【ザ!世界仰天ニュース感想18】

2002年12月



(12/18)

今日は何と、野球のユニフォーム姿の中居くんと、ドレス姿で登場の鶴瓶さん(笑)。
どうやら今日のゲストに関係あるようです。
ゲストは、上原浩治さん&中村江里子さん。
中村江里子さんのカンヌでのドレス姿の積りだったのね(笑)。
でも、「こんなもんクッキー作るステラ婆さんや」と、自嘲する鶴瓶さんでありました。
その江里子さんのご主人はフランスの実業家なわけですが、同じくアナウンサーである馬場アナにもそう言うチャンスはある?
馬場さん、私には縁のない話だと言うようなお顔で聞いていらっしゃいますが(笑)。
野球選手と女子アナの結婚は、割にありますよね。
仕事がらみで出会うチャンスが多いからでしょうけれど、上原さんに言わせれば「しょっちゅう鐘が鳴りっぱなし」だそうです(笑)。
鳴りすぎるのも縁遠いような(笑)。
●美人ナースが殺された!!迷宮入り寸前に不思議現象!●
アメリカはイリノイ州からの仰天。
1977年。
連続婦女暴行事件が起きるさなか、爆発したマンションの火災現場から発見されたものは、黒焦げになった一糸纏わぬ女性の裸体。
胸には直接の死因と思われるナイフが突き刺さっていた。
殺されたのはフィリピン出身のテレシタと言う看護師の女性。
けれど部屋には無理矢理入った後はない。
顔見知りの人間の犯行か?
けれど回りの身近な人間にはすべてアリバイがある――この難事件を解決に導いた、とある夫婦(医者&看護師)の驚くべき体験とは、果たして如何に。
この被害者のテレシタの同僚であった、この看護師である妻は、彼女の幽霊と思しき幻を見るようになったといいます。
そして夢を見たのです。
その夢の中で彼女はテレシタとなり、顔はよく見えなかったけれど顔見知りと思しき一人の男性を部屋の中に入れた。
その男はいきなり首を絞めテレシタの意識を失わせた。
そして気絶したテレシタの衣服を男は全て剥ぎ取り、胸をナイフを突き刺した。
そして金品を物色したあとテレシタの死体にマットを掛けて放火。
夢の中で――それをすべて見ている形になったこの看護師。
そのリアルで生々しい悪夢にうなされて目覚めた彼女。
そして彼女は毎晩この夢にうなされるようになったのです。
その上、次第に回りの人間が彼女をテレシタと一瞬見間違えるようになってくる。
そして、次第に毎晩見る夢も鮮明になってくる。
そして――ついに見たのです。
テレシタを殺害した男の顔を。
彼は――病院の清掃員でした。
本当にあの男がテレシタを殺害したのか?
●美人ナースの怨念が?夢で告げる真犯人!!●
妻の様子に心配する夫。
けれどこのことを夫に話しても、余計に心配させるだけだと、黙って妻は心を悩ませる。
そんなある夜、寝入った妻の寝顔を夫が案じながら見ていると、突然妻が目をあけて語り始めた。
「私はテレシタ・バサ。誰が私を殺したか警察に届けて欲しいの。」
そして、このアメリカ育ちの妻が知るはずのないフィリピンのタガログ語で、事件の詳細を語りだす。
フィリピンで生まれ育った夫には言葉の意味が判ったのだけれど。
そして、壊れたテレビを修理してやると言って、その知り合いの病院の清掃員がやって来てテレシタを殺害したことを語りだす。
幸い、担当してくれた刑事は、この事件にはその時直接関わってはいなかったものの、二人のただならぬ様子に、その話を真剣に聞いてくれた。
けれど、夢の話だけではなかなか回りは動いてくれない。
けれど、なかなか事件は解決しない。
やがてこの刑事も捜査に加わり、ようやく病院の清掃員ののアランのアリバイも調べなおす事になる。
この時の彼のアリバイを崩さなければ、手の付け様がないのだ。
ここで、なんとこのアランが自分の彼女の所へ行った時間が、救急車のサイレンの後だった事から「テレシタ殺害の後」だったということが分かる。
尋問すると、焦ったアランは、「壊れたテレビの修理をしに行く筈だったが。酒を飲んでしまって面倒になって行かなかった」と言う事を言い出す。
この証言が夢のメッセージと一致する。
けれどこれだけでは証拠にならない。
ところが、夢のお告げは更に事件を解く鍵になる事を告げていた。
「盗まれた宝石はフィリピンにいる親戚のケニス・バサなら判る」と。
さらにその電話番号まで告げていたのだ。
そして、その電話先に電話してみると、まさに電話に出たのはテレシタの従弟のケニス・バサだった!!
