【good news】




中居正広&鶴田真由でホームドラマを、と言う事から企画が始まったと言うこの物語。

「晴れ時々災難」という宣伝文句の通り、まるで天災のように降りかかってくる災難を、

持ち前のガッツと前向きのプラス志向の精神で乗り切ってゆく、

バッドニュースをグッドニュースに変えてゆくと言う元気の出るホームコメディです。

梶原一騎の劇画の登場人物の名をもじってあちこちに散りばめたというこのドラマ。

梶原劇画のもつガッツの精神を現代のニーズに合わせて、

このドラマの中で復活させている模様です。

日本人の心情(こころ)とでもいうのでしょうか。

「チャンスはピンチ」「ピンチはチャンス」。

中居くんも日頃からとても好きでよく口にする言葉ですが、

気持ちの持ちようで同じ事でもどんな風にでもとらえられるという風にも取れるし、

人生万事塞翁が馬という言葉があって、

人生どう転ぶか判らないと言う風にも取れそうです。

この中居くん扮する黒沢丈一一家に降りかかってくる災難も、

それによってこの新しい親子三人の絆をより深めていってくれるのだと取る事も・・・・・

この不況の世に咲く理想の花、輝ける希望の星となってくれる事を期待しています。



そして、私が最も注目しているのは、

この主人公黒沢丈一の、人として男としての生き方と、その誇りです。

中居くんのドラマには、いつもこの奥深い部分での「誇り」が描かれる事が多いからです。


(1999年4月11日正午記)



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6/28更新 ・・・・・・★







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