【アニス】



セリ科の一年草のこのハーブは、何百年も昔から栽培されていたそうです。
主に種子を採る為に栽培されます。
すっとした味と甘さを併せ持ちます。
丸ごと砕いてパン・ケーキ・クッキーに。
リキュール類の香り付け(アニゼット)にも使われます。
ヨーロッパではキャベツを使った料理やチーズなどにも使われます。
種子の浸出液(ハーブティ)は、風邪・咳・気管支炎を癒す働きを持ちます。
また、幼児の腹痛や吐き気を鎮めたり、授乳中の母親の乳の出も良くすると言われます。

「ローズマリーの赤ちゃん」という少し怖い映画がありました。
そこにもこのハーブの名が出てきます。
悪魔がらみの話なのですが、シェーカー教徒(キリスト教の一派)が薬用ハーブとして育てて来たハーブでもあり、良い方にも悪い方にも、魔法と結び付けられているハーブのようです。





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