そしてアランの部屋を捜査すると、そこからテレシタが持っていたという母の形見が発見される。
さらに、クリスマスプレゼントだと言うアランの恋人の指に光っていた指輪は、テレシタが愛用していたものだった。
こうしてついにアランは犯行を自供。
お金に困っていたアランは、クリスマスプレゼントを恋人に上げたいばかりに、テレシタの持っていた宝石類を狙ったのだとか。
前から、裕福な家庭で育ったこのテレシタを妬んでいたのだとも言います。
衣服を剥ぎ取ったのは、連続婦女暴行事件に見せかけるためでした。
なんとも怖い話ですね。
そしてこの事件は、夢の証言が事件解決を導いた最初の事例となったとも言います。
なんとも不思議な話です。
●ホテルの部屋から出ない男!!今明かされる恐るべき真実!!@●
イタリア・シチリア島からの仰天。
ここのパレルモと言う街の高級グランドホテル・エ・デ・パルメの一室に住んでいた男。
1945年からその死に至る1998年までこのホテルのスィートルーム203号室を借り切ったこの男の名は、ジョゼッペ・ディ・ステファノ男爵。
シチリアの有名な大富豪。
部屋の電話を取り外し、専属のボーイと専属のシェフ以外には誰とも会わなかった。
そのシェフには自らが書いたシチリア料理のレシピと使い慣れた鍋を手渡して、その通りに料理を作らせ、それを食べたと言う訳です。
毎朝6時に規則正しく目覚め、ていねいにひげを剃り、岩塩を入れた塩風呂に長時間つかり、風呂上りにはイギリス製のコロンをつける。
清潔さと香りに拘る生活を送る毎日。
何をするともなく物思いにふける毎日。
絶対部屋を出ないこの男爵。
いえ、何故男爵は部屋を出られなかったのか?
彼が胸に秘めていたある思い出とその秘密とは?
晩年になりこのホテルに30年以上も滞在した頃、男爵はその記憶を語り始めた。
若くしてオリーブオイルの工場を設立したというこの男爵。
アメリカへの輸出が成功し、シチリアでも有数の大富豪にのし上がった。
そして、優しい母と工場を手伝う弟の3人で幸せな毎日を送っていた。
そんなある日、自宅近くの果樹園で悪夢が起きたと言います。
収穫間近のその実を盗みに入ったと言う1人の少年。
その少年を追いかけたところ、少年は石に頭をぶつけて即死。
たった1つの果実の事で命を落すなんて・・・とその悲劇を目の当たりにした翌日、実はその少年がマフィアの息子だったと言う事が判ったと男爵が語ったと言います。
マフィアは、自分の子を殺された腹いせに、男爵を殺すのではなく生き地獄を味わせる方法を取ったのだとか。
そしてこのホテルの一室に男は閉じこもり、そこから一歩も出る事が出来ない愛する家族とも会えない地獄のような日々を送る事になったのだとか。
この部屋は男爵にとって監獄だったのか?
そしてこの男爵がホテルにチェックインして53年、そして男爵が92歳となった時、彼は眠るようにこの世を去ったのでした。
そして、この53年間ホテルの一室を出なかった男爵は伝説となったのでした。
●ホテルの部屋から出ない男!!今明かされる恐るべき真実!!A●
果たしてこの男爵。
真実の姿はどのようなものだったのか?
