伝説の教師(第四回)感想

★イジメのすすめ―死への秒読み始まる!!★


今日の放送のテーマは、「イジメ」と言うことで、松ちゃんと中居くんが、予定を繰り上げて早い回での放送を希望して完成したものであるとか。
オープニングの壊されるもの「鳥かご」がテーマとも重なって印象的でした。
なにものかからの開放。
それは、自分自身からの開放でもあったりするんでしょうか。

今日はいつもにましてフリートークが多かったような気がしました。
中居くんもまるで計算マコちゃんみたいになって「可愛い顔」しだして、松ちゃんといちゃついている(笑)。
二人で何やってるのと顔が赤くなる(笑)。
二人の仲の良さが素で伝わってくるので面白いのですが、ちょっと心もち長かったかも?
二人とも素で笑っちゃって(笑)。
生っぽいリアル感は良くて、内容自体は楽しめたのですが。
もう少しコンパクトな方が、もっと笑えたかもです。

今回の「イジメ」に関する考察。
松ちゃんの「笑い」に関する考え方の一貫が伺えたようで興味深かったです。
裏を返せば人気者へのいいチャンス。
でもこれってなかなか難しい現状も考察されていていいなと思いました。
小学生くらいならイイコトでも、高校生になると回りも冷めちゃってて難しい所がありそうです。
本人の力量もありますし。
イジメ当番制。
これは相手の痛みを知るということでしょうか。
けれど、イジメル側に回って、「やっぱりボクはいじめる方は向いていない」と言う畑山くん。
その言葉にはっとするクラスメイト。
みんなは、いじめる方は面白くても、いじめられる方はイヤだと思っていたのに。
この展開にはっとしました。
この畑山くんの持つ芯の部分の強さと優しさが、このとき皆に伝わったからこそ、きっとみんなの心と通じ合えたんだろうなと思いました。
イジメは大人世界にもある、心の問題なので、永遠になくならないでしょうが、この「伝教」的なキレイ事抜きの方角からの捉え方(SMとか)。
結構面白かったです。
かごの鳥から開放されて、大空に羽ばたく子供たち。
そして人間たち。
発想を転換して別の方向に目を向ければ、イジメの見方も又変わるのでしょうか。
イジメのすすめというタイトルでしたが、イジメ問題から目をそらすのでなく、積極的に一歩踏み込んで同じ位置に立たなければ、答えはないということでしょうか。

今日の小さなツボは、牛乳を盗られて日頃の冷徹さを失って打ちひしがれる理事長(笑)。
たかが牛乳で。
妙に可愛い理事長。
そして、あのカウンセラーの先生は、ひょっとして娘?
色んなことが膨らんで楽しみです。





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