故火災保険を掛ける事が可能だったのか?
色々と疑わしい人物をスタジオで挙げる中、何人かがグルではないかと言う中居くん。
そしてついに立ち上がった様々な人種の差別も受けていた人々!
その中で「あいつらは家賃も払えない奴らだ。奴らが真犯人では?」と言う家主たち。
この家主たちが多額の保険金を受け取っていた事。
そして何故だか住民が犯人であるかのような調査報告――しかも疑わしいとされて挙げられてきた名が人種差別を受けていた黒人ばかりであった事。
度の物件にもリンカーンら同じ家主ばかりが絡んでいた事。
これらの事実を掴み、ついにマサチューセッツ州の検察庁に直訴した住人たち!
こうしてすぐさま動いた検察庁によって、この家主たちの組織的犯罪が暴かれたのでした。
司法取引と言う究極の手段を使ってリンカーンに狙いを定めたのです。
共犯者として真っ先に名が挙がったのが、なんと拝殿検査官。
不動産業者や建設業者、弁護士、証券取引所のエリートビジネスマン、銀行のローン担当者、土地建物調査官、火災保険担当者、州消防局調査主任など、更に33人ものボストンの名士が組織的に動いていた犯罪だったのです。
全員家主から賄賂を受け取っていたのだとか・・・・・
恐ろしい話ですね。
●車ドロ大スクープ寸前悲劇が?!世界一ツキのない新聞記者!!●
2002年。
ノルウェーからの仰天。
とある新聞社の新聞記者。
この新聞記者、実は何と世界一ツキのない、スクープゼロの記者だった!!
盗難車を追うこの記者。
パトカーとこの盗難車のカーチェースを追いかけたものの、山の中で道に迷ってしまった!
そんな時、藪から出てきた男を見つけ、これ幸いと道を聞いた。
男は何やら親切に、自分も車に乗って道を教えてやろうと申し出る。
記者は喜んでのん気に車に乗せたのだけれど、実はこの男こそが犯人だった!
哀れこの記者、スクープを逃したばかりか、危うく共犯者にされそうになったとか。
やれやれですね。






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