実は、この男爵ステファノ氏がこのホテルの一室に閉じこもった本当の理由は、周りの人間が聞かされていたものとは違ったものだったようです。
実はこの男爵、オリーブオイルの輸出で大成功を収めた訳ですが、その後ろ盾となっていたのがマフィアだったと言う訳です。
そりゃそうですね。
そうでもなきゃ、そうそうそんな大成功を簡単におさめられる訳がないのです。
当時のシチリアでは何をするのにもマフィアの許可が要ったので、それで男爵はマフィアと手を組んでいたと言う訳です。
しかも彼は、ただ追いかけて死なせてしまったのではなく、果実を盗んだ少年を殴り飛ばして殺していた・・・そう・・・そんなに簡単に人が死ぬのかと言えば、それも確かに出来すぎた話でした。
当然そこで法廷で裁かれる筈だった男爵。
けれど、この男爵がいなければマフィアも儲ける事ができなくなると言うわけで、そこでマフィアがお金で事件を揉み消したのでした。
たしかに、自分の子が殺されたのに生き地獄を味わわせるとか言って、その犯人に贅沢をさせてホテルに閉じ込めるマフィアって、出来すぎた話だったわけで。
そして、ほとぼりが冷めるまでホテルで身を隠す事になったこの男爵。
けれど、思った以上にこのホテルでの贅沢な暮らしは快適だった。
そこで自らに都合のいい伝説を創り上げ、このホテルに永住する事を決め込んだこの男爵。
毎月きちんと支払っていたと言う宿泊費は、総額で90億リラ(約6億円)だったとか。
チップだけでも2億円にのぼったと言います。
もの凄いお金持ちだったのですね。
マフィアを通して輸出するオリーブオイルの輸出によってはじき出される儲けは、並大抵のものではなかったと言う事なのですね。
そんな彼が、実は時々人目を偲んで出かけていた場所があったと言います。
それは、死に目に会えなかった母のお墓参りでした。
けれど同時に外出の楽しみを覚えて、時折男爵は大好きなオペラを鑑賞しに出かけたりもしていたんだとか。
伝説も蓋を開ければ、なんとも現実的なお話でした。

さてさて、スタジオでは上原投手の剛速球をミットで受け止める中居正広。
鶴瓶さんもビビるほどのパワフルな球のようですが、野球少年に返ってしかも上原の球をキャッチできるとあって、中居くんもう至福の笑顔でありました(^^)。



(12/11)

今日は何と、中居くんと鶴瓶さんが黒と白の縞々の囚人の格好をして登場です。
なんと可愛い囚人さんたちなんでしょう(笑)。
鶴瓶さんはそれでも最初きるのにちょっと抵抗があったみたいなんですが、中居くんは喜んで着始めたようです(笑)。
さて、今日は囚人特集のようで、まずは、衝撃!!刑務所の実態 ミス囚人コンテスト(リトアニア共和国)」の映像から。
綺麗な方たちですが、みんな悪いことして捕まった方たちなんですよね?
その美貌を活かして犯罪に使った方もありそうです(笑)。
賞金は、刑を終えて出所する時に頂けるそうな。
刑務所と言うのはその刑を終えてその後社会生活に復帰する時のことも考えて、色々イベントも考えるものなんでしょうか?
さて、今日は中居くんから、「あなたは知っているか?刑務所の実情クイズ」が出題です。
今こそ司会の座を取られたのを実感した〜などと鶴瓶さん仰っていますが(笑)。
問題は、「刑務所に服役中の一人当りの1日分の食費は?」。
540円です、と自信ありげな鶴瓶さん。
なんと答えは531円。
お見事!
そんな今日のゲストは、中村玉緒さん&賀集利樹さん(仮面ライダーアギト)。
天然で可愛いおっとりした玉緒さん。
面白い人だといわれても、自分では自分のどこが面白いのか判らないと仰います。
これはやっぱり確かにお育ちなんでしょう(笑)。
賀集利樹さんが仮面ライダーだと言う事もご存知なかったそうで(でも私も子供がもう大きいので知らなかった)、でも今日共演するという事で、一生懸命覚えてらしたんだそうです。
勿論変身後のアギトを見てこの賀集利樹さんとは思えないだろうけど(笑)。
で、早速変身の決めのポーズをして頂きますが、賀集さんいわく、子供は変身後のほうが興味があって、あんまり見ていないんじゃないかと仰います。
変身前に興味があるのは、子供よりお母さんたち?
