1997年KYO TO KYO柿落し
8/25
トークゲスト中居正広
通称ソロコンサート
感想






なんと、この非常に倍率が高くてチケットも取れず、私が在住している京都に中居くんが来ると言うのに、ギリギリまで見ることを諦めていた、このソロコンサートに行くことが出来ました。
しかも、これが私にとっての生まれてはじめての初の生中居くんだったのでした。
中居くんが、現実の人であると言う、そのことをはじめてこの目で確認し、今後もこういう生のライブを見ることができるであろうという、全ての可能性の第一歩のつもりで足を踏み入れました。
ギリギリ「ダブったけど代わりの時間と取り替えられなかった」というひとに譲って頂けたのです。
ほんとうにほんとうにこの「はじめてのソロコン」が見たかった・・・。
だって・・・中居くんがはじめてのことに挑戦して呉れたのだから。
チケット取りに、主人も仕事の私に代わってチケットぴあの前に、前日の昼から並んでくれたりして、それも玉砕(1分で完売)、立見券の電話予約も敢え無く敗れて・・・という状態だっただけに、この、もしかしたらダブって持ってて交換できなかったばかりに空席になっていたかもしれない席が手に入れられてほっとしました。
その券を持っていた彼女とは隣同志で、そんな私にオペラグラスを貸したりして、とても親切にもして頂けたのでした。

4時15分の部で2階の右のすみっこでしたが、比較的前。
スカイシート席でした。
「立ち見の人?席ないの?」とか立ち見の人にまで気を遣ってくれる中居くん・・・。
みんなみんな形は違うけどいろんな痛い思いをしてこのコンサートのチケット手にしているんですよね。
行けなくて泣いてる人もいる・・・。
私なんて空気だけでもそばで吸いたいって思って行ったんだけど・・・。
(和服の年配の御夫人や浴衣のお嬢さん、ちいさなお子さんもおられました)
又、マー坊に扮する為にジュニアに代わって(中居くんが)引っ込もうとしたとき、「ええっ!?」という一部の会場の声(他もみんなガマンして口にださなかっただけなんだけど)に、
「判ってる。判ってるから・・・。」
と呟きながら引っ込んで行った中居くん・・・。
自分のこと「今はカッコイイべ?」と言おうとしてトチッたか「べっぴん」とか言っちゃってマジ?照れてた中居くん・・・。
そんな中居くんがやっぱり好きだ・・・とつくづく思いました。
そして、このコンサートで私は、初の生中居台風1号「みんなひとりじゃないのだ!?」を見る事が出来たのです。
最初にKYO TO KYOのミュージカルの紹介を、本来森光子さんが声だけでするナレーションも、中居くんがしてくれました。
二階の席なので、うつむいて台本を読む中居くんのカワイイ茶色の頭だけが見えて、それでも満場一致で「キャー!!」と凄い声が上がりました。
もう、そこにいる全員が、中居くんファンという会場。
SMAPのコンサート会場は、やはり5人のファンがいるわけで、それとは又違った一種独特だったあの会場の雰囲気。
いつも回りとのバランスを考えながらイロイロしている中居くんとも全然違った、そんなスゴイ空間を体感できて、本当に嬉しかったです。

生歌の「10$」もスマッピーズバージョンのしっとりした「青いイナズマ」も御上手でステキでした。
実際に見ると、2階席であることもあって(でもコンサートよりマシらしい)「近いのに遠いひと」ですが、その距離を埋めようとする中居くんの心遣いがじわじわと染みてきて嬉しかったです。
いやこれは・・・・間近で見るほどそのオーラに圧倒されるのだ、という話で、それを埋める為に彼は色々・・・自虐ネタをもすると言う感じにも見えました。
質問も受け付けてくれて、かなりポーズのはいったナカイ流のお答えだったようですけど(?)、その場の雰囲気が温かかったです。
会場と自分との距離、雰囲気をとっても考えてくれてる気がした。
たしかにコネタも多く、ちょっとしたトチリもありましたけど、そのレアっぽい雰囲気こそが妙に距離を埋めて呉れました。
これも意識してのことでしょうか??
中居くんが出てくると「中居くーん」だの「ひろちゃーん」だの、一体となった歓声でした。
中居くんってほんとうに中居くんのことを愛してるファンが多いんだなあとしみじみ思いました。
夜の部では、明日がトークゲストの慎吾ちゃんも来てくれたようですね。
ちいさくしか見られなかったけれど、中居くんは日焼けしてても「べっぴん」にふさわしく美しかったです(^^)。
(だけど「僕はべっぴん」発言に対する会場の異様な盛り上がりときたら・・・)

だけど、質問、手あげられなかった(苦笑)。
だって、絶対ホントのこととかきっとこういうところで語ってくれないもん。
ちらちら見える本音。
これを見分けるのがでも、楽しいんです(失礼)。
でも、いきなり質問、とか言って会場明るくしてくれたので、みんな興奮してました(喜)。
皆も、とっさに思い付かないと見えてあんまりパッとした質問なかったかしら。
でも、あの空気があったかかったです。
自分の声もはいってるのに「はいってないネタ」もしてましたね。
「はいってるよー」とか会場の声。
いえ、中居くんそんなこと判りきっててネタにしてるんでしょうけどね。
でもあのワザと自分を卑下?するかのようなネタ。
生の、中居ファンだけのコンサートだと、ファンとの距離を埋めるあったかさにつながってる気がしました。
ファン以外のひとだと誤解するよー的なネタ。
でも、ファンはきっと・・・判ってますから。
中居くんの場合ギリギリのラインですね。
ファンはそこが回りに対して口惜しかったりもしますから。

2階だったので、生中居見られた喜びは、あとからじわじわくるみたいでした。
最初はジュニアのショーでしたし。
でも「男宝塚」にふさわしい、しかも古(いにしえ)の京の都を意識した素敵なミュージカルでした。
だけど、実際ギリギリまでかなり痛い思いしてようやく入場出来たので、あの牛若丸とかスサノオとかなんで中居くんが混じってしてくれないの!?とちょっぴり欲求不満(ごめんなさい)。
これから売り出していく子たちだし、仕方ないでしょうけれど、中居くんのああいう立ち回りを今後でいいから見たいなあと思いました。
その位素敵なミュージカルでした。
中居くんがジュニアのダンスを楽しんでくれること望んでるだろうから、もちろんそれはそれで楽しんで味わってきましたけれど。
好きなタイプのショー内容でした。
そして、あの子達も中居くんのこととっても憧れてるらしいと聞いて、それも嬉しかったです。
そして、生中居は私には、外人さんかマネキンドールみたいにキレイでした。
生活感を感じないほど整ってた。
テレビじゃあたりまえっぽいけど現実にそういうひとが生きてそこで動いてるってスゴイと思いました(笑)。
でも、ジャニーズ顔で儚い美しさを持つ割に、何か力強いですね・・・。

それにしても、本当に私にとっては記念すべき中居くんのコンサートでした。
中居くんなりに、この時の事は「ああすればよかった」「こうすればよかった」とか、いろいろ心に残ったように思います。
そんなプロデューサー的な中居くんも又、私にとってはとても魅力です。
こういうちいさな所で今度はコントライブとかしたいな、みたいなことを中居くんが漏らしているのも聞きました。
99年夏のコントライブ実現は、こういう事も含めて思う事色々あって、一つ一つ昇華されてきたのかな・・・などとおもう次第です、






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