伝説の教師(第二回)感想

★ベストフレンド★



前回は、初回と言うこともあってどうしても導入の説明部分やキャラクター説明に筋が追われてしまうのは仕方がなかったと思うのですが、今回はしっかりレールにのっていて楽しかったです。
中居くんや松ちゃんの滑舌も気にならなかった。
それさえなければ私は中居くんの演技が好きですから。
少なくとも風間先生には合っている気がする。
松ちゃんも松ちゃんのキャラクターに合っていて、ぐいぐい迫ってくる感じです。

風間先生のガールフレンド。
これは毎週、週代わりで代わるんでしょうか(笑)。
美人の美容師さんと日中ワインなんか飲んじゃって(笑)。

女生徒に携帯番号教えちゃう所も、如何にも風間先生という感じですね(笑)。
しかも「だいすけ」と登録させてるなんて(笑)。
デートの為に生徒の説得を早く切り上げようと、泣き真似までしてみせる風間先生。
無駄なことは決してすまいと思っている風間先生。

そんな風間先生の、クールでドライに行きたいと思っている計算が、次々に崩されて行って 慌てる姿も、松ちゃんとの掛け合いも、ますます脂がのってきて、それがとても面白かったです。
内容も、人情話のそのベタさが逆に面白かったです。
松ちゃんって、結構ベタなほどに涙もろくて人情味のある人だったのかなと、ちょっと 感動しました。
数字。
好感度調査。

そういったものに対するアンチテーゼも、テーマとしては含んでいるんだなと思いました。
フリートークは、最初は素で二人で笑っちゃってる部分、ちょっと気になったけれど、 考えてみたら、幕間のお遊びみたいな部分があると思うので、これはこれでメリハリが あって楽しいかなと思ったことでした。

今回のはるかみたいな女の子。
こういう子って、結構いるんでしょうか。
自分の人生をリセットしたいって。
自分の人生や自分自身に自信が持てていない子。
本当の友達が出来なくて、その寂しさを虚勢で紛らわす。
そして一番大切なものを捨ててしまっている。
中途半端な生き方。
これを、楽しければいいとあいつらは思っていると、それを現代の生き方だと、諦めたような言い方で言う風間先生。
風間先生にも何か含むものがあるのでしょうか?
今後の行方も気になります。
南波先生はもういきなりキレるし(笑)。
自分勝手だし(笑)。
生徒の日記は勝手に読んで笑うし(苦笑)。
けれどなにか壁を打ち破ってしまう、そんなパワーを感じます。
借金取立人、浅井氏とのシーン。
なんかドキドキする。
怖いです(笑)。
かなり裏がありそうですね。
浅井演じる竹中直人氏と松ちゃんのシーンは、まるで任侠道をイメージさせます。
もしかして、浅井は理事長(夏木マリ)あたりとつるんで何かたくらんでるんでしょうか。
色んな事知りすぎ(笑)。
今後の展開も楽しみです。

しかし、南波が生徒を監禁までしてしまうとは思いませんでした。
小娘が判ったような事を、えらそうにいう時代(笑)。
けれど、その虚勢がつぎつぎに剥がされていく。
松ちゃんの怒りみたいなものがぶつけられていく。
その行き過ぎに上手に突っ込む役の風間先生とのコンビが、とてもいい感じです。
最後にしんみりと泣かせる展開で、ホロリと来てしまいました。
風間先生こと中居くんの、「ジャニーズのプロ(by松ちゃん)」の表情も、話の流れ的にそれを倍増させてくれました。
番宣の時に見たのより少々カットされてたのが残念でしたが。

「相手の欠点を10個いえる」
それでも友達でいるということ。
価値観が全く同じ人なんて、確かにないと思います。
相手と価値観が違ってもそれを認められる、尊重できるとしたら素晴らしいことですね。
それ以上に欠点は長所、長所は欠点。
同じものでも見方によって、長所になったり欠点になったりするんだもの。
そういうのを全部かみ含めてまるごと好きっていうことかしら。

今日の女の子はるかのお母さん役、田島令子さん。
この人の声はとても美しく、バイオニック・ジェミニーや、アニメのクイーンエメラルダス、ベルばらのオスカルの声優さんでもある方ですが、女優さんとしては最近こういう役が多いですね(笑)。

毎週変わるタイトルバック。
毎回毎回カッコイイです〜〜
前回は鏡でしたが、今回壊したものは黒電話。

松ちゃんも中居くんも、お二人とも目がとてもシャープで素敵です。





戻る