親の方が夢中になって、子供を引っ張って見に来ると言う現状のようで(笑)。
でも、1号ライダーの本郷猛(藤岡弘)とか素顔で子供にも相当人気があったし――と言うか素顔で闘う新しい変身モノの元祖がこの仮面ライダーだったのですよね。
人間ドラマもそこにあるし。
だから、歴代の仮面ライダー俳優は、ハンサムでかっこいいお兄さんが多いわけです。
昔から、女の子にもだから人気があったと言う訳で。
●謎の盗品買収組織!!その驚くべき実態!!●
アメリカはワシントン州からの仰天。
盗品を買いとってくれる、とある大きな組織があった。
ここが評判になったのは、ある日とある男が悪党たちの溜まり場にやって来て、20ドルやるから売りに行くのを手伝ってくれないかという話を持ちかけたことからでした。
闇の中で生きる男たちは、よそ者の言う事なんて簡単に聞き入れなかったのですが、この話に乗った男がいたというわけです。
その店は、マフィアが経営していると言う事で、街外れにあり、PFFと言う看板を下げており、泥棒にはうってつけの店と言う事で、この店の存在を知った男が口コミでそこの存在を回りに知らせたのです。
高く盗品を買いとってくれる。
強盗たちはその店のあまりの便利の良さに徐々に警戒心を無くして行き、いつしかそこには強盗たちの大行列がつくようになる。
ウマイ話には裏がある。
何かこの話にも裏があるのでは?
まさか警察が経営してる店とかだったりして?と思ってみていたのですが、何とこの店に警察の手入れが入る。
ところが、調べた結果「ここは問題がない」と言うことでなぜか何もせず引きあげる警察。
盗品を買ってくれる店だと知って乗り込んだのに、どう言う経緯で問題なし?と言う所なんですが、ここで泥棒たちが考えた事は、「この店は警察と繋がりのある裏の組織――マフィアに違いない」と言うこと。
スゴイなマフィアって・・・と言う訳で、更に信用を深めて行ったこのPFF。
セキュリティにも厳しくボディチェックもするこの店は安全だと言う事で、ますます評判になっていったのでした。
ところが、再度このPPFにピンチ!?
盗品を買いとって貰いに来た男の顔を見て、このPPFの職員の顔が一瞬にしてこわばる。
実は・・・その男は泥棒の常習犯。
してこの職員は・・・・・何とその男を過去に捕まえた事のある刑事!
実はこのPPFとは、Police FBI Fencing(警察FBI秘密盗品売買)の略。
つまり警察が作り出した盗品買い取り所。
泥棒たちを一網打尽にしようと作られた組織だったのです!
勿論ここの存在を最初に教えた男も、ここのオトリ捜査官。
警察の手入れも実は狂言。
けれど、この刑事を見た男が思った事は・・・なんと「警官やめたのか・・・!」(笑)。
人を騙すのは自分たちの十八番と言う訳で、まさか警察がそれをしてくるとは夢にも思わなかったようで(笑)。
FBIが考えたトリック!!5ヶ月間のオトリ捜査。
すっかりマフィアの一員と信じ込まれたPFFのオトリ捜査官。
すっかり信用してこの店に入り浸る犯罪者たちの顔写真を撮る為に、カメラやビデオカメラを仕込む。
そしてついに仕掛ける日が来た。
PFF主催のパーティの招待状を作成。
PFFのボスが感謝の意を込めてパーティを開催しますと書かれたその招待状。
憧れのPPFのボスに会えるとあって、集まった泥棒達。
入口では武器を持ち込ませないように、いつものように厳重ボディチェック。
そして、ボスの登場を心待ちにしてパーティ会場に集まった泥棒たちを待っていたものは・・・・・
ボスと称する人物から発せられた「それでは皆さんを逮捕します」の一言。
こうして捕まった逮捕者は、なんと108人。
1976年のことのようで、「警察が泥棒をだました」として、大きく報道したそうです。
凄いです(笑)。
●血も涙もない凶悪男の恐るべき脱獄計画とは?@●
2002年。
ギリシアからの仰天。
「史上稀に見る凶悪犯」と呼ばれた男のお話。
マフィアの幹部も収容されているこの刑務所にいたこのアメリカ国籍の男ピーター・セルドム。
刑務所内では特に目立つ男ではなかったけれど、アメリカ内では10代の頃から何度も犯罪を繰り返していたのだとか。
