Breakfast tea(ブレックファストティー)




英国の朝食は、豪華なので有名です。
たっぷりのミルクティーと朝食。
新鮮な濃いミルクにオレンジジュース、バター、ふかふかなパン。
カリカリに焼いたベーコン。
ヨーロッパのホテルの朝食の楽しみは、この焼き立てのふかふかのパンと濃いミルクです。
フランスの朝はカフェかテかショコラと共にこのたっぷりのパンをいただくコンチネンタルスタイルですが、英国のスタイルはさらに卵やベーコンが加わり、とても豪華です。
18世紀までの朝食はとても重く、王室では8コースの朝食が用意されていたといわれます。
これを1904年、ジョージ5世の妻、クイーンメアリーが整理して定めたものが現在のスタイルです。
私はこの朝食に憧れて、以前ロンドンに行った時に当時5歳だった息子にネクタイをさせて、私自身もドレスアップして1日だけリッツホテルの朝食を予約して食べに行きました。
ピンクの内装とさざめく灯りがとても美しかったです。
その中に朝食はところせましと並べられていました。
パンはもともと食べやすい様に小さく切ってあるので、ちぎっては食べません。
又、オレンジマーマレードをつけて頂くのが正式です。
ベーコンやソーセージを焼いたものに、卵焼きやスクランブルエッグ、ボイルドエッグなどの各種卵料理。
ベイクドマッシュルームやトマト、にしんの薫製の盛り合わせ。
ヨーグルトやフルーツ。
パンはカリカリの薄焼きトーストやマフィンその他のパン。
そしてオレンジジュース。
伝統的なきっちりとした朝食の場合には、家庭でもテーブルセッティングはディナー同様に白のクロスにエレガントな磁器で楽しんでみましょう。
普段は、朝日の射し込むテラスで楽しむのもよいでしょう。
私はこれを時にピーターラビットの食器などで楽しみます。
大きなティーポットに入れたたっぷりの紅茶が朝の時間をとても優雅なものにしてくれるでしょう。





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