伝説の教師(第十回)感想

★顔のない17才爆弾予告!!2年D組監禁爆破事件★



本日壊されるもの。
お金の一杯入ったガラス瓶。
単に借金返したことを意味したのでしょうか??
それとも庇護されているものとして、少年法?
今回は、少年が自ら殻を破らなければいけない、そう言う感じの内容でしたが。

今日の初っ端の松ちゃんにはすっかり笑わせられました。
いきなり頭にヒマワリ咲かせましたか。
先週の予告の後いきなり出た扮装ですね。
それだけタナボタで借金返せた舞い上がりぶりが伝わってきました。
でもこれって無免許運転に出会って運良く?お金せしめたものの、自分も教員免許が無免許って言うのに繋がっていたんですね。
今回の少年犯罪。
典型的な逆恨みと言う感じでしたが、風間先生に対して、認めて欲しいという屈折した生徒としての愛情が、この少年の根本にあったのかもと思ったりしました。
風間先生に覚えていて欲しかったんですね。
普通に見れば、風間先生の言葉は優しいし、いい先生じゃないですか。
可能性は、人に見つけて貰うものではなく、自分で見つけるものなのに、愛情が屈折した時、過激な行動を取ってしまうこの少年。
ムカムカ来る位に学校のせい社会のせいと何でも人のせいにしてしまうこの少年タカBの甘え。
くれないくれないと、自分で努力もせずに甘えすぎ。
デフォルメだと思いますが、逆にリアルに伝わってきました。
一言では説明出来ないことだけれど、多かれ少なかれ、こういう屈折した思いから、少年犯罪も起こるのでしょうか。
それに対して、やはり全力で向かっていくしか答えは無いのか。
風間先生も、前回のことや南波先生との出会いを通して、何か心の奥から湧き上がる熱いものを取り戻したように見えた回でした。
だけどこのタカB。
かなり賢いようですが、この位の頭があったら、もっと自分で目立つことが出来たと思うのですが、頭でっかちで自分の殻に閉じこもって歪んでしまっている子供が増えているのでしょうか。
そして、ただ興味本位に短絡的に報道するマスコミへの怒り。
南波先生のキレぶりが小気味良かったです。

そして嵐が過ぎ去ったように、姿を消した南波先生。
ぽかんと穴が開いたような淋しい表情の風間先生。
次週が楽しみです。





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