マフィアとも関係を持ってアメリカ・ギリシア間を行き来し、麻薬の密輸もしていたと言います。
19歳の頃、その正体を隠して付き合っていたアテネの真面目な女学生を、彼女が彼の隠し持っていた大量のコカインを見つけたというそれだけでナイフでメッタ刺し。
これは、ギリシアのマフィアが証拠隠滅。
その後アメリカで付き合い暮らし始めた女性の事も、些細な事で逆上して殺害。
死体の処理に困り、多量の硫酸をその死体にふりかけ処理してしまう。
にも関わらず女性に非常にモテたという彼。
その後結婚するも、この妻の事も喧嘩が原因で殺害してしまったのでした。
この死体も、郊外の草むらに投げ捨てた。
この2件の殺人についてFBIが動き出すも、彼はギリシアに逃亡。
そして1997年にはこのギリシアで強盗の現行犯で逮捕。
しかし、この刑期が終われば国籍のあるアメリカに強制送還され、そのアメリカでは殺人の罪で死刑宣告をされてしまうと言うので、刑期を伸ばそうと画策。
ギリシアでは死刑制度がないというので、敢えて最初の罪の女学生殺人を自白し、再逮捕されたのでありました。
けれど、遊び人で女好きのピーターには、刑務所暮らしなど耐えられる筈もない。
脱獄のチャンスをうかがう。
そして、新しく入ってきた超美人との評判の高い10歳年上の女医(精神科医)に目をつけたのです。
●日本にもいた脱獄犯!!超計画的手口とは?●
岐阜刑務所での脱獄事件。
窓枠の格子のネジを、隠し持っている金属片を使って簡単に取り外せる事を発見したこの囚人。
しかしその狭い隙間を潜り抜ける為にはたるんだ腹が邪魔だ。
そこで始めたダイエット。
55キロあった体重も45キロになった。
そして決行したのはある土砂降りの日。
手作りの合鍵で扉も突破。
風呂場の脱衣場には梯子があるのも確かめていた。
後は塀を乗り越えるだけ!!
ということで、塀をよじ登ってジャンプ!!!!とそこまでは良かったけれど、なんと過激なダイエットでカルシウム不足になっていたこの男。
飛び降りたとたんにボキッ!!!と・・・・・腰椎骨折(苦笑)。
痛みをこらえて逃走するも、40時間後に逮捕されたそうです。
壁は4、5メートルだったそうです。
実際にその高さをスタジオで体験する為セットが用意されていたのですが、想像以上に高い塀でした。
飛び降りるより、塀にぶら下がる形で降りれば少しはマシだったのにね。
さもなくば、梯子を降りる側にもセットすればよかったのに(笑)。
●血も涙もない凶悪男の恐るべき脱獄計画とは?A●
さて、ピーターはどうやって脱獄したのか?
女医さんを誘惑?して協力させたのだろうとは想像つくけれど。
殺す癖のある男の人だから(笑)彼女もしまいに殺されたんだろうかと想像する玉緒さん(笑)。
3度ある事は4度あるって(笑)。
このピーター・セルドム本人の写真も写りましたが、確かに女性が騙されるかも知れないような甘い風貌の男で、繊細さと狂気が同居しているような感じでした。
この男が残忍なやり方で3度も女性を殺したとは・・・
そしてこの刑務所でも評判の美人精神科医を誘惑してしまう。
1対1で行われると言うこのカウンセリング。
彼は、家庭的にも夫と上手く行っていなかったこの女医の心の中に忍び込んでいく。
優秀な精神科医だったというのに、、恋だけは思案の外と言う事でしょうか。
そして、ピーターの思惑のまま、二人は深い仲に・・・・・
そして、やがて二人の仲を嗅ぎ付けた囚人二人を殺害したピーター。
刑務所内での前代未聞の殺人と言う事で、直ぐに捜査は進められ、犯行がばれてしまったピーターは、他の刑務所に移されてしまったのですが。
このまま済めば良かったのだけれど、アテネでの裁判の為に、この刑務所に戻ってきたピーター。
ついにピーターは女医に脱獄を切り出す。
優秀な女医としての地位も、二人の子供も投げ出して、恋人に協力した彼女。
カウンセリングの時はいつものように買収した看守を追い払い、ピーターをスーツ姿に着替えさせ変装をさせ、友人のドクターと称して連れ出す。
