【カモミール】



カモミールはカモマイル、カミツレとも呼ばれ、4月から初夏にかけて可憐な白い花を沢山つけて一面に咲くキク科の花です。
全草が甘く優しく薫ります。
開花が進むにつれて中央部が盛り上がり、花びらがやがて下 に反りかえります。
ピーター・ラビットのお話の中にも出て来て、風邪を引いた時にこのカモミールのお茶を飲まされたとあり、ラビット達はこのお茶があまり好きではなかったようですが、薬草としても有名なハーブです。
アズレンと呼ばれるパワフルな抗炎症成分を含み、アレルギーにも効果的です。
化粧水や薬剤にともちいられています。
又、このカモミールと共に他の植物を植えておくと、その低木類の病気を癒してくれる働きを持つそうです。
それで、カモミールは「植物のお医者さん」とも呼ばれてきました。
ラベンダーとミックスして使用すると、いっそう効果を高めることができるでしょう。
うちの子供はこのカモミールのお茶がとても好きです。
好きな人にはリンゴのような味と言われ、この「カモマイル」はギリシア語の「カマイ・メロン(大地のリンゴ)」から来ています。
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又、このカモミールにはローマン種、ジャーマン種、ダイヤーズ(染色用)の3種類があります。
ローマン種は多年草で、現在でも医療に利用されています。
味は苦味を持ち、ジャーマン種の方が柔らかい味です。
又、黒髪をより艶やかにすると言われるローズマリーに対して、このカモミールは金髪の髪をよりやわらかく輝かせると言われています。





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