この女医さん、顔見知りの看守は上手くやり過ごし、新人看守に対しても「私の友人を疑ってるの!?」とばかりに脅して通過。
彼は身分証を出すことなく脱獄に成功したと言う訳です。
この二人、現在も行方不明のままだとか。
二人の事が載った新聞記事に写真が出ていましたが、この女医さん、本当にもの凄い美人ですね。
しかし、何しろ3人もの女性を衝動で殺してきた男なだけに、彼女の現在が心配されている訳なのですが。
さて、刑務所ならぬ拘置所にはただならぬご縁がある玉緒さん(笑)。
勝新太郎さんがその昔拘置所に入った騒動の時(笑)。
差し入れに薔薇を送ったところ、その薔薇の棘が勝さんの指に刺さったそうな。
「玉緒が怒ってる」と、その棘を2日間そのままにしていたと言う勝さん・・・夫婦愛ですね。
さて、やっぱりお相手は女優さんがいいですか?と玉緒さんに聞かれた中居くん。
中居くんはごく普通の女の子がいいのよね。
「素人好き」と中居くんを称する鶴瓶さんですが、そう言う言い方をすると何だかエッチな響き(笑)。
賀集くんは23歳と言う事ですが、中居くんいわく毎日がホームランの年齢だって(笑)。
写真誌に撮られそうになったらライダーに変身して逃げればいいって鶴瓶さん(笑)。
確かにね(笑)。



(12/4)

中居くんと鶴瓶さん、ファンレターの話をしてます。
鶴瓶さんにもファンレターが来るのか?
鶴瓶さんのファンって鶴瓶さんに果たしてフェロモン感じているものなのか?
自分に人が感じてくれる事だから、そんなもんわからんと鶴瓶さんやや逆ギレ状態(笑)。
中居くんは、自分に来たファンレターを読むと、顔も判らないけど自分のこと誉めてくれるものだから、「可愛い子に違いない」「未来の結婚相手に違いない」と想像だけを膨らませちゃうって?
ホントかなあ(笑)。
さて、ゲストは渡辺徹さん&元花組トップスター愛華みれさん。
ファンレターと言えば、宝塚のファンレターは直接手渡しだそうなので、ちょっと困った○○付きファンレターもあるらしい。
なんと、女性のファンで、自分のつけている下着(ブラジャーとか)をそのままファンレターに付けて手渡すファンもあるそうな。
ちょっとコワイですねえ。
さて、今日はイギリスで起きた誘拐殺人事件がテーマ。
「手紙」が大きな鍵になったそうですが、果たしてどんな事件でどんな犯人だったのでしょうか。
●心理捜査官は語る!姿なき恐怖の犯人像@●
1991年7月19日。
イギリスはヨークシャー州リーズ市郊外からの仰天。
シーツに包まれた若い女性の死体が発見された。
彼女は何故殺されたのか。
果たして犯人は誰?
実は死体発見の7日前、この被害者の女性であるジュリーから恋人のもとに1通の手紙が来たと言う、
囚われているので警察を呼んで助けて欲しいと言うもの。
確かに娘の字だと母親の証言も。
夜間病院で看護助手として働いていたと言うこのジュリー。
しかし警察は疑問を持った。
この手紙には娘からの警察を呼んでくれるようにとの依頼が書いてあるばかりで、犯人からの要求が記されていない。
そんな誘拐犯がいるだろうか?
しかも何故か足を骨折しているこの恋人のドミニク。
その説明にも何だか納得できない。
そんな時、まだこの警察が統合される前の旧の宛名で一通の手紙が届いた。
そこには、「昨夜チャペルタウンで若い売春婦を誘拐した」と書かれていた。
同時に2件の誘拐事件が発生したのか?
なんと、実はジュリーはキャロルと名乗る売春婦だった。
夜間病院で働いていたのは嘘で、恋人も知らないもう一つの顔があったのだ。
このジュリーの夜遊びが原因で、激しい喧嘩になったこともしばしばだったとは言うけれど。
このジュリーとの喧嘩のせいで、彼は足を怪我していたらしい。
それにしても、誘拐犯が警察に脅迫状を送りつけると言う前代未聞の行為。
身代金の要求は身内ではなく警察に対して行われ、その上細かな金額設定や札の種類と数、そして金の梱包サイズまで指定してくる。
身代金を持ってくるようにと指定した相手は婦人警察官。
これだけ細かく指定してくる割には、宛先のスペルを間違え、誤字脱字が多いと言う幼稚さ。
果たして、どんな犯人像なのか?
スタジオでの予想は如何に?
こんなん詳しく考えても意味がない、犯人はあの恋人や、と言う鶴瓶さん。
骨折ってるなんてヘンだと仰る。
愛華さんは、この恋人とお母さんが仲が良すぎると言う点がアヤシイので、この二人の共犯じゃないかと仰います。
中居くんと馬場アナもこの意見に同意。
自称元刑事?の徹さん(笑)。
問題点は大きく分けて2つあると仰います。
中居くんと鶴瓶さんに「元刑事ではない(それはあくまでドラマの役の上での事だった)」と同時に突っ込まれちゃいましたが。
鶴瓶さんは「殉職した時の印象さえない」なんて仰います。
でも、「太陽にほえろ」のラガー刑事役で、派手に血を流して殉職したらしいですよ。
私もその時はこのドラマをあまり見ていない時期だったので、詳しくは知らないんですが。
でも、またしても「(血じゃなくて)空気が抜けたのか」と徹さんからかわれちゃいました。
でも、あの時は痩せてスマートだったんだよね。
今も大分その当時のスマートさを取り戻された気がしますけれどね。
●心理捜査官は語る!姿なき恐怖の犯人像A●
売春婦と言う裏の顔を持つ女だったジュリー。
異常ともいえる事細かな指示の脅迫状を警察に送りつけてきた犯人。
しかし、婦人警官が指定の場所で犯人を待つも、犯人の気が変わったのか交渉不成立。
その後、ジュリーは死体で発見されたのだ・・・・・
けれど、実はジュリーはあの手紙が届いた頃には既に殺されていたらしい事が判明。
犯人の目的は何なのか?
ジュリーが殺された時間、恋人にも母親にも完璧なアリバイがあった。
やがて犯人から第2の手紙が届く。
ジュリーを殺さざるを得なかった事は言葉に言い表せないほど悲しい事だったと記す犯人。
そして、金を受け取るまでこの反抗を続けることを表明する犯人。
どうやら別の売春婦を捕まえているらしい。
警察の捜査は進む。
タイプライターの打ち方が全ての指でではなく2本の指でしか打たれていない事も判明。
そこで、犯人は学校でタイプの授業を受けていない人物――学力は中学卒業程度と推測(誤字脱字の件もあり)。
そして、警察を嘲笑うかのような犯人の様子。
そして又もや犯人との接触に失敗してしまう。
落胆する警察。
ここで心理捜査官が、これまでの事から分析し推察される犯人像――プロファイリングを発表。
「犯人は40代後半から50代前半の男性」
文章の書き方や単語の使い方から推定。
「脅迫と言う行為そのものを楽しんでいるように見える事から金目的ではなく警察に対する挑戦――犯人の目的はゲーム」
存在しない警察署宛ての脅迫状からもその事が伺えると言う。
そして、犯人は鉄道に詳しい人物ではないかとも。
やがて、犯人からゲームはやめだと言う連絡があり、その後半年がたった頃、再び事態は動き出す。
ステファニーと言う女性が誘拐されたのだ。
それにしても、やけにこと細かい謎の犯人の指示。
警察を弄んでいるようにしか見えませんね。
そしてついに金を手にした犯人。
彼はステファニーを殺すのか?
●凶悪犯をプロファイリングする●
プロファイリング――日本語で「犯人像推定」。
過去の犯罪にまつわるあらゆる情報を収集し、それを心理学と組み合わせて犯人像を推定。
この捜査法は1972年アメリカで始まったと言われます。
アメリカではこの道のスペシャリストを集めて、FBI行動科学課を設立したと言います。
犯人が何故犯罪を起こすのかを徹底調査。
これがプロファイリングの原点だと言います。
例えば連続放火犯。
その42,9%が一人暮らしの人間。
42,5%が勤務時間後犯行。
60,8%が徒歩で移動すると言うデータがあるようです。
又、殺人についてもデータ化され、7人もの男性が無差別に殺された1989年のハイウェイ連続殺人事件の時は、
@22口径の拳銃
A至近距離
B胸を撃つ
と言う共通点から犯人はほぼ女性であろうと推定。
1971年一家4人惨殺事件の時は、非常に弱腰で几帳面、逃亡先でも同じ職業に就いている、再び土地勘のある場所に戻る、と言うファイリング結果から、18年間逃亡していたこの家の主人(以前この仰天ニュースでも取り扱ったエピソード)ということを突き止める。
このときは、遺伝的なものを考え合わせて作成した人形が、ピッタリ一致したのでしたね。
アメリカではいまや欠かせないプロファイリングですが、日本でも、こうした捜査法の研究が進められているそうです。
さて、ここで再びスタジオで犯人像を大推理!
最初から人質の命を奪おうと思っていたのではと徹さん。
ゲーム好きは間違いないだろうと、鶴瓶さんと中居くん。
お金は返すんじゃないか?と中居くん。
そう言う駆け引きを警察とするのを楽しむんじゃないかと。
「1枚ずつどこかに置いていくんですよ」って(笑)。
刑事さんに恨みがあるのかなと愛華さん。
さて、この追いつ追われつの犯罪ゲームの結末は如何に。
●心理捜査官は語る!姿なき恐怖の犯人像B●
さて、第2の誘拐事件の被害者の女性は、不動産会社に勤めていたステファニーと言う女性。
彼女は、犯人の家の狭い箱の中で監禁されていた。
警察は彼女の安否を確認できないまま身代金を奪われてしまったのだが・・・・・
なんと誘拐されてから8日後、ステファニーは開放されて無事家に帰ってきた!
しかも犯人が家の近くまで送ってくれたのだと言う。
犯人を刺激しないように、長い間箱の中でおとなしく耐えていたと言う彼女。
そんなある日目隠しを外され、食事を与えられた。
ステファニーは殺されまいと、何とか犯人に気に入られようと努力したと言います。
その結果、箱から出して貰えたと言う彼女。
マイケルと言う名前まで聞き出した彼女。
犯人はステファニーに心を開き始めた。
何故、冷酷に見えたこの犯人が、こうも簡単に彼女に心を開いたのか?
実は、窃盗の罪でかつて警察に捕まったと言うこの男。
刑務所に収監されている間に重い病にかかり、右足が不自由になってしまった。
その時から自分の不幸は警察のせいだと、リーズ警察を逆恨みしていたのだとか。
そこでリーズ警察に挑戦状を送りつけたらしい。
有能なスポーツ選手だった彼は、右足を失った事で絶望し、やがて妻とも離婚したのだ。
そんな彼に明るく話し掛けたステファニー。
彼女は殺されまいとして取った必死の行動だった訳ですが、凍りついた男の心には、そんな彼女は春の女神のように見えたのでしょうね。
そして、ついに「こんな事をして悪かったね」と言う言葉を最後にかけて、彼女を家に帰してくれたといいます。
君と過ごせてとても楽しかった、とも。
その後何と、ステファニーに再び電話をかけたと言うこの男。
口封じの積りの電話だったようなのですが、どうやら彼女が自分の声を録音して警察にそれを渡すなどと言う事は、夢にも思わなかったようです。
この彼女の証言から更に詳しく作成されたと言うこの犯人のプロファイルデータ。
公開捜査に乗り切った警察。
慌てた犯人は、ここでなんとも安易な行動を取ったと言います。
各新聞社などに、自分は誘拐犯だが殺人はしていない、そしてステファニーには本当にすまないことをした、と言う広告文を送ったと言います。
けれど、テレビのニュースで、ステファニーが録音したこの男の声が報道され、流されてしまった・・・・・
この声を聞いて「聞き覚えのある声だ」と言う電話が殺到。
その中に、男が別れた妻がいたと言います。
この妻から出された夫に関する情報は、まさしく心理捜査官がプロファイリングした内容と一致するものだったたと言います。
51歳・警察に恨みがあり逮捕歴がある・鉄道マニア。
こうして、犯人のマイケルは逮捕されたのでした。
さて、こんな彼は何故、最初の少女を殺害したのか?
実は閉所恐怖症で箱に入る事を嫌がり暴れたと言うジュリー。
その為、彼女は殺されたらしい。
自分の不幸は全て警察のせいと思い込み、警察を恨み、人生を逆恨みした男。
けれど、ステファニーには本当に悪い事をした、と取調べ中にそう言って泣き崩れたとの事でありました。
自分に優しく振舞ってくれる人間にだけは心を開いた、孤独な哀しい男だったのですね。






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